2022.05.12
with a camera in Nihonmatsu City 2-2
『ゴジてれChu!』木曜恒例「ぶらカメ」、二本松市篇2の、その2です。
その1、「高村光太郎の『ほんとの空』、そして これが私有地!?クマガイソウ(とたくさんの花々)の群生地は今が見頃」は、こちらをクリック。
その1、「高村光太郎の『ほんとの空』、そして これが私有地!?クマガイソウ(とたくさんの花々)の群生地は今が見頃」は、こちらをクリック。
さて二本松の市街地からクマガイソウの群生地へ向かう途中、気になっていた箇所に寄る事にしました。それがこちら。白・ピンク・赤のツツジです。美しいですよね。
二本松の中心市街地とクマガイソウの群生地の間にある、ツツジの美しい所。 |
きれいに並んでいる。 |
しかも整然と規則的に美しく並んでいるのは、斜面に半円状の仕切りを互い違いに作り、そこに意図的にツツジを植えてあるからなのです。ここはどこかと言うと、
斜面に工夫があった。 |
半円状の”花壇”が斜面に並んだようになっていた。 |
二本松市の「髙林寺」です。あじさい寺としても有名だそうです。撮影の許可を得に住職の奥様に伺ったところ、
「(ロケ日前日の)暑さで、ちょっと色が褪せた花も出てきちゃったんですよね。」
と仰いますが、いえいえそれでも十分見応えがあります。
「(ロケ日前日の)暑さで、ちょっと色が褪せた花も出てきちゃったんですよね。」
と仰いますが、いえいえそれでも十分見応えがあります。
二本松市の髙林寺は、この時期ツツジも美しい。 |
看板には、あじさい寺とある。 |
ロケから5日経っているのでツツジは恐らく見頃を終えているかと思います。
あじさいは来月下旬以降見頃を迎えそうです。
あじさいは来月下旬以降見頃を迎えそうです。
放送5日前でこの咲き具合だった。 |
次はあじさいが見頃を迎える。 |
そのまま中心市街地に戻って県道129号(本町通り)をぶらぶら。この通りには、県民や二本松市民にはお馴染みの老舗が軒を連ねています。その内の一軒が玉嶋屋です。江戸時代から続くと言われる老舗で、こちらは何と言っても「玉羊羹(たまようかん)」で有名な店です。
県内ではよく知られた玉嶋屋。 |
ゴムで球体の羊羹を閉じ込めた「玉羊羹」が有名。 |
昭和12(1937)年に生まれた羊羹で、楊枝で突くと周りのゴムが葡萄の皮を剥くような感じで剥けて食べられる仕組みの、面白い一口羊羹です。現在では丸い「玉羊羹」以外にもハート型、また味も県産桃を使った「桃玉」や、抹茶味もあります。
そんなお店の外側に
「メロンボール ございます」
と貼り紙があります。老舗和菓子店にメロンボール? 気になったので、早速中に入ってみましょう。
そんなお店の外側に
「メロンボール ございます」
と貼り紙があります。老舗和菓子店にメロンボール? 気になったので、早速中に入ってみましょう。
玉羊羹にはハート型や、複数の違う味わいのものもある。 |
こちらが玉嶋屋の店内。 |
突然の取材にも関わらず、店長が快く応じてくださいました。
「メロンが旬の時期限定の商品なんですが、メロンの中をくり抜いて、中にスポンジと生クリームを入れてあるんです。」
赤肉と青肉は好みで選べ、また大きさなどによって値段が変わります(値段は時価)。老舗和菓子店でも、洋菓子を手掛けるんですね。では一番小さい700円(ロケ時の値段)のマスクメロンを頂きましょう。
そして店内を見ていると、ちょっと変わった生菓子を見つけました。
「メロンが旬の時期限定の商品なんですが、メロンの中をくり抜いて、中にスポンジと生クリームを入れてあるんです。」
赤肉と青肉は好みで選べ、また大きさなどによって値段が変わります(値段は時価)。老舗和菓子店でも、洋菓子を手掛けるんですね。では一番小さい700円(ロケ時の値段)のマスクメロンを頂きましょう。
そして店内を見ていると、ちょっと変わった生菓子を見つけました。
店長が突然の取材も快諾して下さった。 |
冷蔵ショーケースに並ぶメロンボール(時価)。 |
「もうすぐ母の日(ロケ日は7日の土曜日、母の日の前日)なので、カーネーションや花束を模った生菓子を作っているんです。こちらは酸素を抜いて包装しているので5日程もちますが、3日程の日持ちで宜しければ単品でも御座います。」
上生菓子3個セット(860円)。セットの真ん中の生菓子1個が、母の日バージョン。 |
カーネーションや花束を模った生菓子が入っている。 |
和菓子の良い所の1つは、季節を感じられる事です。藤やあやめといった初夏から梅雨時の花や、端午の節句に因んだ鯉やかぶとといったものも作られていますが、
