2025.05.01
Iino, the country of UFO 2
『ゴジてれChu!』木曜放送でお馴染み、「バンデス×Chu!」で紹介した、UFOの里・福島市飯野町の情報あれこれ、後半です。
その1「福島市飯野町が“UFOの里”と言われる理由 & UFOの里を満喫!」は、こちらをクリック。
その1「福島市飯野町が“UFOの里”と言われる理由 & UFOの里を満喫!」は、こちらをクリック。
折角UFOの里・福島市飯野町に来たからには、ほかにもUFOにまつわる、或いはまつわらなくても絶品の“美味しいもの”を食べていって(若しくはお土産に買っていって)下さい!
まずは、「松崎魚店」。
まずは、「松崎魚店」。
昔ながらの個人商店「松崎魚店」。 |
店内は魚よりパンや野菜と言った食料品から駄菓子の方が多い。 |
今の代が、魚以外も販売をはじめ、パンやカップ麺、野菜などを置いたり、子どもが好きそうな駄菓子を置いたりしています。
もち太郎のパッケージがプラになっていた(昔は勿論、紙)! |
型抜きなんて、懐かしいぜ! |
「地元の人が集まれる場所を作りたかったのよ。いまは駄菓子店も無くなっていますしね。正直駄菓子ではもうからないんですけどね。」
おじいちゃんおばあちゃんから子どもまで立ち寄る。 |
お茶を飲めるスペースで、紹介する品を撮影中。 |
そんな地元の皆さんのオアシスに、ちょっと変わった名前の商品があるんです。その名も…
宇宙人の指先(1本100円)。
宇宙人の指先(1本100円)。
店内にUFOの里らしい商品が! |
これが「宇宙人の指先」。中は?? |
店内にも何本か並んでいますが、
「基本、イベント等がある時以外は、揚げたてを提供したり、冷凍したのを買ってもらって家で揚げてもらったりしています。」
確かに店の冷凍庫には10本1パックになって販売されています(が、1本からばら売りもしてくれるそうです)。今回、ロケでも揚げたてを頂きますが、何が入っているのでしょう?
持ってきて下さった時から、福島市民が好きなある食べ物の匂いがします。
「基本、イベント等がある時以外は、揚げたてを提供したり、冷凍したのを買ってもらって家で揚げてもらったりしています。」
確かに店の冷凍庫には10本1パックになって販売されています(が、1本からばら売りもしてくれるそうです)。今回、ロケでも揚げたてを頂きますが、何が入っているのでしょう?
持ってきて下さった時から、福島市民が好きなある食べ物の匂いがします。
家で揚げたてを食べたい人用に、冷凍販売もしている。 |
春巻の先の尖った感じが、指に見えなくもない。 |
ぱりっとした皮の中から出て来たのは、匂いの正体”納豆“と、御餅です(納豆は、福島市民の消費量が全国一ですものね)。しかも更に奥からはもう一つの旨味の素が! こちらも福島市民のソウルフードであり郷土食でもある「いかにんじん」です。そのいかにんじんの美味しさが、納豆のねばねばとともに口の中にじわじわ広がっていきます。
“指先”の断面。餅・納豆・いかにんじんが具となっている! |
![]() 宇宙人の指…と聞くと、ついE.T.をやってみたくなる。 |
それにしても、餅・納豆・いかにんじんが一つ皮に包まれているなんて、主食・主菜・副菜が一つになった、まるで中国における餃子のような素晴らしい料理ではないでしょうか? 味もついているので、そのままぱくりといけちゃいますので、間食によし、酒の肴によし、ファストフード感覚で食べられます。
「宇宙人の指先」を考案した店主。 |
2023年の市のコンテストで、“気になるで賞”を獲得! |
すると
「こちらもどうですか?」
とお酒を店主…、いやいや、いか星人から勧められます。え、まさかあの千貫森での呼びかけでやって来た?…筈はなく、ご主人がイベント等で行う“扮装”でした。
「こちらもどうですか?」
とお酒を店主…、いやいや、いか星人から勧められます。え、まさかあの千貫森での呼びかけでやって来た?…筈はなく、ご主人がイベント等で行う“扮装”でした。
日本酒も合うと勧めてきたのが… |
いか星人!!指先だけでなく、本体も登場! |
こちらが福島市の酒蔵「金水晶(きんすいしょう)酒造」が醸造した「宙飛ぶ宴絆(そらとぶえんばん)」です。福島市飯野町産の米と県オリジナル酵母「うつくしま夢酵母」で作った地酒で、冷え冷えの状態で頂いたのですが、米の甘さは感じるものの後味は比較的すっきりとして、切れの良い酒です。これが「宇宙人の指先」と良く合うのです。
地酒「宙飛ぶ宴絆(そらとぶえんばん)」。ラベルにも似たうす濁りの酒だ。 |
いか星人の指先が、「宇宙人の指先」に!? |
1本(指だから、という訳でなく春巻なので)100円という事ですが、
「正直、作るのに手間はかかっています。原価も結構いっているんですよ。いかにんじんも、このためだけの自家製ですし…。」
