2024.11.28
with a camera in Showa Village 2-1
『ゴジてれChu!』木曜恒例「ぶらカメ」のコーナー、今回は昭和村(しょうわむら)にお邪魔しました。私が「ぶらカメ」でお邪魔するのは4年ぶりです。
1巡目(2020年9月)のエピソードは、こちらをクリック。
1巡目(2020年9月)のエピソードは、こちらをクリック。
会津の南西部、山に囲まれた昭和村。 | 駐車場の銅像の周囲には、雪が積もった時用に道路の境界に立てるポールが! |
村をぶらぶらしていると、野菜の直売所があります。「いらっしゃいませ」「営業中」の幟はあって品物は並んでいるのですが、人影がありません。
すると野菜を運んでくる女性の姿が。
すると野菜を運んでくる女性の姿が。
一角にテントを張った野菜の直売所が。 | 美味しそうな野菜が積んである。 |
「うちで作った野菜を、ここで販売しています。」
4反位(約40アール)の畑を持っているそうで、その季節季節で採れる野菜を無人販売しているそう。でも結構な量がありますが…
4反位(約40アール)の畑を持っているそうで、その季節季節で採れる野菜を無人販売しているそう。でも結構な量がありますが…
この女性の畑で作った野菜を無人販売している。 | 手書きに、温かみを感じる。 |
「殆ど売り切れますね。関東から買いに来る方もいるんですよ。」
わざわざ昭和村に⁉
「美味しいって言ってもらえるのが嬉しいです。なるべく農薬などは使わないようにしています。」
わざわざ昭和村に⁉
「美味しいって言ってもらえるのが嬉しいです。なるべく農薬などは使わないようにしています。」
かぼちゃもあれば、 | 紫大根もある(1つ100円)。 |
今年は里芋が豊作だった一方、スイカは出来が良くなかったとか。
「夏が暑くて、周りの草にスイカが負けちゃったみたい。」
薬剤をなるべく使わないようにしている畑故の苦労があるんですね。
「夏が暑くて、周りの草にスイカが負けちゃったみたい。」
薬剤をなるべく使わないようにしている畑故の苦労があるんですね。
今年は豊作だった里芋。 | 春先に書いた”お品書き”を見ると、多くの種類の野菜を栽培しているのが分かる。 |
私は料理に疎いのですが、聞けば丸大根は煮物に、ビタミン大根は「大根おろしにすると、辛みが弱く色が綺麗」、
丸大根は、煮物に向いているそう。 | ビタミン大根は、おろすと綺麗な緑色になるらしい。 |
辛子は「たくあんや白菜漬け等の漬物を作る時に少し入れると、酸味を抑えて長く置ける」そう。いやぁ、こういう使い方は生産者がよく分かっていらっしゃいます。
辛子の意外な利用法だ。←皆さんはご存じでした? | 里芋は、傷ありだと1袋150円だ。 |
そして一角には「ご自由にどうぞ」の文字とともに、ざるに乗った野菜が。
「形が良くないものは、タダで持って行ってもらおうと思って。味は同じなんですけどね。」
お母さんの目から見た“規格外”には、値をつけないようです。
「形が良くないものは、タダで持って行ってもらおうと思って。味は同じなんですけどね。」
お母さんの目から見た“規格外”には、値をつけないようです。
テーブルの上には、無料の野菜まで。 | お母さんの考える”規格外”が並ぶが、味は同じ。 |
この大根は二股。
「畑の中の硬い部分や石があると、それをよけて伸びていくからなんでしょうね。こちらでは、二股・三股の野菜が出来ると、神様にお供えしたものですよ。」
五穀豊穣を願っての事でしょうか。そういう風習・慣習の話まで聞けると、地域の文化や暮らしが見えてきます。
「畑の中の硬い部分や石があると、それをよけて伸びていくからなんでしょうね。こちらでは、二股・三股の野菜が出来ると、神様にお供えしたものですよ。」
五穀豊穣を願っての事でしょうか。そういう風習・慣習の話まで聞けると、地域の文化や暮らしが見えてきます。
昔は、こういった大根は神様にお供えしたという。 | 昔は縁起が良いと考えたのだろうか。 |
この日はこのあとなめこを採ってくる予定だそうですが、
「あす(11月24日)で今年の販売は終わろうと思っています。」
「あす(11月24日)で今年の販売は終わろうと思っています。」
前日採ったなめこ。水に浸けておくと、ぬめりが出て来るという。 | 「食べてくんつぇ(ください、の方言)」に昭和村らしさを感じる。 |
12月以降は雪深い奥会津は昭和村、野菜自体も露地物はとれなくなりますし、遠くから来る人も少なくなりますものね。
そろそろ会津は雪に備える時期だ。 | 畑も間もなく雪の下だ。 |
そんな無人販売所には、手提げも。
「それ、私が作ったんです。」
1200円から1500円で販売していて、材料は
「結束バンドです。」
色の違う結束バンドを編み組んで作ってありました。
「丈夫なんですよ。」
「それ、私が作ったんです。」
1200円から1500円で販売していて、材料は
「結束バンドです。」
色の違う結束バンドを編み組んで作ってありました。
「丈夫なんですよ。」
野菜に交じって、カラフルな手提げも。 | 女性の手作りだそう。 |
しかも軽い!
「お弁当なんか入れて持ち歩くのも良いのじゃないかしら。」
持ち手が革のものも。
「100円ショップで買ってきたの。」
こういったものは雪が深くなる冬に作る事が多いそうです。
「お弁当なんか入れて持ち歩くのも良いのじゃないかしら。」
持ち手が革のものも。
「100円ショップで買ってきたの。」
こういったものは雪が深くなる冬に作る事が多いそうです。
色の組み合わせも素敵だ。 | 野菜を入れてみた。結構入る。 |
なめこ採りが控える中、ご対応有難う御座いました。
早速ですが、村内で美味しい和菓子ってありますか?
「昔ながらの羊羹がありますよ。美味しいので自分で食べたり、お土産に持って行ったりする時に買います。大芦地区の人が作っているんですが、店は構えていないので、道の駅に卸していますよ。」
それは好い情報を伺いました。早速向かってみますね。
早速ですが、村内で美味しい和菓子ってありますか?
「昔ながらの羊羹がありますよ。美味しいので自分で食べたり、お土産に持って行ったりする時に買います。大芦地区の人が作っているんですが、店は構えていないので、道の駅に卸していますよ。」
それは好い情報を伺いました。早速向かってみますね。
村では昔からの羊羹が作られていると言う。 | 今年も農作業、お疲れ様でした。 |
「テレビが来るなら、もう少し良い服を着てくればよかったわ。」
なんてジョークを飛ばして、終始和やかな雰囲気を醸してくれた女性は、最後ご主人とお見送りをして下さいました。
「あら、徳光さんじゃないの⁉ ゴジてれのプレゼントコーナーに応募したんだけど、(当選の)電話は来なかったな、ははは!」
普段から見て下さって、ご応募まで頂いて、取材にも対応して下さり、有難う御座いました!(つづく)
なんてジョークを飛ばして、終始和やかな雰囲気を醸してくれた女性は、最後ご主人とお見送りをして下さいました。
「あら、徳光さんじゃないの⁉ ゴジてれのプレゼントコーナーに応募したんだけど、(当選の)電話は来なかったな、ははは!」
普段から見て下さって、ご応募まで頂いて、取材にも対応して下さり、有難う御座いました!(つづく)
本当はもっとお洒落な服も着るらしい。 | 最後はご主人と一緒に見送って下さった。 |
この雨の中、煙が上がっている⁉ | 炭でも焼いているのか? |
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