2021.10.28
with a camera in Date City 3
「ぶらカメ」伊達市篇その3です。
その1 「伊達市あらまし・庭にパイナップル!?・銅で出来たさざえ堂!?」はこちらをクリック。
その2 「真鍮製の薬師寺、東塔だけじゃなかった?・売り切れ御免 人気のお店・親子の待ち合わせ~小さな子を持つ母はつらいよ~」は、こちらをクリック。
その2の途中で、地元中学生から聞いた「売り切れ商品も出るケーキ屋さん」にお邪魔しました。ただオーナーシェフが忙しく、対応できる午後2時にお邪魔することにしていたのです。
その1 「伊達市あらまし・庭にパイナップル!?・銅で出来たさざえ堂!?」はこちらをクリック。
その2 「真鍮製の薬師寺、東塔だけじゃなかった?・売り切れ御免 人気のお店・親子の待ち合わせ~小さな子を持つ母はつらいよ~」は、こちらをクリック。
その2の途中で、地元中学生から聞いた「売り切れ商品も出るケーキ屋さん」にお邪魔しました。ただオーナーシェフが忙しく、対応できる午後2時にお邪魔することにしていたのです。
自宅でパイナップルを育てた方の話は、その1へ。 |
銅製さざえ堂、真鍮製薬師寺東塔・西塔を作った方の話は、その2やその1の後半へ。 |
午後2時前に着くと、午前中ほどのひっきりなし感はありませんが、それでもお客さんがいる時間といない時間が半々くらいで、人気の高さが伺えます。
「宮城県や須賀川市(すかがわし。福島県中通りの中部にある。郡山市の南隣)からも、お客さんが買いに来てくださいます。」
「宮城県や須賀川市(すかがわし。福島県中通りの中部にある。郡山市の南隣)からも、お客さんが買いに来てくださいます。」
「マン ドゥ シャトン」の看板にあたるマーク。 |
店内はショーケース内にタルト等のケーキ、反対側には焼き菓子などが並ぶ。 |
そう話すオーナーシェフご自身は、特にお菓子作りの専門学校などには行っていないと言います。
「5年程ケーキ・タルト作り等を別のお店で学んで、2年前に店を開きました。」
やるならとことん拘って、と店の外装も含めデザインをしたと言います。
「5年程ケーキ・タルト作り等を別のお店で学んで、2年前に店を開きました。」
やるならとことん拘って、と店の外装も含めデザインをしたと言います。
オーナーシェフは20代。別の店で修業をした。 |
内装にも猫のデザインが…。 |
そんなオーナーシェフの店のお勧めは、季節限定のタルトです。
「『秋』というタルトは、無花果・和梨・柿・葡萄2種類・洋梨を使っています。」
見た目は無花果の存在感が大きく、実りの秋を感じさせる豪華さがあります。この時間はショーケースにありません。
「売れちゃったんです。きょうは16ホールですかね。お客さんからも秋になると『無花果のタルトはまだですか?』と言われる位で、人気があるんです。」
今回は午前中にお邪魔して、取り置きをお願いしておいて好かった~♪
「『秋』というタルトは、無花果・和梨・柿・葡萄2種類・洋梨を使っています。」
見た目は無花果の存在感が大きく、実りの秋を感じさせる豪華さがあります。この時間はショーケースにありません。
「売れちゃったんです。きょうは16ホールですかね。お客さんからも秋になると『無花果のタルトはまだですか?』と言われる位で、人気があるんです。」
今回は午前中にお邪魔して、取り置きをお願いしておいて好かった~♪
タルト「秋」(1ピース600円)。写真は午前中に撮影(午後2時には売り切れていた)。 |
「無花果のタルトは、ご要望が多くて…。」とオーナーシェフ。 |
頂くと、梨の爽やかさや柿などの果物の甘み、無花果の食感が、店お勧めのカスタードクリームと巧く交わって、お互いの甘さが感じられるようなクリームの味付けと言う絶妙のバランスで、果物の良さを生かすタルトではないですか。サクサクの生地の食感もたまりません。
「フルール」(左)と「秋」を1ピースずつ…。 |
断面はこんな感じ。カスタードクリームもたっぷり。 |
「『フルール』は『花束』という意味で、その名の通り花束のような美しさをタルトで表現しました。苺・オレンジ・グレープフルーツ・葡萄・パイナップル・メロン・バナナを使っています。」
