2025.05.01
Iino, the country of UFO 1
今回は、『ゴジてれChu!』木曜恒例「ぶらカメ」と、宮城と結ぶ「バンデス×Chu!」のリポートを両方担当しました。こちらでは「バンデス×Chu!」でご紹介した、UFOの里とも呼ばれる旧飯野町(いいのまち・現在は福島市飯野町)の話題をお伝えします。
UFOの里・福島市飯野町には、宇宙人の石像を紹介する地図が。 |
こんな石像が町中にある。 |
こちらがUFOの里と言われる理由は、この極めてきれいな円錐形をした山「千貫森(せんがんもり。標高462m)」の中腹に、「UFOふれあい館」が1994年に出来た事です。
奥の円錐形をした山が「千貫森」。 |
「UFOふれあい館」。高校生以上400円。 |
「民間でUFOを研究している方が、ご自身の施設を閉める際に、これだけの書物などを寄贈して頂いたんです。」
入口入ってすぐの所に、UFOに関する貴重な書籍が! |
中にも豊富な資料展示が!! |
マニアの間では貴重な書物も、館内にいる時間なら閲覧可能だそうです(スタッフにお声がけを)。
公開になったCIAの機密文書の数々。カーター元大統領のUFO目撃談もある(らしい)。 |
観光地には欠かせない顔出しパネルだってあるぜ! |
そのほかにもUFOに関する資料や分かりやすい“演出”があって、興味のある方にはたまらない施設なのです。
UFOに関する模型の展示も。ボタンを押すと… |
断面図も見せちゃうぜ! |
しかも元々UFO(とみられるもの)の目撃談がなぜかこの旧飯野町近辺は多かった事もあり、この地に「UFOの里 ふれあい館」が出来ました。
立ち止まると突然現れる宇宙人⁉ |
千貫森を形作るピンカラ石は磁力を含み、叩くと金属のような音がする。 |
「千貫森は周りと地質が違っている所があり、強力な磁場があるようなんです。その磁場目当てに、UFOが集まってくる可能性も考えられそうです。」
とは「UFOの里 ふれあい館」歴代館長の見立てです。実際方位磁針の振れがおかしくなる場所があるようなので、方位磁石を持って千貫森に登るのも、一つありです。
とは「UFOの里 ふれあい館」歴代館長の見立てです。実際方位磁針の振れがおかしくなる場所があるようなので、方位磁石を持って千貫森に登るのも、一つありです。
ふれあい館の脇から、千貫森に登れる。 |
途中見える山並み(左が安達太良連峰、右が吾妻連峰。 |
因みに途中の木々の切れ間からは天気が良ければ、福島市の景色は勿論、吾妻連峰や安達太良連峰、蔵王連峰なども望む事が出来ます。
途中看板があるので迷わない。 |
山にも宇宙人の石像が。UFO道(遊歩道)のネーミングセンスが素敵だ。 |
そして山頂には展望台(正式名称「コンタクトデッキ」)が。ここで館長に、UFOを呼ぶ言葉があると言うので教えて頂くと
“ベントラー、ベントラー、スペースピーポー、ここは飯野町”(これを複数回繰り返す)
「ここは飯野町」は日本語、「スペースピーポー」は宇宙の人々を表す英語?のように聞き取れたのですが、「ベントラー」って何でしょう?
「ベントラーは宇宙語かな? 宇宙船という意味で、宇宙船や宇宙の皆さんへの呼びかけなんです。」
“ベントラー、ベントラー、スペースピーポー、ここは飯野町”(これを複数回繰り返す)
「ここは飯野町」は日本語、「スペースピーポー」は宇宙の人々を表す英語?のように聞き取れたのですが、「ベントラー」って何でしょう?
