2003.09.16
秋風
先日大学時代の友人と電話をしていると
友人が「風がすっかり秋だわ」と言いました。
その友人は兵庫に住んでいるので、
私はこちらと関西の気候に違いがあるのか確かめたくなり、
すぐベランダの窓を開けました。
すると、スーっと想像以上に涼しい空気が入り込んできました。
そして、聞こえる虫の声。
「ああ、ほんと秋だねぇ」
と二人でしみじみしました。
次の日。
朝から気持ちのいい青空が広がっていました。
ややきつめの日差しの中、会社まで自転車をこいでいると、
突然、「懐かしさ」が胸にこみあげてきました。
あれ?なんだろうこの切ない気持ちは・・・
そして、思い出したのが大学のキャンパスです。
日は射しているけれど、風がひんやりとしている。
それは、秋のキャンパスと同じ空気だったんです。
毎日�号館から食堂まで歩いたこと、
食堂前のベンチでの友達とのおしゃべり、
芝生でお昼寝したこと。
次々に記憶が浮かんできて、
「みんな今頃どうしてるかな」と胸がいっぱいになりました。
家から会社まで、センチメンタルジャーニー☆
この間の月といい、
秋には人を思い出にひたらせる力があるみたいです
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