ザルの上にチラシを置き、そこに生ごみを捨てる。ネットを被せ、ベランダで一晩干して乾燥させてから捨てる。匂いが強い時は重曹を少し振りかける。誰でも簡単にできそうなごみ減量アイデア。
※野生動物などに十分注意してください
<評価ポイント>
身近な物を使用し、誰でもすぐに取り組めるアイデア。水切りもしており、匂いに対する対策もしっかりしている。三角コーナーを使用しないという点も評価。
<多賀涼子さんの生ごみ減量アイデア>
ザルの上にいらないチラシを置きます。
野菜や果物の皮は台所の三角コーナーではなく、ザルの上に直接捨てます。
(写真はきゅうりや桃、ズッキーニ、トマトの皮など)
夜ご飯の後片付けが終わったと同時に、台所の三角コーナーのゴミもとり、ザルの上にのせます。ザルの上に100円ショップで買えるネットをかぶせ、ベランダで一晩干して、乾燥させ、翌朝捨てます。
昔から生ゴミの匂いやひたひた感が苦手で、生ゴミの処理は何年もこのようにしています。ネットをかけることで、虫予防にもなりますし、ザルをひっくり返せばほとんど乾燥しているので、そのままポイっと簡単に捨てられます。
生ゴミの匂いが強い時は重曹を少しふりかけています。
冬場は車庫の中に置いてます。
小学生の岡島悠静さんは、夏休みの自由研究で生ごみを微生物で肥料に変えるコンポストを手作り。なんと年間145キロもの生ごみ削減に成功! できた肥料で野菜も育てている。
<評価ポイント>
生活の中で、子供が自ら取り組んでいることを評価。生ごみを捨てている量と削減量をきちんと把握しており、コンポストも手作り。将来に期待したい。
<岡島悠静さんの生ごみ減量アイデア>
僕は去年の夏休みの自由研究で、ゴミダイエット大作戦というテーマをやりました。
CMでも、福島県のゴミ排出量は、全国で、ワースト2位とやっていたのを見ました。撲は、さすがにそれはまずいと思って、お父さんと、生ゴミを微生物で処理できる、木箱を作りました。
僕の家は5人家族で、一カ月で約15㎏の生ゴミを捨てずにたい肥にできました。一人あたりでいうと、1日約100g捨てないですみました。もしも、福島県の全員がこの箱を使ったら、ワースト2位から24位になれることを調べました。土に混ぜるだけで、くさいにおいもなくて、簡単でした。
毎日捨てる前に重さをはかって調べたら、1年間で約145㎏も生ごみを捨てずにたい肥にできました。生ゴミから芽が出て、箱の中が畑みたいになったこともあって面白かったです!今年は、そのたい肥を使って、本当にたい肥として使えるか、野菜を育ててみました。今のところ、生ゴミを入れる前の土と比べると、育つのが早いみたいです。
ぼくは、パソコンクラブに入っていて、パソコンが好きなので、プログラミングを使って、自動で混ぜたりしてくれるコンポストロボットを作れたらいいなと思います。そうしたら、もっと簡単に、みんなできると思います。
もっとみんなで生ゴミを減らすには、リサイクルセンターに、プールみないに大きな、この箱を作ったらいいと思います。農家の人は、そこからたい肥を持っていって使えば、おいしい野菜ができると思います。
『野菜くず』は水洗いして冷蔵庫か冷凍庫でストック。ある程度たまったら煮出して『野菜ダシ』に! ダシを取った後は絞って一晩乾かして生ごみも最小限に。美味しくごみ減量ができる、一石二鳥のアイデア。
<評価ポイント>
生ごみをすぐに捨てずに再利用。ダシを取った後、絞って乾かしていることも評価。美味しく生ごみを減らす素敵なアイデア。
<佐藤優香さんの生ごみ減量アイデア>
【捨てれば生ゴミ。でも一工夫で旨味の素に!】
野菜は無駄なく食べたいものですが、ヘタや硬い皮など食べにくい部分も。
そんな『野菜くず』は水洗いして、冷蔵庫か冷凍庫でストック。
ある程度たまったらまとめて煮出して『野菜ダシ(ベジブロス)』を取るようにしています。
①鍋に野菜くずと水を入れて火にかけ、沸騰後しばらく煮出す
②冷めるまで放置
③ザルでこす(残った野菜くずはキッチンペーパーで包んで絞る)
※ストレスフリーに取り組みたいので、分量や時間は「だいたい」でOK!