「ベントラーは宇宙語かな? 宇宙船という意味で、宇宙船や宇宙の皆さんへの呼びかけなんです。」
山頂には展望台もある(右が現在の館長)。 |
館長に宇宙人を呼んでもらった。 |
「UFOふれあい館」内に「国際未確認飛行物体研究所」が設立されたのを機に、この呼び出し方(?)に変更をしたそうです。
大きな声で呼ぶと、ストレス発散になるというメリット付きだ。 |
磁場を感じろ!←命令口調が、否応なしに見えない何かを感じる気にさせる。 |
因みに館長がUFOファンの方から聞くUFOが目撃されやすい時間帯は
「夕方西方面の空」
だそうです。夕日に照らされて、発見しやすいのかも知れません。う~ん、ファンタジー!
「夕方西方面の空」
だそうです。夕日に照らされて、発見しやすいのかも知れません。う~ん、ファンタジー!
気が付くとこんな宇宙人があなたの真後ろに!? |
登山で汗をかいたら、ふれあい館に再入館して風呂に入ろう。 |
それにしても、天気が良ければ運動しやすい服装であれば登れなくはありませんが、58歳の運動をしていないおじさんにとってはそれなりにハード。
「山に登った方は、ふれあい館の2階のお風呂を浴びて、スッキリしていかれる方が多いですよ。」
タオルも100円で販売していて、入館当日であれば再入場が可能なので、400円でふれあい館の展示物も見られて、お風呂も入れれば、正直元が取れるのでは、というのが私の個人的な意見。
「山に登った方は、ふれあい館の2階のお風呂を浴びて、スッキリしていかれる方が多いですよ。」
タオルも100円で販売していて、入館当日であれば再入場が可能なので、400円でふれあい館の展示物も見られて、お風呂も入れれば、正直元が取れるのでは、というのが私の個人的な意見。
400円の入館料で風呂まで入れるのは有難い。 |
風呂のある2階には和室もある。この日は地元の女性のお茶飲み話が聞こえていた。 |
「UFOふれあい館」のそばには「物産館」と「パノラマ食堂」が一緒に入った建物があります。「物産館」にはUFOに興味のある方は勿論、UFOの里福島市飯野町に興味を持った方にはたまらないお土産品の数々。
物産館と食堂が入った建物も。 |
お土産や記念に欲しいグッズがいっぱい! |
定番のTシャツや、(UFOの無い人生なんて…名言~♪)宇宙食、
私がロケで着たTシャツもこちらで購入。 |
宇宙食は、プリン・ミルクレープ・チョコレートケーキ・たこやき・エビグラタンと種類も豊富。 |
人気キャラクターらしいU-タンや正太郎に関するグッズ(このグッズで反応する人がいたら、きっと福島市飯野町の住人か、UFO好き関係者に違いない)
キャラクターグッズもあるぞ! |
ネクタイやステッカーも(嘗ては養蚕業の盛んな町でした)。 |
その他アルコールや燻製玉子、リアルな指の形をしたお菓子もあります。
USOは”Unidentified Smoked Object(未確認燻製物体)”の事らしい。 |
エイリアンの指の形をしたお菓子も。 |
因みにパノラマ食堂は、外の景色を見ながら食事が楽しめます。個人的には“一番人気”という「ダブル地鶏 飛魚(とびうお)ラーメン」(850円)。UFOも飛行物体である事に因んで、飛魚の出汁(あごだし)を使用。また福島三大ブランド鶏の内、川俣シャモ(川俣町は、福島市のお隣)、会津地鶏のそれぞれガラから取ったスープで、塩味はあっさりながら、出汁の旨味はしっかりしています。
パノラマ食堂で食事も楽しめる。 |
あごだしが地味に美味しい。 |
しかもつるつるしこしこ麺で、所謂観光施設のラーメンながらしっかりしたクオリティ。またチャーシューもなかなかに大きい! 若いスタッフは別の麺類を大盛で頼んでいましたが、50代後半のおじさんには、普通盛りで十分堪能できる量でした。(つづく)
チャーシューも結構大きい。 |
出汁の旨さにスープまで完食! |
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