2003.07.23
初戦の難しさ2
冬の国立競技場を目指す全国高校サッカー選手権の県大会、きょうからは夏の県大会出場校(ベスト4を除く)がシード校として登場しました。完全なトーナメント方式の予選なので、負ければ3年生選手の選手権への夢は早くも7月に潰える事になります。
きょう、シード校の郡山高校が敗れました。相手は福島北高校。夏は県北予選で福島東高校に敗れるなどして県大会出場を逃した為、シード校にはならなかったチームです。
前半、ボールの支配権の大半を郡山高校が握っていました。シュートチャンスもありました。福島北高校はよく凌ぎました。0対0で折り返します。
後半、福島北高校は、中盤から郡山高校のディフェンスラインの裏にボールが出るようになりました。そして前線が粘って右サイドに流れたボールを9番川村選手がミドルシュート。少ないチャンスをものにして、福島北高校が先制します。
その後、郡山高校は更に前がかりに攻めますが、どうしてもゴールを割れません。焦りも多少あったでしょう。最後はGKの�内選手も相手ゴール付近まで上がって攻めますが、タイムアップ。その瞬間、オレンジ色のユニフォームが崩れ落ちました。
「おおっ…おおっ…」
慟哭に近い嗚咽が、敗れた郡山高校のイレブンからもれました。人目もはばからず男泣きに泣く姿は、見ていて余りに気の毒なほどの光景でした。試合会場も郡山高校。国立競技場で行進する事を夢見て毎日辛い練習を重ねてきたグラウンドで、郡山高校イレブンは初戦で姿を消しました。
福島北高校の健闘が光った試合、と同時に、郡山高校にとっては初戦の難しさが出た試合でもありました。
きょう、シード校の郡山高校が敗れました。相手は福島北高校。夏は県北予選で福島東高校に敗れるなどして県大会出場を逃した為、シード校にはならなかったチームです。
前半、ボールの支配権の大半を郡山高校が握っていました。シュートチャンスもありました。福島北高校はよく凌ぎました。0対0で折り返します。
後半、福島北高校は、中盤から郡山高校のディフェンスラインの裏にボールが出るようになりました。そして前線が粘って右サイドに流れたボールを9番川村選手がミドルシュート。少ないチャンスをものにして、福島北高校が先制します。
その後、郡山高校は更に前がかりに攻めますが、どうしてもゴールを割れません。焦りも多少あったでしょう。最後はGKの�内選手も相手ゴール付近まで上がって攻めますが、タイムアップ。その瞬間、オレンジ色のユニフォームが崩れ落ちました。
「おおっ…おおっ…」
慟哭に近い嗚咽が、敗れた郡山高校のイレブンからもれました。人目もはばからず男泣きに泣く姿は、見ていて余りに気の毒なほどの光景でした。試合会場も郡山高校。国立競技場で行進する事を夢見て毎日辛い練習を重ねてきたグラウンドで、郡山高校イレブンは初戦で姿を消しました。
福島北高校の健闘が光った試合、と同時に、郡山高校にとっては初戦の難しさが出た試合でもありました。
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