2022.04.21
with a camera in Yabuki Town 3-1
『ゴジてれChu!』木曜恒例、カメラ片手に1つの市町村をぶらぶら巡るアポなし旅「ぶらカメ」のコーナー、今回は矢吹町(やぶきまち)にお邪魔しました。「ぶらカメ」で矢吹町にお邪魔するのは、早くも3度目になります。今回はその取材&こぼれ話です。
今回は、或る意味「ワンちゃん祭り」の回と言えるかも!? |
昔の車でよく見かけました。という事は… |
矢吹町は福島県の南部にあり、面積60.4平方キロ、人口1万7000人余、JR東北本線や国道4号が通る位置にあり、中畑清氏(元巨人軍第45代4番打者、元横浜監督)や津吹みゆさん(歌手)の出身地でもあります。
津吹みゆさんが福島県内で24時間テレビに出演した時のエピソードは、こちらをクリック。
津吹みゆさんが福島県内で24時間テレビに出演した時のエピソードは、こちらをクリック。
菜の花が漸く咲き始めた。 |
手前に見えるのは町をPRするキャラクター「やぶきじくん」。 |
朝、出会いを求めて町内を車で走っていると、4匹の犬を1人で連れて散歩している男性を反対車線側の歩道に発見。すぐに引き返すのですが、見失ってしまいます。しかし暫く探していると…既に散歩を終えたようですが、ワンちゃんのいる家を見付けました。家に近付くと…
“ワンワンワンワン…!!!!”
見知らぬ人が来たとばかりに、鳴く鳴く…。すぐに家のカーテンがさっと開き、犬のいる庭に面した窓が開きます。
“ワンワンワンワン…!!!!”
見知らぬ人が来たとばかりに、鳴く鳴く…。すぐに家のカーテンがさっと開き、犬のいる庭に面した窓が開きます。
こちらは、明らかに好意を持っていない様子。何もしないよ~。 |
敷地に入ると一斉に吠え始めた。 |
「すみません、福島中央テレビの『ぶらカメ』のコーナーの…。」“ワンワンワンワン…!!!!”
「はい?」“ワンワンワンワン…!!!!”
「ふくしまちゅーおーてれびのー…」←ゆっくり・大きめに “ワンワンワンワン…!!!!”
「えっ!?」“ワンワンワンワン…!!!!”
「ふ~く~し~ま~…」“ワンワンワンワン…!!!!”
男性は、玄関を指さすと窓を閉めます。どうやら鳴き声の響く中での会話を諦め、出て来て下さるようです。
4匹の犬の散歩を見かけて訪れた旨を話すと、色々お話を聞かせて下さいました。
「はい?」“ワンワンワンワン…!!!!”
「ふくしまちゅーおーてれびのー…」←ゆっくり・大きめに “ワンワンワンワン…!!!!”
「えっ!?」“ワンワンワンワン…!!!!”
「ふ~く~し~ま~…」“ワンワンワンワン…!!!!”
男性は、玄関を指さすと窓を閉めます。どうやら鳴き声の響く中での会話を諦め、出て来て下さるようです。
4匹の犬の散歩を見かけて訪れた旨を話すと、色々お話を聞かせて下さいました。
ワンワン!!飼い主が窓から顔を出しても吠え続ける。 |
ワンワン!!あなた方の好きな飼い主の方とお話がしたいんですが…。 |
「元々は子どもが犬を飼いたいと言うので、柴犬を1匹飼い始めたのがきっかけなんですが、柴犬は日本犬(古くから日本に棲む種)で天然記念物でしょ? その内、夫婦になる犬を見つけたんですが、その犬が全国一になった犬で、その子が県のコンテストで1位になった峰之美桜(みねのみおう)号です。そこから『どうせ育てるならもっと上を目指せる柴犬を育てたい』と、柴犬のブリーダーになったんです。」
勿論資格を取った上での飼育で、現在は7匹を飼っています。
「家族皆で世話をしてくれるんで助かっています。ブリーダーでもあるのですが、現在何人かは順番待ちで、次の赤ちゃんが生まれるのを待っています。」
との事。そんなご主人、本業は…
勿論資格を取った上での飼育で、現在は7匹を飼っています。
「家族皆で世話をしてくれるんで助かっています。ブリーダーでもあるのですが、現在何人かは順番待ちで、次の赤ちゃんが生まれるのを待っています。」
との事。そんなご主人、本業は…
子どもの要望で柴犬を飼い始めたご主人。 |
小屋には柴犬ちゃんがいっぱい。 |
車やバイクの販売・買取・修理などをする店「パワープロジェクト」の代表でした。しかもレアな車や所謂“旧車”関係も扱っていて、ご自身も…
作業用のガレージには、お客様から預かった素敵な車と… |
ご自身の持つ”旧車”が! |
“ぶろろろろろ~~ん”
エンジン音が違います。
