2024.08.13
マチュピチュ紀行 ~感動、ときどき高山病~
Hola!こんにちは
かなり久しぶりのブログの更新です(申し訳ありません…!)
ゴジてれ30周年記念として
6月末から7月にかけて念願のペルー・マチュピチュに行ってきました。
旅に出ている間も、ゴジてれの中で写真を紹介してもらったり、
SNSで発信したりしていたこともあって、
帰国してからいろんな方から、
「おかえりなさい!」とか
「高山病大変だったね!」と声をかけていただきました。
(高山病に対するリアクションを一番いただいております笑)
見守っていただきありがとうございました。
感謝の気持ちをこめて、旅のエピソードをご報告します!
かなり久しぶりのブログの更新です(申し訳ありません…!)
ゴジてれ30周年記念として
6月末から7月にかけて念願のペルー・マチュピチュに行ってきました。
旅に出ている間も、ゴジてれの中で写真を紹介してもらったり、
SNSで発信したりしていたこともあって、
帰国してからいろんな方から、
「おかえりなさい!」とか
「高山病大変だったね!」と声をかけていただきました。
(高山病に対するリアクションを一番いただいております笑)
見守っていただきありがとうございました。
感謝の気持ちをこめて、旅のエピソードをご報告します!
ダイナミックな自然と人間の英知が集まった絶景に感動… |
世界遺産として世界的に有名な南米ペルーのマチュピチュ。
実は、約100年前に移民として渡った
福島県大玉村出身の野内与吉さんが初代村長だったことを
皆さんご存じでしょうか。
与吉さんの功績をたどり、国境や歴史を超えた絆を見つけるために
今回旅に出ました。
15日間の旅を振り返ると、一瞬一瞬が貴重で、
膨大な情報量になってしまいそうなので
3つのポイントで振り返ります。
実は、約100年前に移民として渡った
福島県大玉村出身の野内与吉さんが初代村長だったことを
皆さんご存じでしょうか。
与吉さんの功績をたどり、国境や歴史を超えた絆を見つけるために
今回旅に出ました。
15日間の旅を振り返ると、一瞬一瞬が貴重で、
膨大な情報量になってしまいそうなので
3つのポイントで振り返ります。
野内与吉さんの子や孫の皆さんとお墓参りをしました。私たちを導いてくださってありがとうございます。 |
①高山病をあなどってはいけない
マチュピチュの手前の都市、クスコは標高約3400m。
富士山に登ったことがない私にとって、人生で初めて経験する標高です。
クスコに到着したときは、世界遺産の美しい石畳の街並みや、
広場で華やかに開催されている祭りに胸が高鳴り、
幸せな気持ちでいっぱいでした。
(空気が薄いことによる動悸ではありません。多分。)
一日目は無事に終了。大丈夫そうだぞ。
二日目は、せっかく美しい街並みなので
少し高いところから全体を撮影しようと
さらにゆっくり1時間くらいかけて高台に上りました。
展望スポットからの景色は、それはそれ美しく感無量…
一通り一日楽しく撮影をして、夕方ホテルに戻ってくると異変が。
…ガンガン頭痛がするんです。
ちょっと横になって一休みするも一向に良くなりません。
吐き気がして震えが止まらず、
寝ようと思っても、呼吸が浅いせいか1時間おきに目が覚めてしまいます。
心細い一夜をやり過ごし、翌日マチュピチュへ移動。
朝6時から揺れるバスで7時間の移動は体にこたえました。
さらにそこから10キロのリュックを背負って(大事な大玉村のお米1キロが入っています)
10キロ余り歩かなければなりません。
半泣きになりながら、途中ディレクターに手伝ってもらいつつ(優しさが染みる…)
一歩ずつ進みます。
山奥で圏外のため自分たちがどのくらい進んだのかもわからず、
歩いても歩いてもゴールが遠のいていくような感覚で
結局4時間半歩き、街に着くころにはあたりは薄暗くなっていました。
幸いマチュピチュの方が標高が低いため(2千メートル台)自然に頭痛はおさまりました。
