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野尻 英恵
野尻 英恵Hanae Nojiri
メダルの重み
市街地でも少しずつ木の葉が色付き、秋めいてきました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、今週水曜日の『ゴジてれChu!』には、
スペシャルゲストとして
東京パラリンピックで銀メダルを獲得した
車いすバスケットボール男子日本代表のキャプテン
豊島英選手に生出演いただきました!

 
大会前から取材をさせていただいていたのですが、
銀メダルを持って中テレにお越しいただいたこと
とても感慨深く、嬉しかったです。


豊島選手の出演に関してはSNSでもたくさんの反響をいただいたので
番組ではお伝えしきれなかったエピソードも含め
ご紹介したいと思います。




取材のきっかけは、日本テレビの番組を見て豊島選手を知ったことでした。
いわき市出身で、原発事故をまさに現場で経験され、
当時の葛藤や、コロナ禍の延期を乗り越えてキャプテンとして活躍されていること、
ぜひお話を伺ってみたいと思ったところ
快く引き受けてくださいました。


最初に取材をさせていただいたのは6月、
現在の拠点である仙台の練習場です。

私も少しだけ車いすバスケを体験させていただきました。
座っている状態だと立っているよりリングが遠くなる上に、
ひざのクッションを使えません。
近くからボールを投げてもゴールに全く届かず、
選手たちの腕と体感の強さを実感しました。

インタビューをしているその時に、代表選出が正式発表されたのも
タイミングが奇跡的で興奮しました!
(本人は知っていたかもしれませんけれど)



パラリンピックでの活躍はもう皆さんご存知の通り、
日本の大躍進には連日胸が熱くなりましたよね!
私も夢中になって観戦していましたが、
対格差のある外国人相手でもひるまず、
連携の取れたプレーで快進撃を重ねました。

大会前に語っていた
「つらい時も多くの人に支えてもらったからこそ
パラリンピックで結果を出し、
たくさんの方に笑顔になってもらいたい」


その言葉通り、
見事銀メダルを獲得されました。




その銀メダル、
じつは恐れ多くも、
持たせてくださったんです…!!



 
520グラム、
手にずん、と沈む重みがありました。

でもそれ以上に、
これまで血のにじむ訓練を
長年積み重ねてきた努力の結晶だという

特別な重みが感じられました。

(銀メダルに隠されたヒミツはツイッターの動画でも紹介していますので
ご覧ください♪)
 
パラリンピックのメダルには点字が施されています
パラリンピックのメダルには点字が施されています
拝みたくなるほど貴重なメダルでした
拝みたくなるほど貴重なメダルでした
豊島選手は、つい先日
現役を引退することを発表されました。
個人的にはさみしい思いですが、
これからも福島、東北の皆さんと共に
パラスポーツの普及と発展に尽力されるということです。


夢を諦めない姿、
逆境にも負けない強さを
私達に教えてくださって
ありがとうございます。



18年間の選手生活、
本当にお疲れ様でした!!