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徳光 雅英
徳光 雅英Masahide Tokumitsu
with a camera in Ishikawa Town 2-2
 「ぶらカメ」石川町篇2巡目その2です。

その1「名前は小豆、でも体は〇〇⁉ ワンちゃん2題 日よけはキウイ?」は、こちらをクリック。
 最初に会った町民の方に勧めてもらった「イシニクル」は、町の中心部にあります。今年の4月にオープンしたばかりの施設で、
今年の4月にオープンしたイシニクル。
今年の4月にオープンしたイシニクル。
デザインは石川町の「石」の字がモチーフになっているそう。
デザインは石川町の「石」の字がモチーフになっているそう。
建物の外にいきなり大きな岩のような石がごろごろしています。さすが、イシニクル。
建物に入る前から
建物に入る前から
巨石がごろごろ。
巨石がごろごろ。
 町民から勧められた旨説明すると、取材をOKして下さったイシニクル(実は、町立歴史民俗資料館です)の館長。
「元は結婚式場だった場所をリノベーションしたんです。」
と話しながら、
「これで1つの結晶なんですよ。」
と展示物を紹介して下さいます。そのほかにも町で採れる鉱石や町の歴史や民俗文化を紹介する建物なのですが、私が気になったのは入口そばにあるグッズ売り場。
イシニクルは、町の歴史民俗資料館だった。
イシニクルは、町の歴史民俗資料館だった。
この大きな石も、1つの結晶なのだそう。顕微鏡やレンズがなくても見られる結晶だ。
この大きな石も、1つの結晶なのだそう。顕微鏡やレンズがなくても見られる結晶だ。
 石を割ると水晶や鉱石が出て来るグッズも良いのですが、それ以外の殆どがお菓子やスイーツの販売!
建物に入ってすぐの所に、グッズ売り場が。
建物に入ってすぐの所に、グッズ売り場が。
鉱石を含む石も販売中。
鉱石を含む石も販売中。
 随分と様々な商品が並ぶ中、ここ「イシニクル」でしか販売していないという“和菓子”が!!
町の店が製造しているスイーツ群。ジュレにかんりんとうまんじゅう。
町の店が製造しているスイーツ群。ジュレにかんりんとうまんじゅう。
おおお、最中だ!
おおお、最中だ!
 練切(ねりきり。白のこしあんとつなぎで季節の風物を表した上生菓子)の桜と、錦玉(きんぎょく。寒天と砂糖を煮固めたもの)の鉱石がセットになったもの。和菓子店でない所で、店限定の和菓子に出会うなんて、何という劇的な出会いでしょう!
山ブドウを使った加工品も。
山ブドウを使った加工品も。
イシニクル限定の”和菓子”。偶然にもご当地和菓子に遭遇!
イシニクル限定の”和菓子”。偶然にもご当地和菓子に遭遇!
 すると店舗担当の主任の方が、
「いま冷凍してあるので、解凍まで時間がかかるんです。宜しければそれまで中を見ていって下さい。」
と仰るので、折角ですからイシニクルの中を見てみましょう。
練切・錦玉は、冷凍販売中(家に帰る頃が食べ頃)。
練切・錦玉は、冷凍販売中(家に帰る頃が食べ頃)。
入場料は大人300円、小中高校生150円(ショップは無料)。
入場料は大人300円、小中高校生150円(ショップは無料)。
 特徴的なのは、展示物に“現物”が多い事。
 伊達政宗の書状も真筆ですし、キリシタンを取り締まった高札も当時そのままのもの。普通展示するのは複製・模写の場合が多いのですが、実物を見られるのはその当時の雰囲気を実際に感じられて、もっとじっくり見たかったなぁ。
伊達政宗書状。現物だそう。
伊達政宗書状。現物だそう。
正徳元(1711)年の高札。
正徳元(1711)年の高札。
 更には、収蔵庫(展示していないものをしまっておく所)もそのまま見せてしまおうという大胆なコーナーも。
収蔵庫がそのまま展示されている。
収蔵庫がそのまま展示されている。
鉱石が並ぶ。
鉱石が並ぶ。
 県内外で採掘された鉱石や、かんじきなどの文化的民俗的遺産もあって、いずれは展示室との入れ替えなどがあるかも知れません。
 一番奥を良く見ると、棚の後ろが嘗て新郎新婦が座る雛段だったところ。カーペットにしても結婚式場の名残が見られます。(これも将来は民俗資料になる?)
かんじきなども展示。
かんじきなども展示。
石柱っぽい構造物は、結婚式場の名残だ。
石柱っぽい構造物は、結婚式場の名残だ。
 さて「イシニクル」限定の和菓子「桜と鉱石」、箱を開けるとこんな感じ。
イシニクル限定「桜と鉱石」は、
イシニクル限定「桜と鉱石」は、
色も形も対照的だ。
色も形も対照的だ。
 解凍が進んだようなので、頂きます♪
 「鉱石」はゼリーよりもやや歯応えがある感じ。透明感のある爽やかな甘さの中に、ぶどうのような香りを感じます。
ピンクとブルー系の和菓子2品。
ピンクとブルー系の和菓子2品。
見るとブルー系でも違う色が交じり合っている。
見るとブルー系でも違う色が交じり合っている。
 「桜」は中が小豆の餡と白あんの層になっていて、練切の滑らかで、きめの細かい食感の中に2種の風味を味わえます。花粉をイメージした黄色い所に塩味を利かせてあるのがアクセントです。
桜は、花粉の部分に塩気を含む。
桜は、花粉の部分に塩気を含む。
小豆餡と白あんの2層。
小豆餡と白あんの2層。
 作っているのは「くわざわ」という和菓子店のようです。
「老舗ですよ。いまは五代目になりますが、ご主人も奥さんも取材は大丈夫だと思います。」
 ではその和菓子店で、「桜と鉱石」が出来るまでのお話を聞く事にしましょう。
町の老舗の一つ、「くわざわ」が作っていると言う。
町の老舗の一つ、「くわざわ」が作っていると言う。
取材もOKしてくれると思うと、担当の方は話す。
取材もOKしてくれると思うと、担当の方は話す。
 そのほか町のお勧めを聞いてみると
「『モトガッコ』が良いんじゃないですか? そこは土日にカフェもやっているので。」
「そこのカフェの方が、話をしても面白いと思いますよ。」
 有難う御座います。そちらにも行ってみます!(つづく)
お勧めスポットの一つは「モトガッコ」だそう。
お勧めスポットの一つは「モトガッコ」だそう。
イシニクルは国道118号沿い。
イシニクルは国道118号沿い。
 「桜と鉱石」を作った和菓子店で話を聞くと、結構な苦労話が…。そして店には、頻繁にお菓子を取りに来る女子高校生が。どうして?

その3「老舗和菓子店で『桜と鉱石』が出来るまで & 地元高校生開発の和菓子」は、こちらをクリック。
イシニクル用の和菓子作りは、結構大変だったとか。
イシニクル用の和菓子作りは、結構大変だったとか。
高校生が店に頻繁に出入り。その理由は…
高校生が店に頻繁に出入り。その理由は…
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