国見町の「どぶろく」が国際品評会で銀賞受賞！お財布にやさしいランチも楽しめる農園レストラン

Chu! PRESS

2025.06.28

白くてとろっとした口当たりが特徴的なこちらは、国見町のコシヒカリと水で醸した「あつかしのどぶろく」。ピリッと辛く、少し酸味も。後からコメの甘みが広がっていく味わいです。

ことし4月、酒ソムリエ協会が主催する品評会「Tokyo酒チャレンジ2025」において、どぶろく部門で銀賞を受賞しました。外国人も審査員を務める品評会とあって、国際的に評価された酒といえます。

オープンから3年での快挙！

このどぶろくを造っているのが、井内良則さん。国見町のJR藤田駅からほど近い場所で、農園レストラン「彩季亭（さいきてい）」を営んでいます。

「国見の憩いの場」を目指して営業中！

木の温もりがあふれる客席。そしてキッチンの奥に併設されているのが、どぶろくの醸造所です。

県外から足を運んでくれる人も

自らの手でお酒が造りたかった井内さんは、サラリーマンを辞めた後、3年半前に国見町に働きかけて「どぶろく特区」の認定を受けました。そして、自身で栽培したコシヒカリと国見町の水で「あつかしのどぶろく」造りを始めました。

おととし取材に伺った際は、「ゆくゆくは世界で認知されたい！」と話していた井内さん。その目標が早くも叶った形です。

「どぶろく」で国見を元気に！

「彩季亭」では、火入れ前の「生のどぶろく」もいただけるということで、「飲み比べセット」も楽しめます。生きた酵母によるシュワシュワとした爽快感も、味わってみたい魅力の一つです。

飲み比べてみると、違いが歴然と！

おつまみには、北海道から仕入れた特製の「十勝豚の生ハム」をどうぞ！「どぶろく」のコクと生ハムの塩気が相性抜群です。

「どぶろく」の旨みを引き立ててくれる

さらに、こちらでは1000円でお釣りがくるランチも味わうことができます。地元・国見町や福島県産の食材にこだわったものばかり！

最も人気なのは、国見町の農家から仕入れた卵を使った「ふわふわオムレツプレート」です。雑穀米にサラダや小鉢も付いてボリューム満点！ふわふわで濃厚なオムレツはスフレのような食感で、口に入れると溶けていく…おいしさがじんわりと広がります。

オムレツのふわふわ食感と、雑穀米のプチプチ&モチモチ食感を同時に！

続いて、北海道札幌市出身の井内さんが試行錯誤を重ねた自慢の一品！旬の地元野菜がゴロゴロ入った「野菜スープカレープレート」です。スパイシーな一方で、サラサラと食べられる仕上がりです。野菜も素揚げをしているため、とても香ばしい！

カレーの味わいが野菜にもしっかりと染みている

6月からの季節メニュー「ツルツルつけ麺プレート」もおすすめです。豚バラ肉やキュウリ、ネギといった具材を加えて、醤油ベースの温かいスープでいただきます。冷たい麺は喉ごしが良く、この時期ならではのおいしさが味わえます。

モチモチの太麺

5種類ある華やかなランチは、すべて900円！お財布にやさしく、お腹も心も満たされるメニューばかりです。

それに加えて楽しめる「あつかしのどぶろく」は、「彩季亭」で購入できるほかオンライン販売もしています。国際的に評価された国見の味を、ぜひ味わってみたいものです。

Chu!PRESS編集部