2024.11.28
with a camera in Showa Village 2-4
「ぶらカメ」昭和村篇2巡目その4です。
その1「関東からも買いに来る! 人気の野菜の無人販売所」はこちらをクリック。
その2「美味しい〇〇栽培中 ~調理法や見分け方も~」はこちらをクリック。
その3「伝統と昭和村らしさと… 2つの地元羊羹」はこちらをクリック。
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実は今回の旅、椎茸農家の方にご紹介頂いた道の駅の駅長さんと、道の駅で教えて頂いた「からむしようかん」を作っている方にお会い出来ませんでした。今までですと大抵どちらかの話は展開していくのですが、今回は両方ストップ。こういう時は原点回帰。
道の駅の駅長にお会いできず。 | からむしようかんの製造者にもお会いできず。ピンチ! |
という事で、4年前の1巡目の旅のスタート地点、喰丸(くいまる)小にお邪魔します。
こちらは交流・観光拠点施設で、以前は喰丸小学校だった事からこの名が付きました。
こちらは交流・観光拠点施設で、以前は喰丸小学校だった事からこの名が付きました。
昭和村の私の「ぶらカメ」の出発点、喰丸小へ。銀杏はほぼ落葉していた。 | 入口に「よいやれ屋」の看板が。 |
現在は施設の一部を使って、村民による「チャレンジショップ よいやれ屋」を週末にやっていたので、お邪魔してみました(「よいやれや」とは、「寄って下さいな」という意味の方言です)。
チャレンジショップの1つ、「3190」。 | アクセサリーを作っている村民の”店”だ。 |
こちらは「3190(さんいちきゅうぜろ)」。昭和村はかすみ草の生産が盛んな所ですが、そのかすみ草を生産しようと移住してきたご家族が出した店です。
こちらは真鍮のリング。 | お母さんが作っている。 |
チャレンジショップは母娘の店で、お母さんの作る真鍮のアクセサリーと、娘さんの作る手すき和紙のアクセサリーを主に販売しています。
こちらは娘さん。 | 手すき和紙の耳飾りなどを制作。 |
「真鍮も和紙も、使っていく内に色などが変化していく素材なんです。そんなところを楽しんでもらえたらと思って作っています。」
ピンチを持てば、真鍮に触らず色んな角度から見て選べる。 | 娘さんはせっせと和紙を貼り合わせる。 |
そしてかすみ草もアクセサリーに取り込んだのが、こちら。かすみ草のドライフラワーによる「ドライボール」と「ピアス」です。
かすみ草をアクセサリーにしたのが、 | こちらの品。 |
「ドライボールは酒蔵の杉玉をイメージして、かすみ草で作りたいと思ったんですが、結構手間がかかって大変でした。」
ビン詰めにされた円いものが、かすみ草の花々。 | 杉玉をイメージして作ったそう。 |
そしてこちらはかすみ草を使ったピアス。
「かすみ草をハーバリウムにしています。レジンだと劣化が早いので、オイルを使っています。中のオイルの劣化が無ければ、長持ちします。」
かすみ草との組み合わせは、昭和村感が更にアップしますね。
「かすみ草をハーバリウムにしています。レジンだと劣化が早いので、オイルを使っています。中のオイルの劣化が無ければ、長持ちします。」
かすみ草との組み合わせは、昭和村感が更にアップしますね。
かすみ草のピアスは、ハーバリウムにして小さなガラス容器に入れた。 | 長い期間楽しめるようにしてある。 |
そして2階にもチャレンジショップ「工房 風*雲」が出店していました。
こちらはバッグ(手提げ籠)の素材が面白いのです。
こちらはバッグ(手提げ籠)の素材が面白いのです。
2階にもチャレンジショップが。 | 手提げ籠が目を引く。 |
太鼓の革を使った編み組細工のバッグです。
「元々私が太鼓を作るところで働いていたので、太鼓の革はいっぱいあったんです。だったらこれで作っちゃおうと。ただ太鼓の革なので、重いですよ。」
確かに、山ブドウの蔓で作ったバッグ等に比べると重量感がありますが、丈夫そうです。
「丈夫ですよ。壊したって人はいますが、壊れたっていう人はいません。」
「元々私が太鼓を作るところで働いていたので、太鼓の革はいっぱいあったんです。だったらこれで作っちゃおうと。ただ太鼓の革なので、重いですよ。」
確かに、山ブドウの蔓で作ったバッグ等に比べると重量感がありますが、丈夫そうです。
「丈夫ですよ。壊したって人はいますが、壊れたっていう人はいません。」
何を編み組んだものかと思ったら、太鼓の革だった! | 結構ずっしりしている。 |
中はデニム生地の内袋?つきで、持ち手は革ジャンの一部を使っています。
「三島町(みしままち)の工人展に出したら、完売しました。」
ここにある最後の4品を売り切れば、ご自身の持っていた太鼓の革は全て使い切る事になるそうです。
「三島町(みしままち)の工人展に出したら、完売しました。」
ここにある最後の4品を売り切れば、ご自身の持っていた太鼓の革は全て使い切る事になるそうです。
元々太鼓を作る所で働いていたのが、作るきっかけ。 | 持ち手は革ジャン、中にはデニムの収納部がある。 |
更には一貫張りの手提げ籠(一貫張り…竹籠に和紙を貼って、柿渋を塗ったもの)や、
喜多方市の故・髙橋政巳氏の篆書を、許可を得てデザインに取り込んでいると言う。 | 絵や篆書と、柿渋の色味が良い(渋いぜ!)。 |
デニム生地のバッグや、
こちらはのデニム生地のバッグは、 | ジーンズの片足分ずつを使って仕上げた。 |
新型コロナを機に需要が高まった「小さくてかわいいもの」(根付など)を作っていました。
昭和村は冬は雪が多いので、その間に手作りの工芸品を作って収入源とする方が多いのです。そんな冬の手作業の令和版を垣間見ました。
昭和村は冬は雪が多いので、その間に手作りの工芸品を作って収入源とする方が多いのです。そんな冬の手作業の令和版を垣間見ました。
アクセサリーや小物も充実。 | 冬の雪深い時期に作る方が多い。 |
「よいやれ屋」に出店する団体については、喰丸小のウェブサイトをご覧ください。
次回はこの週末に、喜多方市出身の俳優・児玉磨利さんが伊達市(だてし)にお邪魔します。どうぞよろしくお願い致します。
次回はこの週末に、喜多方市出身の俳優・児玉磨利さんが伊達市(だてし)にお邪魔します。どうぞよろしくお願い致します。
村民のチャレンジショップは、週末を中心に喰丸小に出店している。 | 大イチョウも冬支度だ。 |
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