そこまでして、この商品を開発したのには理由が。
「やはり地元UFOに関する地元名物を作りたいという想いがあったので…。」
地元愛がこめられた一品なのです。
「正直、作るのに手間はかかっています。原価も結構いっているんですよ。いかにんじんも、このためだけの自家製ですし…。」
そこまでして、この商品を開発したのには理由が。
「やはり地元UFOに関する地元名物を作りたいという想いがあったので…。」
地元愛がこめられた一品なのです。
いか星人は自らの指先を食べる?! |
「宇宙人の指先」は、米(ごはん・日本酒)によく合う。 |
因みに都合のつく方は、毎月10日に行くと「宇宙人の指先」が2割引きの80円に! どうしてか尋ねると
「7月10日が語呂合わせで“納豆の日”なんですよ。それで毎月10日に、納豆を使った『宇宙人の指先』を安くしようかと思いました。」
なるほど、これは嬉しい割引です。ご近所の方やたまたま10日に行く方はご参考までに(基本、日曜は定休です)。
「7月10日が語呂合わせで“納豆の日”なんですよ。それで毎月10日に、納豆を使った『宇宙人の指先』を安くしようかと思いました。」
なるほど、これは嬉しい割引です。ご近所の方やたまたま10日に行く方はご参考までに(基本、日曜は定休です)。
10日は80円になるぞ! |
「宇宙人の指先」は、揚げたてを提供してくれる。 |
続いてご紹介するのは、「栄屋(さかえや)菓子店」です。
昭和になる頃、初代がこの地に和菓子店を開いたそうで、「修行先から『栄屋』という名前をつけてもらった」と4代目のご主人は言います。
昭和になる頃、初代がこの地に和菓子店を開いたそうで、「修行先から『栄屋』という名前をつけてもらった」と4代目のご主人は言います。
栄屋菓子店は、県道40号から細い路地に入った所にある。 |
ご主人で4代目。 |
「嘗ては煎餅などを置いたり、洋菓子も作ったり、今でいうコンビニのような感じで色々な商品を置いた時期もありました。店の前は昔はバスも通っていましたから。」
後ろのスペースで洋菓子や煎餅、日用品等も販売した時期も。 |
ショーケースには和菓子がずらり。 |
こちらの定番は羊羹。小豆の風味の強い、みっちり感のある、食べ応えたっぷりの羊羹です。これで600円もびっくりですが、こちらの一番人気は「手のりうさぎ」(しんこ)90円です。パッケージの商品名は「手のりうさぎ」ですが、店でのポップは「しんこ」となっています。
人気は「千貫森羊羹」(600円)と、「しんこ」(90円)。 |
千貫森羊羹は、これで600円と安い! |
「周りの皮が上新粉(うるち米)を使ったお菓子なんで皆『しんこ』と言いますが、『手のりうさぎ』はお客さんがつけてくれた名前なんです。赤がウサギの目、緑が草を食んでいる様子に見えて、サイズが手のひらに乗る大きさなので、そこから…。」
上新粉の皮はもっちもち、そしてこしあんの滑らかさ、単にあんこだけでなく、餅の美味しさも両方味わえる御菓子です。これで90円は安いと思うのですが
「いやぁ、上げ時が分からなくて…。」
上新粉の皮はもっちもち、そしてこしあんの滑らかさ、単にあんこだけでなく、餅の美味しさも両方味わえる御菓子です。これで90円は安いと思うのですが
「いやぁ、上げ時が分からなくて…。」
「しんこ」は上新粉からその名がついた。 |
「手のりうさぎ」はお客さん命名の商品名。 |
10年以上前から値段据え置き。多い時は日に200個は売れると言います。
「餅とあんこの分量は、『しんこ』を作った先代から変えていません。ただ季節によって餅の軟らかさは変えています。冬は固くなりやすかったりするものですから…。」
「栄屋菓子店」は不定休ですが、土日は営業している事が多いそうです。
「餅とあんこの分量は、『しんこ』を作った先代から変えていません。ただ季節によって餅の軟らかさは変えています。冬は固くなりやすかったりするものですから…。」
「栄屋菓子店」は不定休ですが、土日は営業している事が多いそうです。
値段の上げ時がつかめず、90円の据え置き価格になっている。 |
安くて美味しく、お土産にはぴったりだ。 |
福島市の観光スポットと言うと、花の名所「花見山公園」や土湯・高湯・飯坂といった温泉などが有名ですが、UFOの里・飯野町もなかなか面白いスポットです。ゴールデンウィークのお出かけの参考になれば幸いです。
「ぶらカメ」喜多方市篇も放送しましたよ! 詳しくは、こちらをクリック。
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福島市でUFOや宇宙人に想いを巡らそう。 |
宇宙人が皆さんの好奇心をくすぐろうと待っている。 |
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