アメリカ・ミネソタ州にあるミネアポリス美術館(通称・Mia)は、9万点に及ぶ世界各国の美術品を収蔵しています。日本美術についても充実しており、質の高い浮世絵コレクションが有名です。近年それに加え、クラーク・センター、バーク財団から絵画、工芸品などが寄贈され、9千5百点あまりの日本美術コレクションを有する欧米屈指の美術館となりました。
本展はその中から、水墨画、狩野派、琳派、南画、奇想派、浮世絵など、中世から近代に至る選りすぐりの絵画90点余を公開いたします。雪村周継(三春)や谷文晁(白河)、浦上春琴(会津)、佐竹永海(会津)など、県内ゆかりの画家による作品や、初の里帰り作品が一堂に会する貴重な機会となります。人気絵師たちの華やかな競演をお楽しみください。