エンジン音が違います。
エンジン音を轟かせ、お披露目して下さった。 |
自慢の愛車に、嬉しそうなご主人。 |
私、車の事は詳しくは分からないのですが、日産の通称「ハコスカ」(角ばったスカイラインからその名がついたとか)と呼ばれる名車です。
ご自身で整備した自慢の旧車、これで県内外に出掛ける事もあるそうで
「車が好きな人には、振り返られますね。」
ご自身、某車雑誌で鈑金・修理の見事さを連載で取材されるほどの実力の持ち主。なので、こちらの従業員も旧車をはじめ、本当に車が大好きな方が多いそう。
「やはりやるからには極めたいんですね、車も柴犬も。」
ご自身で整備した自慢の旧車、これで県内外に出掛ける事もあるそうで
「車が好きな人には、振り返られますね。」
ご自身、某車雑誌で鈑金・修理の見事さを連載で取材されるほどの実力の持ち主。なので、こちらの従業員も旧車をはじめ、本当に車が大好きな方が多いそう。
「やはりやるからには極めたいんですね、車も柴犬も。」
こちらが「ハコスカ」。ご存じの方もいらっしゃるのでは? |
運転席。ハンドルには”DATSUN”。日本語読みで「ダットサン」、日産の事ですね。 |
将来的には日本犬のコンテストでも頂点を極めるような柴犬を育ててみたいという事で、現在飼っている2匹を見せて頂きました。
愛車の前で愛犬披露。 |
親子だそう。 |
親子だそうですが、子どもの方はカメラに興味津々。
おっ、何かのおねだりかな? |
いえいえ、カメラのマイクのもふもふが気になっていたのです。 |
体高や尾の形など、様々な審査基準があるそうです。
雨を振り払っているのかな? 春と秋では毛の色も変わると言う。 |
カメラ目線、有難う! |
そんなお話を伺っている内に、そろそろ業務開始時間が近づいてきました。従業員の方にまじって出勤をしてきたのは、息子さんです。現在専門学校に通いながら、お父さんの仕事の手伝いをしています。旧車のフォルムやエンジンの作り・音に魅力を感じるというあたりは、流石親子。そんなお父さんの事をどう思っているのか尋ねると、
「いやぁ父の事は尊敬しています。知識は凄くて、自分が分からない事もぱっと出て来るんです。」
「いやぁ父の事は尊敬しています。知識は凄くて、自分が分からない事もぱっと出て来るんです。」
息子さん(右)も仕事のお手伝い。日頃世話している息子さんにワンちゃんもじゃれつく。 |
「父の事を尊敬しています!」と話す息子さん。 |
こういう言葉は初めて聞いたというお父さんも、
「いやぁ嬉しいですね。ただこれからは車も電気自動車になっていくし、(事故を防止するシステムが発達して)車がぶつからなくなるんで、(うちのような鈑金などの仕事は)厳しい業界だと思います。ただカスタムペイント等を覚えたりすれば、まだ需要が出て来ると思うので、頑張ってほしいですね。」
「いやぁ嬉しいですね。ただこれからは車も電気自動車になっていくし、(事故を防止するシステムが発達して)車がぶつからなくなるんで、(うちのような鈑金などの仕事は)厳しい業界だと思います。ただカスタムペイント等を覚えたりすれば、まだ需要が出て来ると思うので、頑張ってほしいですね。」
初めて聞く息子さんの言葉に、少しはにかむ様子も…。 |
息子さんは、父親の背中をきちんと見ている。 |
写真は撮らなかったのですが、こちらのお宅の奥様が柴犬を赤ちゃんから育てて新たな飼い主に引き取ってもらう時は「涙が出るんです。」と話していたのが印象的でした。
旧車やレアな車の鈑金・塗装・レストア(新車並みに乗れるよう整備する事)といった事で相談したい店を探している方や、これとは全く別に、柴犬を子どもの頃から育てたいという方は、問い合わせてみても好いかも知れません(つづく)。
旧車やレアな車の鈑金・塗装・レストア(新車並みに乗れるよう整備する事)といった事で相談したい店を探している方や、これとは全く別に、柴犬を子どもの頃から育てたいという方は、問い合わせてみても好いかも知れません(つづく)。
「自然のエアコンです」と笑顔で三角窓←懐かしい を開けるご主人。 |
柴犬を飼うようになって、盗難の被害がなくなったと言う(あれだけ吠えられれば、他人は近づけません)。 |
あれ、こちらも柴犬? |
スピリットを感じるお店とは? |
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