キノコの石づき、トマトのヘタ、キャベツの芯…
捨てがちな野菜くずから、驚くほど香り豊かなダシが取れます。
旨味たっぷりなので、通常のだし汁の代わりに、味噌汁やスープはもちろん、煮物や炊き込みご飯、だし巻き卵にも。
野菜くずを煮出して絞ると、かさが一気に減ります。
クッキングペーパーを敷いた平皿に広げて一晩乾かせば、生ゴミの量は最小限に!
「おいしく生ゴミを減らす」我が家のアイデアです。
生ごみは乾かして捨てるか、肥料にする。また、野菜の皮などでダシを取るなど、小学生ながら身近でできるごみ減量にチャレンジしている。
<評価ポイント>
生ごみ減量へ実践している多彩なアイデアを評価。
<松浦瑠月さんの生ごみ減量アイデア>
基本的な事かと思いますが、やはり水分を減らしてからゴミにするです。
生ゴミは夏はどうしても多くなりますね、スイカや桃、ナスもきゅうりも水分が多いので。
畑がある訳ではないので、全ては出来ませんが、狭い庭に、少しだけ家庭菜園をしています。その肥料としてや生ごみを減らす為に、すぐにゴミ袋にいれずに、外に出して乾かす…それから水分が抜けてきてからゴミとしてすてるか、土に混ぜて肥料にするようにしています。基本的な事ですが、やはりそれが一番なのかなぁと。
また、野菜の皮などは捨てる前に、スープやダシをとってからゴミとして捨てます。卵の殻も乾かしてからくだき、土に混ぜています。
野菜を皮つきで調理したカレー。調理時間の短縮、いつもと違う食感、栄養満点。
<評価ポイント>
材料を丸ごと使い切って、生ごみを出さずに栄養満点な料理に。どこの家庭でも簡単に取り組める。
<越井恒成さんの生ごみ減量アイデア>
生ごみ削減のために野菜を皮付きで調理したカレーを作りました!
ナス、アスパラ、ニンジン、じゃがいもなどを皮付きで使用しています。
皮を捨てなくて済むので生ゴミが減ります!
しかもそれだけではなく、調理時間が短縮できたりいつもとは違う野菜の食感を味わえたりします!
さらにさらに、野菜の皮には栄養素がたくさん含まれているので、皮付きの野菜を使って作るカレーは一石二鳥どころか一石三鳥、四鳥、五鳥って感じです♪
レシピは簡単!野菜の皮を剥かずにカレーを作るだけ!
農薬等の心配があるのでよく洗ったり事前に皮付きで食べることが可能か調べたりしました!
「希望のしずく」チャレンジ!捨てる前にぎゅーっとひと絞り!
<ブンケンさんからのコメント>
誰もが簡単に実践できて、かなり効果もあるナイスアイディア!どこかで聞いたことのあるネーミングも最高です🔥🔥🔥
<生天目隼汰さんの生ごみ減量アイデア>
「希望のしずく」チャレンジ!!
ぼくは、登校中にブンケンさんにあったことがあります。
いつもゴミを拾ってくれてすごいと思ったので、このコンテストに応募しました。
生ごみの80%は水分なので、捨てる前にぎゅーっとひと絞り!
希望のしずくを取ってからゴミに出すようにしましょう!
自作の段ボールコンポストで生ごみをたい肥化。昨年から続けている。
<ブンケンさんからのコメント>
コンポストと聞くとちょっと小難しい物なのかも...と思ったけど、こんなに身近な物でできるという事に驚き🔥🔥🔥素敵な発見をありがとう!
