福島中央テレビ

中テレの社員たち

中山 可那子

中山 可那子

NAKAYAMA KANAKO

事業部

2008年入社

「見てみたい、食べてみたい」を叶える仕事

事業部では、イベントの企画や運営を行っています。「ふくしまラーメンショー」をはじめとするグルメイベント、サッカーや野球などのスポーツ大会、絵画展などの文化催事と、年間を通して様々な分野の事業をおこなっています。時には東京などで話題のグルメやイベントなどを誘致することも。福島の魅力を再発見したり、福島に居ながらにして「こんなに楽しい体験ができる!」「美味しいものが食べられる!」と感じていただいたりすることで、もっと地元が好きになるきっかけになればと考えています。開催日程やゲストを決めたり、告知物のデザインやコマーシャルの構成を考えたり、催事が始まれば安全管理や会場案内など、業務の内容は多岐にわたります。

中山 可那子

テレビ局が行うイベントの特徴・強みは何と言っても「放送との連動」です。開催前は、自社の番組やCM枠で魅力を告知。開催中は生中継でイベントの盛り上がりを伝え、視聴者と共有することができます。印象的な仕事は、初めてプロデューサーを務めたグルメイベント「中テレ秋フェス2017」です。肉がメインのイベントのため、名前に「肉」が付くタレントさんをゲストに選定。「肉」をテーマに都内で楽しく事前のロケをおこない、自社番組で特集を放送しました。結果、当日は特集をご覧になったたくさんの方に足を運んでいただき、テレビの広報力を実感しました。

中山 可那子

アクションを起こせる面白さと、成功するかどうかのドキドキ感

アイデアを実現する、そして興味を持って来場してくれる方がいる。そのことを目の前で実感できるのがこの仕事の醍醐味です。イベントをプロデュースする時に大切にしている視点は、「どれだけ地域の活性化に貢献できるか」ということ。自治体をはじめとして、その地域の観光協会、商工会など様々な立場の人と力を合わせて相乗効果を生み出す面白さがあります。開催中は何かと心配は尽きませんが、来ていただいた方への感謝の気持ちはひとしおで、無事に終えたときの達成感は何倍にもなります。

中山 可那子

人との出会いが財産

イベントには、こうなったらいいなという理想を実現させて、何かを変えていく力があると思います。東日本大震災・原発事故から時が経つにつれて、また地域によって、ニーズが変わってきています。何気ない話の中にも、今その地域には何が必要なのかというヒントがあり、それを解決できるような企画を一緒に作っていくこともできます。

震災の翌年から継続している「ふくしまラーメンショー」がその一例です。子どもたちが外遊びを控える時期が続いたために、公園は静まり返り、避難などで家族が離れて暮らす家庭も多くありました。

中山 可那子

そこで、もう一度家族の笑顔が広がり、子供たちの元気な声が響く空間を公園に作ろうと、ラーメンショーを始めました。現在はさらに一歩進んで、ゴールデンウィークのお出かけ先としての観光振興や、地域の更なる活性化を目指して継続しています。

また、この仕事の魅力は人脈が広がることです。イベントを通して得た人脈は県内に留まらず、イベントに出店してくれた全国のお店にも広がります。イベントごとに、知り合いが増えていく。そこからまた新たな人とつながる。こうして出会った皆さんと一緒に「福島っていいな」と思えるようなイベントを作っていきたいです。

中山 可那子

休日の過ごし方

乗馬や流鏑馬の練習に通っています。

国内の大会、そしていつかは世界大会に出たいという夢があります。

人馬一体となるには一筋縄ではいかない難しさがありますが、何より馬のかわいさに癒されてリフレッシュしています。

中山 可那子
2024年4月 更新

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