「子どものYouTube視聴は遊びのアイデアが広がる」日本一有名な保育士のアドバイスに平野ノラさんも“おったまげ~!” /連載記事「にこたむfes.オンラインレポート」前編|Chu! PRESS|福島中央テレビ
NOW
ON AIR

Chu! PRESS

2021.11.08

「子どものYouTube視聴は遊びのアイデアが広がる」日本一有名な保育士のアドバイスに平野ノラさんも“おったまげ~!” /連載記事「にこたむfes.オンラインレポート」前編

##Chu!PRESS編集部
#きぼう
#子育て
#イベント
「子どものYouTube視聴は遊びのアイデアが広がる」日本一有名な保育士のアドバイスに平野ノラさんも“おったまげ~!” /連載記事「にこたむfes.オンラインレポート」前編

【この記事の内容】
■平野ノラさんとあばれる君の子育て
■現役保育士・てぃ先生の子育てアドバイス
 ・子どもの語彙力を伸ばす声かけの方法
 ・幼稚園児の自宅学習
 ・子どものYouTube視聴
 ・野菜嫌いとの向き合い方
 ・子どもを怒りたくなった時の対処法


7か月の娘“バブ子”ちゃんの子育てを記したブログが多くのママの共感を集めるお笑い芸人・平野ノラさんが、10月24日に行われた子育てイベント「にこたむfes.オンライン」の座談会にゲストとして参加。自身の子育てについて語りました。

「昨日できなかったことがきょうは出来ている。『こんな高い声が出るんだ!』とか、ずりばいのペースが少しだけ早くなったとか。毎日発見で、毎日幸せを噛みしめています。」

平野さんに加え、同じくお笑い芸人・あばれる君も5歳と0歳の2児を育てるパパとしてこの座談会に参加。視聴したおよそ100組の親子は、同じパパとママとしてのリアルな子育て体験談に熱心に耳を傾けていました。
この座談会には、日本一有名といわれる現役保育士・てぃ先生も参加。TwitterやYouTubeで子育ての楽しさや子供との向き合い方を発信し、それぞれ50万人近いフォロワーがいる「てぃ先生」。全国50か所以上の保育園の「顧問保育士」を務め、著書は累計60万部を突破している、言わば「カリスマ保育士」です。
参加者の話に耳を傾けるてぃ先生
参加者の話に耳を傾けるてぃ先生
平野ノラさんも「てぃ先生」のYouTube視聴者の1人。(特に好きなところはオープニングの「はい、どうも!てぃ先生です!」という挨拶だとか)

そんなノラさんが「てぃ先生」に質問したことは??
 

「7か月の娘に絵本もよく読み聞かせていますが、言葉のシャワーはたくさん浴びせたほうがいいのでしょうか。」
 

言葉は浴びせるほど良いのではと感じますが…てぃ先生はこう話しました。

「シャワーと言っても、乱雑に浴びせるのではなく『子どもの関心』に合わせた言葉を話した方がいいですね。子供が外の景色を見ている時間であれば、『きょうはお空が青いね』とか。ぬいぐるみを見ていたら『毛がふさふさしていて可愛いね』とか。

例えば、お子さんの関心がぬいぐるみに向いているのに、お父さんお母さんが『これは本だよ』と別の物を指して伝えると、一時的にぬいぐるみを本だと思ってしまいます。

これは『共同注意』といって、お父さんお母さんとお子さんが同じものに意識を向けている状態で『これは本だよ』『これはぬいぐるみだよ』と伝えないと、むしろマイナス効果になってしまう可能性もあります。」
子どもの関心に合わせて…「これはトーマスだよ」(子供の心の声「なんかちがう」)
子どもの関心に合わせて…「これはトーマスだよ」(子供の心の声「なんかちがう」)
なるほど…。
つまり『子供の関心』に合わせた言葉をたくさん伝えることが、語彙力を上げることにつながるんですね。

これにはノラさんも“おったまげ”。
「私もしっかり子どもが何に興味を持っているか観察する必要がありますね。」と頷いていました。

子育てイベント初参加というあばれる君も、てぃ先生の考えに興味津々。たくさんの質問を投げかけました。

【あばれる君の質問①】
「幼稚園児の子どもに家で勉強を教えた方がいいのでしょうか。厳しめの幼稚園で頑張っている分、家ではリラックスさせる方針なのですが…。」

 

これに対して、てぃ先生の返事はこちら。

「幼稚園でお子さんがしっかり頑張っているのであれば、僕はおうちではリラックスさせた方がいいと思います。お子さん側から『家でもやりたい』という意欲があるのであれば付き合ってあげたらいいのではないでしょうか。」