<佐久間美怜さんの生ごみ減量アイデア>
自作の段ボールコンポストで生ごみを堆肥化しています!
去年、自由研究でやり始めてから、毎日、家庭から出る生ごみを自分で作った段ボールコンポストに入れて、かき混ぜ、堆肥を作っています。においもなく、簡単です。
生ごみはコンポストに入れるので、生ごみは出ません。作った堆肥で花や野菜を育てます。
食べ物の大切さを学んで残さず食べるように努力する。
<ブンケンさんからのコメント>
これは本当に大事なことだよね🔥根本的な改善を考えると、実はこれが一番大切な気がしています。
<鈴木徠愛さんの生ごみ減量アイデア>
ゲームばっかりじゃなくて畑とか田んぼに行って、食べものの大切さを学んで残さず食べるように努力する。
小学生が考える、生ごみの水分を切るための実験。
<ブンケンさんからのコメント>
写真の絵くんの真剣さがイイ!!! 背中から情熱の炎が見えるよ🔥ごみ減量について熱く考えてくれた姿勢に惹かれました!!
<長谷川絵さんの生ごみ減量アイデア>
生ごみの水分を切るための情報をインターネットで調べたところペットボトルを逆さにすることで水を切りやすいとの情報を得たため、より効率的に水切りができるよう身近なものを重りとして使い、どんなものがよく水が切れたかを調べました。(5日間実施)
①生ごみの重量、内容を計測
②ペットボトルを逆さにしたものに生ごみをセットして圧迫し水抜き
③水抜き後の重量を計測
④計測後の重量さがいちばん大きいものを選ぶ
1日目、水入りペットボトル 生ごみ量:654グラム→607グラム=-47グラム
2日目、マッシャーとおもちゃ鞄(スチール製) 生ごみ量:521グラム→490グラム=ー31グラム
3日目、網入りビー玉 生ごみ量:420グラム→391グラム=-29グラム
4日目、図鑑 生ごみ量:332グラム→326グラム=ー6グラム
5日目、小石 生ごみ量:678グラム→643グラム=-35グラム
分かったこと
結果としては水入りのペットボトルが一番多かった。生ごみの種類や形でも、水の切りやすさに差がでることも分かった。
野菜の廃棄部分を使って染め物に挑戦。ごみの減量だけでなく、気分転換として楽しく貢献。
<ブンケンさんからのコメント>
危機感からの取り組みではなく「楽しみながら」取り組もうとしている姿勢に100点🔥🔥🔥楽しくないとなかなか続かないよね🔥
<渡部芳美さんの生ごみ減量アイデア>
廃棄部でLet’s染め物!
普段捨ててしまう部分や食べきれなかった食材を利用して染め物をすることができます。私は夏休みの課題だったホームプロジェクトで廃棄部を使った染め物に挑戦しました。材料は布生地、廃棄部、ミョウバン、豆乳が含まれているのですが、私の家では豆乳が余りがちで、無理して飲んだり、しょうがなく捨てたりするよりかは、染め物に使った方がいいと思いました。
工程はまず布生地を豆乳に漬けます。そしたら、豆乳を軽く洗い流して、水の張った鍋に布生地と廃棄部とミョウバンを入れ、全体に染み渡らせます。表面を洗い流して乾かしたら完成です。
染め物は特別な技術が必要なものだと思われがちですが、材料も工程もシンプルで、誰でも簡単にすることが出来ると思います!ぶどうの皮や玉ねぎの皮、紫キャベツの外側の葉など様々な食材で楽しむことができます。また、染め汁を取る時に廃棄部を絞って水分を切るのでゴミの重さの軽減にもなります。それを庭のプランターに捨ててコンポストにするも良しだと思います。
そして、染めたものは自然な色合いでリラックスできるような色なので、インテリアにもなります。
こちらのアイデアはゴミ減量だけを目的ではなく、気分転換として、趣味として、楽しく貢献出来ると思います!