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徳光 雅英
徳光 雅英Masahide Tokumitsu
with a camera in Sukagawa City 1
 『ゴジてれChu!』木曜恒例…の筈でしたが、新型コロナウイルスの影響で1か月以上ぶりの復活となります「ぶらカメ」のコーナーです。今回は当日の朝に自分で抽選して市町村を決めてから取材、という事で、朝7時にいつものボックスから引いた結果「須賀川市(すかがわし。すがかわし、ではありません)」にお邪魔してきました。

 
今回は、須賀川市。公園には「松明あかし」の絵が…。
今回は、須賀川市。公園には「松明あかし」の絵が…。
 須賀川市は郡山市の南隣、人口7万5000人程、280平方キロメートル弱の広さです。東京五輪男子マラソン銅メダリストの円谷幸吉や、ウルトラマン等の特撮で有名な円谷英二氏の故郷です。
 城もありましたが伊達政宗によって落とされ、その戦いで亡くなった人の弔いの祭りとして今の形になったのが「松明あかし」です。
 
分かりにくいが、松明を立てた所は芝がはげてしまっている。
分かりにくいが、松明を立てた所は芝がはげてしまっている。
 愛宕山には高さ10m程の松明が約30本人力で立てられ、炎が夜空を焦がします。ここのところ新型コロナウイルスや東日本台風の影響で、本来の規模では行われていません。
 
トイレ(右)には、松明の炎がステンドグラス風にデザインされている。
トイレ(右)には、松明の炎がステンドグラス風にデザインされている。
 そんな松明あかしの行われる公園で出会った第一市民は、犬の散歩に来たこちらの女性です。
 犬の名前は、コタロー。お子さんが漢字で「虎太郎」と名付けたそうですが、女性のイメージとしては「何となく片仮名のコタロー」だそうです。
 
最初に出会ったのは、犬の散歩中の女性。
最初に出会ったのは、犬の散歩中の女性。
 東日本大震災では家が全壊し、暫くは家で犬を飼う環境が無かったそうですが、その後犬を飼える生活環境が整ったので、犬が好きなこちらの女性は、県内で生まれたばかりの子犬を3か月前に里親として引き取ったそう。
 性格はちょっと「怖がり」。知らない人からシャッターを切られて、びくっとする場面もありましたっけ。ま、私でもシャッターを切られると、どきっとしますものね。
 
コタローは、須賀川市の家ですくすく成長中。
コタローは、須賀川市の家ですくすく成長中。
 コタローは散歩が大好きで、早く連れて行ってとせがみます。大好きな散歩の最中にごめんね。存分に歩き回ってきてください。
 
「話は良いから、先に行こうよ…。」コタローの心の声が聞こえてくるようだ。
「話は良いから、先に行こうよ…。」コタローの心の声が聞こえてくるようだ。
 続いて出会ったのは、会社の元同僚というお二人。モーターを作る仕事をしていたそうで、某有名掃除機のモーターにも、勤務先で作ったモーターが使われていたそうです。
 
元同僚の2人。退職後もこうして付き合いが続いているそう。
元同僚の2人。退職後もこうして付き合いが続いているそう。
 写真を撮るのが趣味で、山や鉄道を撮るのが好きなのだとか。スマホに入っている写真のデータを見せて頂きました。
 
山に登って写真を撮るのが楽しみという。見せて頂くと…
山に登って写真を撮るのが楽しみという。見せて頂くと…
 こちらは尾瀬沼に映った燧ケ岳を撮影したもの。ここは以前私も朝の情報番組『ズームイン!!朝!』のロケや中継で何度も撮影しましたが、朝の風のない時間帯でないと、沼に山が映らないのです。しかもこれだけ綺麗に映るのは、そう多くはありません。普段の行いが良いのでしょうか。
 
尾瀬沼に燧ケ岳が映る。これだけ水面が波立たないのは珍しい。
尾瀬沼に燧ケ岳が映る。これだけ水面が波立たないのは珍しい。
 お隣の方は、歩くのは好きで、低い山なら時々お付き合いするとの事。本格的なカメラで撮影する元同僚の姿は「格好良い」そうです。
 
低い山だと一緒に登る事もあるという。健脚でいらっしゃる。
低い山だと一緒に登る事もあるという。健脚でいらっしゃる。
 こちらの公園では1時間ほど歩いていたとの事。公園が広く、起伏に富み、一周するとそれ位の時間がかかります。山に登る体力もこうして培われているのですね。
 
お二人とも70歳だそう。お若い!
お二人とも70歳だそう。お若い!
 さて町中を歩いていると、子どもの元気な声が聞こえてきます。妙林寺の境内に数人の子どもがいるようです。
 
雪だるまが残る妙林寺の境内。子どもの声が響いていた。
雪だるまが残る妙林寺の境内。子どもの声が響いていた。
 行ってみると、先日の雪を使って小さな滑り台が出来ていて、子ども達がそりに乗って遊んでいました。寺の境内で結構大胆!と思ったら、ご住職のお子さん5人でした。
 
雪の滑り台で、住職のお子さんがそり遊び中。楽しそうだ。
雪の滑り台で、住職のお子さんがそり遊び中。楽しそうだ。
「雪が積もると、滑り台を作るんですよ。雪が多いと本殿の屋根から雪がどさっと落ちる事もあるので、かまくらを作る事もあります。去年は雪が無かったので、久し振りですね。」
 
妙林寺の住職。駐車場の雪かき中だった。
妙林寺の住職。駐車場の雪かき中だった。
 因みにこの滑り台を作ったのは奥様。右の階段から上れるようになっていて、中央には“プチかまくら”があります。
 
右が上る為の階段。中央にプチかまくら。左が滑り台。
右が上る為の階段。中央にプチかまくら。左が滑り台。
「一応子どもの頭位は入りますよ。」
との事で、実際にお子さんの一人が入ると、
 
奥さんが雪の滑り台を作った。
奥さんが雪の滑り台を作った。
 上半身がすっぽり入る位の奥行きがあります。冷たくないのか聞くと、
 
お子さんの一人が入ってみてくれた。
お子さんの一人が入ってみてくれた。
「暖かいで~す。」
との答が。保温性が高いのですね。それにしても、上には子どもが何回も乗ってはそり滑りをしているのですから、頑丈な造りです。
 ところで雪の滑り台の所に立っている「金色堂」と書かれた石柱は何でしょう?こちらのお寺に「金色堂」はなさそうですが…。すると住職が
 
「暖かいで~す。」掘るのも造るのも大変だったでしょうね…。
「暖かいで~す。」掘るのも造るのも大変だったでしょうね…。
「実は私のひいおじいちゃんが岩手の中尊寺金色堂の標柱の文字を書いたんです。そのレプリカなんですよ。」

 あの有名な中尊寺の?なぜ妙林寺の住職が??

(2月24日のブログにつづく。)
 
滑り台の所にあった石柱、この文字が中尊寺で掲げられていた!?
滑り台の所にあった石柱、この文字が中尊寺で掲げられていた!?
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