てぃ先生は、疲れている様子であれば家はリラックスできる場所にしてあげることが大切だと話しました。
 


【あばれる君の質問②】
YouTubeを見る時間が長くて…。やはり短時間にした方がいいのでしょうか。

 

「昔はテレビや本、おもちゃだったものが、今はスマートフォンやYouTubeに変わっただけのように思います。お父さんお母さんが気にされているのは、YouTubeを見ていることではなくて、見ている時間が『無駄な時間』なのではないかと不安に思ったり、自分が何もしていないことに対して罪悪感を覚えてたりしているのではないかと思います。

例えば、ヒカキンさんの動画を見た場合、見終えた後に『ヒカキンさんはどんなことしてた?』『どんなものを紹介してたの?』という質問をしたり、感想を言い合う時間を作ったりすることで、自分の感じたことをアウトプットする訓練にもなります。

お父さんお母さんにとって無駄な時間ではなく、子どもとのコミュニケーションの時間にもなり、罪悪感も薄れるのではないでしょうか。YouTubeは遊びのアイデアが広がるし、使い方次第だと思います。」

加えて、てぃ先生は目の健康面から2歳ごろまでは1時間程度にとどめておくことを勧めつつ、動画に頼らざるを得ない状況では気にしすぎないよう呼びかけました。
 
あとで動画の感想聞かせてね!
あとで動画の感想聞かせてね!
まだまだ続く、2児のパパ・あばれる君の質問。続いては「野菜嫌い」について。
 

【あばれる君の質問③】
「野菜を紛れ込ませて食べさせていますが、それでいいのでしょうか。」

 

これに対し、てぃ先生は驚きのデータを話しました。

「2歳時点でのお子さんの偏食の割合は約半数と言われています。100人のうち50人は偏食ということになります。とにかく重要なことは、お子さんたちに慣れてもらうこと。調理していない状態の野菜を見たり、たくさん触れたりすることもいいと思います。

調理後の野菜も同じで、何度も見て慣れていくことが大切です。2~3回出して、食べなかったら諦めてしまうお父さんお母さんも多いのではないでしょうか。そうすると子どもが慣れないままに終わってしまいます。お父さんお母さん側も辛抱して、10回、20回と出し続けると偏食は改善しやすくなると思います。」

20回という数字にあばれる君もビックリ。平野ノラさんも「たしかに子どもにとっては未知の生物ですもんね。はじめから絶対食べるものと思わない方がいいですね。」と頷いていました。
 
育ててみるのも苦手克服につながるかもしれません。
育ててみるのも苦手克服につながるかもしれません。
次の話題は、視聴者から多く質問が寄せられた子育て中の「ストレス解消法」について。

あばれる君が最近お子さんに怒りたくなった出来事は…?

「子どもが絵具用の水が入ったペットボトルを倒し、プレステ4にかけられたこと…。でも、子どもも人間と人間同士、対等だから怒ってはいけないと聞いたことがあるので、イラッとした時は『にやぁ』っと笑うようにしています。」

この怒りたい時こそ笑うあばれる君の行動、実は理にかなったものかもしれません。てぃ先生は次のように話します。

カッとなったときこそ、スキンシップをするといいです。相手に対して怒鳴りそうになったときに、例えば頭を撫でてあげるとか。基本的に人間は行動と言動が一致するようになっているので、頭を撫でながら怒鳴るということは出来ません。」
 
これに対しあばれる君は「なるほどすごくわかりやすいな。でもこぼした時はまず拭きたいです。拭いてから抱きしめます。」と話し、笑いを誘いました。

アドバイスがぎっしり詰まった約90分間の座談会。あばれる君と平野ノラさんはこう感想を話しました。

平野ノラさん
「本当に目からウロコでした。ついつい大人の都合で考えてしまうけれど、子供の世界がどう見えてるのかというのをもう一度勉強したいなと思います。」

あばれる君
「なんとなくこれでいいのかなと考えて試しながら子育てをしてきた。きょう直接アドバイスを聞いて、すぐ実践できることがあったのでやってみたいと思います。」

そして結びに、てぃ先生が伝えたことはー。

「いい子育てしたいと考える方が多いと思いますが、幸せの価値はお父さんお母さんも同列にあります。自分が何をしたら楽しいか、面白いか、幸せかということころを考えていくと、結果その幸せが子育てにも波及していくと思います。ぜひお子さんと同じくらいご自身のこと大事になさってください。」

連載記事の後編では、視聴者のみなさんから寄せられた質問についての「てぃ先生」のアドバイスをお伝えします。

【後編記事はコチラ】
https://www.fct.co.jp/press/local_news_163634704632107

Chu!PRESS編集部 O社員
おすすめ情報