今から155年前、1868年の戊辰戦争で幕府軍として戦った二本松藩。近代的な武力と兵力で圧倒的に迫り来る新政府軍に対し、12歳から17歳の二本松少年隊が郷土のために命を懸けて立ち向かいました。二本松市内には城下で繰り広げられた壮絶な戦い、数々の悲劇を物語る史跡が数多く残されています。春には満開の桜によって霞がかかったようにも見える二本松城は別名・霞ヶ城とも呼ばれます。この霞の国に残された数々の歴史スポットをめぐりながら、戊辰戦争における壮絶な悲話を再現ドラマを交えて紹介します。

「義」のために命を捨てて戦い抜くことを誓った二本松の運命の瞬間。

あどけない少年たちが藩のために命を捨てる覚悟で出陣。涙なしに語れぬ出陣前夜のエピソード。

教えを頑なに守り、少年たちが命と引き換えに成し遂げた武功とは。