福島市のお寺に心休まるカフェがオープン！体に優しいメニューで癒しの時間を過ごす

Chu! PRESS

2025.04.07

福島市の南部にある「位作山(いさくさん)　陽林寺(ようりんじ)」は500年以上の歴史があるお寺で、本堂や敷地などは市の指定文化財になっている。その本堂の隣にオープンしたのが、「樹楽里寺巣(きらりてらす)」というカフェだ。カフェも200年以上歴史のある建物を改装して造られたものだという。まずいただくのは「伊達寺巣そば」。福島県産の米粉を使った米粉麺を使っているグルテンフリーのメニューだ。

お寺の中にカフェとはびっくり！

お味は…麺はとても弾力がある！付け合わせの伊達鶏も、鶏の旨みが濃くて美味しい。
米粉麺のほかに、玄米を使った玄米麺も選べるそう！玄米の香ばしい香りが楽しめるのだという。麺の種類が2種類から選べるのも嬉しい。

わさびと柚子胡椒で味変もできる

そして、丼の横に添えられているのは十五穀米のおむすび、「きずな結び」だ。スープに混ぜてリゾット風にいただく。一口食べてみると…スープの旨みとご飯がよく合う！
こちらの「きずな結び」という名前は、「沢山の人とのご縁を繋いでいきたい」という思いで名付けられたそうで、お寺の有り難みと温かさを感じる。

ピザの形が「わらじ」だ！

他にもおすすめだというメニューが福島牛と紫玉ねぎを使ったピザ、「WARAJI（わらじ）」。アメリカにある「バウムラボ樹楽里」の姉妹店と共同開発したグルテンフリーのピザ生地が使われている。そのお味は…生地がサクサクで美味しい！福島牛の旨みと紫玉ねぎ、ブラックペッパーがよく合う。ピザの形は福島わらじまつりの「大わらじ」に似せているのも面白い！

寺バウムは全６種類

最後はデザート！福島県産の米粉を使った「寺バウム」だ。甘酸っぱいベリーのソースがかかっていて見た目も華やかだ。バウムクーヘンとソースを絡めていただくと…間違いない美味しさ！

お寺ではかわいい御朱印もとても人気！

陽林寺では毎年6月頃に紫陽花が見頃を迎える。梅雨の時期でもお出かけしたくなる美しさだ。
樹楽里寺巣の代表・齋藤陽一さんは、「お寺という癒しの空間で心が休まるようなカフェを開きたい」という思いでお店をオープンしたのだという。

福島松川スマートチェンジから県道を進み平田郵便局の交差点で曲がると案内あり

お店の名前も開放感のある「テラス」とお寺をかけたものだ。窓も大きくてとても気持ちの良い空間が広がっている。お寺の中にあるカフェでゆっくりとした癒しのひと時を過ごしてみてはいかがだろうか。
Chu!PRESS編集部