こちらはグレープフルーツなどの酸味なども味わいに加わり、まさに味でも華やかさのあるタルトです。
こちらはグレープフルーツなどの酸味なども味わいに加わり、まさに味でも華やかさのあるタルトです。
「フルール」のホール。果物が輝いている。 |
フルールの断面(1ピース580円)。 |
因みに店名の「マン ドゥ シャトン」の意味を伺うと、
「フランス語で『子猫の手』という意味です。私、猫が好きなんです。」
「フランス語で『子猫の手』という意味です。私、猫が好きなんです。」
看板の下からドアにかけて、店名の「子猫の手」の跡がついている。 |
ハロウィーン仕様だが、トレードマークの猫も一緒だ。 |
店のあちこちに、猫をモチーフにしたデザインや置物、また猫を意識したお菓子も売られています。
「自宅には、猫が5匹いるんです。」
「自宅には、猫が5匹いるんです。」
「おすまし猫」(780円)はショコラのお菓子が色々入ったセット。 |
猫の肉球をイメージしたサブレ。色々な味がある(130円)。 |
レジのそばには、オーナーシェフの家の猫ちゃんたちが…。お店から帰ると、癒されるんでしょうねぇ…。
ご自宅の猫ちゃんの写真が…。それぞれの個性が伺える。 |
猫とオーナーシェフは切っても切れない関係だ。 |
タルトやお菓子は、朝の7時頃から作り始めます。ケースに並ぶケーキは、輝いています。
「店を開いて2周年を迎えるまでには、本当に周りの色々な方にお世話になりました。感謝感謝です。」
「店を開いて2周年を迎えるまでには、本当に周りの色々な方にお世話になりました。感謝感謝です。」
タルトの1つ、「ペタル」(550円)。レモン・オレンジを使った焼きチーズタルトだそう。 |
「ルージュ」(580円・左。赤い実がいっぱい)と「キャラメル バナーヌ」(560円。キャラメルクリームとバナナの競演)。 |
私、タルトが上手に食べられないんですが…と伺うと、
「好いんです。崩れるものなので、自由に食べて下さい。」
と言っていらっしゃいました。次はタルトの”崩れ”を気にせず楽しめそうです。
「好いんです。崩れるものなので、自由に食べて下さい。」
と言っていらっしゃいました。次はタルトの”崩れ”を気にせず楽しめそうです。
「ノーベル・シャイン」(800円。シャインマスカットがたっぷり載っている)。 |
抹茶のティラミスやショコラケーキ、キッシュなども。 |
「ここ伊達出身で伊達が好きなので、タルトで伊達の魅力を伝えたい。」
と話します。若いのに自分のやりたい事がしっかり見えていて、故郷の魅力も分かっている…頼もしいパティシエールです。
伊達市の「Mains de Chaton(マン ドゥ シャトン)」は、営業時間が10時から午後5時半で、定休日は(ロケ時点で)毎週火曜と第2・4月曜、駐車場は店の前に3台分あります。
と話します。若いのに自分のやりたい事がしっかり見えていて、故郷の魅力も分かっている…頼もしいパティシエールです。
伊達市の「Mains de Chaton(マン ドゥ シャトン)」は、営業時間が10時から午後5時半で、定休日は(ロケ時点で)毎週火曜と第2・4月曜、駐車場は店の前に3台分あります。
定番のシュークリーム・苺のケーキ・モンブランなども…。 |
開店2周年のお祝いの花がいっぱいだ。 |
今回伊達市を回ってみて、市民の皆さんのバイタリティの強さを感じました。親御さんが始めた花育てを引き継ぎ今ではパイナップルのへたの部分から“実を結ばせた”女性、銅や真鍮で歴史的建造物を再現する男性、3人の子育てに奮闘するお母さん、地元故郷の果物を使ったタルトで故郷を盛り上げようとするパティシエール…、虹の暗示通り、多くの好い出会いに恵まれました。有難う御座いました。
次回はふくしまボンガーズのしなだマンが、この週末に北塩原村にお邪魔します。宜しくお願い致します。
次回はふくしまボンガーズのしなだマンが、この週末に北塩原村にお邪魔します。宜しくお願い致します。
日々の生活を豊かにする趣味・特技をお持ちの方が多かった。 |
低い所に虹が出た。伊達市の方々との出会いに感謝。 |
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