もしマチュピチュに行く方がいらしたら時間差で高山病になることもあるということを心得てくれぐれも無理せずお過ごしください(涙)
マチュピチュの手前の都市、クスコは標高約3400m。
富士山に登ったことがない私にとって、人生で初めて経験する標高です。
クスコに到着したときは、世界遺産の美しい石畳の街並みや、
広場で華やかに開催されている祭りに胸が高鳴り、
幸せな気持ちでいっぱいでした。
(空気が薄いことによる動悸ではありません。多分。)
一日目は無事に終了。大丈夫そうだぞ。
二日目は、せっかく美しい街並みなので
少し高いところから全体を撮影しようと
さらにゆっくり1時間くらいかけて高台に上りました。
展望スポットからの景色は、それはそれ美しく感無量…
一通り一日楽しく撮影をして、夕方ホテルに戻ってくると異変が。
…ガンガン頭痛がするんです。
ちょっと横になって一休みするも一向に良くなりません。
吐き気がして震えが止まらず、
寝ようと思っても、呼吸が浅いせいか1時間おきに目が覚めてしまいます。
心細い一夜をやり過ごし、翌日マチュピチュへ移動。
朝6時から揺れるバスで7時間の移動は体にこたえました。
さらにそこから10キロのリュックを背負って(大事な大玉村のお米1キロが入っています)
10キロ余り歩かなければなりません。
半泣きになりながら、途中ディレクターに手伝ってもらいつつ(優しさが染みる…)
一歩ずつ進みます。
山奥で圏外のため自分たちがどのくらい進んだのかもわからず、
歩いても歩いてもゴールが遠のいていくような感覚で
結局4時間半歩き、街に着くころにはあたりは薄暗くなっていました。
幸いマチュピチュの方が標高が低いため(2千メートル台)自然に頭痛はおさまりました。
もしマチュピチュに行く方がいらしたら時間差で高山病になることもあるということを心得てくれぐれも無理せずお過ごしください(涙)
標高約3400メートルのクスコ。 |
かつてインカ帝国の首都だった美しい街です。 |
高山病でダウン…。苦しさと心細さで、夜が長く感じました。 |
②マチュピチュ遺跡はやっぱり圧倒的にすごかった
そんなこんなで福島から1万6千キロ。
果てしなく遠く感じる旅路を経て、出発から6日目に遺跡へ。
崖の上に築かれた「天空都市」といわれるだけあって、
麓から遺跡は見えず、期待を募らせて向かいます。
入り口から林を少し歩いて、前が開けた瞬間、
夢に見たマチュピチュ遺跡が目に飛び込んできました。
圧倒的にダイナミックな自然と、神秘的な石の街並み。
本当にこんな世界があったんだと、心の底から感動して、涙が溢れました…。
それにしてもインカの人々はこんな断崖絶壁の上に、
よく重い石を緻密に積み上げて街をつくったなぁ。
文化や時代を超えて、訴えるものがあり、
世界中の人を惹きつける理由がわかります。
そんなこんなで福島から1万6千キロ。
果てしなく遠く感じる旅路を経て、出発から6日目に遺跡へ。
崖の上に築かれた「天空都市」といわれるだけあって、
麓から遺跡は見えず、期待を募らせて向かいます。
入り口から林を少し歩いて、前が開けた瞬間、
夢に見たマチュピチュ遺跡が目に飛び込んできました。
圧倒的にダイナミックな自然と、神秘的な石の街並み。
本当にこんな世界があったんだと、心の底から感動して、涙が溢れました…。
それにしてもインカの人々はこんな断崖絶壁の上に、
よく重い石を緻密に積み上げて街をつくったなぁ。
文化や時代を超えて、訴えるものがあり、
世界中の人を惹きつける理由がわかります。
マチュピチュの人気者「リャマ」も絵になります。 |
「アンデネス」と呼ばれる段々畑。断崖絶壁にこんなに緻密に石が積み上げられているなんてミステリー! |
③世界にはミラクルがあふれている
そんなマチュピチュ遺跡のふもとにあるマチュピチュ村。
ジャングルの奥地にポツンとある集落にも関わらず、
たくさんの飲食店や宿泊施設があり、毎日のようにイベントが開催されてとってもにぎやか!