季節感のある生菓子。初夏を感じる植物がモチーフ。 |
端午の節句時期用のものも(各280円)。 |
母の日向けのカーネーションやバラ、或いは新型コロナ終息の願いを込めた赤べこ(会津の郷土玩具。疫病退散の願いも込められている)は、更に手が込んでいる分20円増しの300円で販売されています。いやぁ、丁寧に美しい仕上がりの生菓子ではありませんか!ではカーネーションと赤べこも、食リポする事に致しましょう。
赤べこや、様々な赤べこグッズについて、詳しくはこちらをクリック。
赤べこや、様々な赤べこグッズについて、詳しくはこちらをクリック。
特に手の込んだ生菓子のみ20円増し。 |
赤べこも生菓子で作れるのだ。 |
近くのベンチをお借りして、改めましてメロンボール(小 700円)と上生菓子(各300円)です。
まずはメロンボールからです。上から見るとつやつやしているのは、透明のゼリーで覆われているからのようです。
まずはメロンボールからです。上から見るとつやつやしているのは、透明のゼリーで覆われているからのようです。
こちらが買ってきたメロンボールと上生菓子2品。 |
メロンボール。メロンを半玉食べるなんて、いつ以来だろう? |
んんん~~~っっ!!これは美味しい。
まずメロンの小さなボールが柔らかいこと。その果汁が口に入れた瞬間に広がります。そこに生クリームの別の甘さが加わり、メロン果汁とクリームを受け止めたスポンジが美味しさを後押しします。じゅわっ、とろんっ、すーっ(消えてなくなる)。これがワンセットです。
たまらないと2口目、スプーンを縦に入れるとメロンボール・クリーム・スポンジの層がワンセット。食べると、んんん~~~っっ!!じゅわっ、とろんっ、すーっ…。
続いて3口目…という、美味しさ無限ループなのです。55歳の私でも、全部一気にいただけました。絶品です。
まずメロンの小さなボールが柔らかいこと。その果汁が口に入れた瞬間に広がります。そこに生クリームの別の甘さが加わり、メロン果汁とクリームを受け止めたスポンジが美味しさを後押しします。じゅわっ、とろんっ、すーっ(消えてなくなる)。これがワンセットです。
たまらないと2口目、スプーンを縦に入れるとメロンボール・クリーム・スポンジの層がワンセット。食べると、んんん~~~っっ!!じゅわっ、とろんっ、すーっ…。
続いて3口目…という、美味しさ無限ループなのです。55歳の私でも、全部一気にいただけました。絶品です。
このようにメロンの下にクリームやスポンジが…(あまりきれいに見えずに済みません)。 |
このようにメロンの内側にクリームとスポンジが入っている。 |
続いては、上生菓子を…。
こちらは練りきりの滑らかな舌触りに上品な甘さが、たまりません。中は所謂小豆のこし餡です。
なお放送では、赤べこの上生菓子を、可哀想ですが首の部分から頂きました(ちょうど一口サイズだったので…)。ごめんなさい<(_ _)>
こちらは練りきりの滑らかな舌触りに上品な甘さが、たまりません。中は所謂小豆のこし餡です。
なお放送では、赤べこの上生菓子を、可哀想ですが首の部分から頂きました(ちょうど一口サイズだったので…)。ごめんなさい<(_ _)>
こちらは上生菓子の「赤べこ」と「カーネーション」。 |
店にも母の日用の生菓子を作っている貼り紙があった。 |
そのほかの季節限定としては、地元二本松市にある農場のいちごを使った大福も売られていました。
目でも舌でも季節を味わえる玉嶋屋は、県道129号沿いにあります。JR二本松駅からも歩いて5分位の所です。
母の日が終わると、次はどんな上生菓子やスイーツが出て来るのか、また行ってみたくなる老舗和菓子店でした。(つづく)
目でも舌でも季節を味わえる玉嶋屋は、県道129号沿いにあります。JR二本松駅からも歩いて5分位の所です。
母の日が終わると、次はどんな上生菓子やスイーツが出て来るのか、また行ってみたくなる老舗和菓子店でした。(つづく)
地元産のいちごを使った大福も。 |
老舗和菓子店は”お馴染み”に加えて、時代に合わせた菓子も作っている。 |
実はベンチで試食中、道路を挟んだ反対側の歩道からこちらを見つめる親子の集団がいたのです。その親子がいた場所をこのあと覗いてみる事に…。
つづきの「誕生してまだ1年のダンススタジオ 林の中のこだわりのカフェ」は、こちらをクリック。
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実はこの建物から出て来た方々が、手を振ってくれた。 |
最後は、新緑の中のカフェに行っちゃいます。 |
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