遺跡を世界中の人が訪れることができるのもマチュピチュ村あってのことです。
その基盤を作り、初代村長になった方が
日本人で福島出身の方だということが、とても誇らしく感じられました。
大玉村とマチュピチュ村は友好都市になっていて、交流が続いています。
また、この絆を未来につないでいこうという動きが様々な面で始まっています。
地球のほぼ反対側に位置していても、みんなつながっている、
世界はミラクルであふれているな、ということに感動しました。
そんなマチュピチュ遺跡のふもとにあるマチュピチュ村。
ジャングルの奥地にポツンとある集落にも関わらず、
たくさんの飲食店や宿泊施設があり、毎日のようにイベントが開催されてとってもにぎやか!
遺跡を世界中の人が訪れることができるのもマチュピチュ村あってのことです。
その基盤を作り、初代村長になった方が
日本人で福島出身の方だということが、とても誇らしく感じられました。
大玉村とマチュピチュ村は友好都市になっていて、交流が続いています。
また、この絆を未来につないでいこうという動きが様々な面で始まっています。
地球のほぼ反対側に位置していても、みんなつながっている、
世界はミラクルであふれているな、ということに感動しました。
村の皆さんと一緒にパレードに参加させていただき、忘れられない思い出になりました。 |
大玉村から運んできたお米で、おむすび伝道師の山田さんとマチュピチュ観光大使のジェシーさんがおむすびを作ってくれて、地元の子供たちにふるまってくれました。みんながおいしいおいしいとたくさん食べてくれて報われました。 |
マチュピチュ取材を実現するために1年前から準備を進め、
紆余曲折や苦労もありましたが、
想像以上の驚きと発見がありました。
旅を応援してくださった皆さん、
また快く送り出してくれて不在の間サポートしてくれた仲間にも感謝です。
思いのたっぷり詰まったマチュピチュ企画の放送を
一人でも多くの皆さんにご覧いただけたらなと思っています。
紆余曲折や苦労もありましたが、
想像以上の驚きと発見がありました。
旅を応援してくださった皆さん、
また快く送り出してくれて不在の間サポートしてくれた仲間にも感謝です。
思いのたっぷり詰まったマチュピチュ企画の放送を
一人でも多くの皆さんにご覧いただけたらなと思っています。
現村長のエルヴィス村長にもインタビュー。このお部屋には与吉さんの肖像も飾られていました。 |
放送の日程は、
★ゴジてれChu!第3部 18:15~
8月8日(木)(放送済み→YouTube中テレ公式チャンネルで動画をご覧いただけます)
★ゴジてれChu!第1部 15:50~
8月13日(火)~16日(金)
★ゴジてれ×Sun! 16:25~
8月18日(日)・25日(日)
ぜひご覧ください♪
それでは、暑い日が続いていますが、
皆様お体を第一に元気にお過ごしください。
Chao!
★ゴジてれChu!第3部 18:15~
8月8日(木)(放送済み→YouTube中テレ公式チャンネルで動画をご覧いただけます)
★ゴジてれChu!第1部 15:50~
8月13日(火)~16日(金)
★ゴジてれ×Sun! 16:25~
8月18日(日)・25日(日)
ぜひご覧ください♪
それでは、暑い日が続いていますが、
皆様お体を第一に元気にお過ごしください。
Chao!
チームマチュピチュ!大玉村出身の杉原ディレクターと旅のプロ皆川ディレクターです。 |
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