つながろう ふくしま 猪苗代湖 環境保全活動

24時間テレビ35 愛は地球を救う

『猪苗代湖をきれいにしよう』ボランティア募集

福島中央テレビの『猪苗代湖をきれいにしよう』プロジェクトは、24時間テレビの『地球環境保護支援プロジェクト』から生まれました。

2012年の湖岸活動の実施報告です。

5年目を迎えた『猪苗代湖をきれいにしよう』湖岸活動は、7月28日(土)、猪苗代湖東岸の上戸浜で行いました。過去4年間は、天神浜で行っていましたが、上戸浜は初めてです。

 

開会式は、今は使われていない旧猪苗代町立山潟小学校の校庭をお借りして行いました。今回も「猪苗代湖の自然を守る会」、「猪苗代町」などの協力をいただきました。

参加者は、ボランティア募集に応募してくれた県民など90人です。中には、猪苗代湖の保護活動でよくご一緒する方々の顔もありました。

 

当日の上戸浜は、海水浴シーズンに入っていましたが、あまり人が捨てたようなゴミはありません。目立ったのはヨシなどの枯れた植物です。猪苗代湖では、冬の西風や、湖水の流れの影響で、冬から春にかけて東の岸辺に多くのものが打ち寄せられるそうです。上戸浜から南の湖南地方にかけての岸辺には、春から初夏にかけて、大量の植物の残骸が打ちあがります。

この日の清掃活動も、主にこうした枯れた植物の回収となりました。その中でも一番目立ったのは、ヨシが枯れて短く砕けたものです。全体の半分ぐらいでしょうか。

 

今回も、ボランティアの皆さんは、親子連れのファミリーから、年配の方々まで幅広い年代でした。枯れたヨシは、堅くて気を付けて拾わないとケガをする心配もあります。夏の最盛期で気温も上がりました。標高500メートル以上ある猪苗代湖畔とはいえ、30度を超す真夏日となりましたが、皆さん、汗を流しながら、一所懸命、拾い集めてくれました。

 

およそ1時間ほどの作業で回収したゴミは、猪苗代町が提供してくれたゴミ袋でおよそ200袋になりました。これで上戸浜は、残り少ない湖水浴シーズンの間、きれいなビーチのまま、訪れる人たちを迎えてくれるはずです。

参加してくださった皆さん、サポートしてくださった皆さん、ありがとうございました。

清掃活動終了後、今回は、バスを使って場所を移動し、例年より時間を取って「環境教室」を開きました。講師は、猪苗代湖の自然を守る会代表の鬼多見賢さんです。

 

まず猪苗代湖を望む磐梯山の中腹まで移動し、猪苗代湖がどんな経緯をたどって、現在の様な姿になったのか、その成り立ちなどを話していただきました。天気が良すぎて、眼下の湖は少しかすんで見えましたが、昔の猪苗代湖はもっと大きかったそうです。

次に移動したのは、湖の北岸です。

猪苗代湖の北側は、町役場を始め町の中心街があって、住宅地や農地の中を流れる多くの川が流れ込む地域です。

このあたりの風景は、清掃活動をした上戸浜とはだいぶ違います。岸辺一帯を人の背丈以上もあるヨシなどが覆い尽くしていました。どうしてなのでしょう。

 

猪苗代湖の北側は、ほかと違って遠浅になっています。そこに人口の多い地域を流れてきた栄養分の多い水が、川や用水路から流れ込むため、水辺の植物が育ちやすいのです。ヨシなど少し汚れた水でも育つ植物が今どんどん生息範囲を広げています。

砂浜の上戸浜でボランティアの皆さんに拾ってもらった枯れたヨシなどは、この北側の岸辺で春から夏にかけて育ち、冬には枯れて湖を漂い、その一部が、東側の上戸浜などの岸に打ち寄せられていたのです。

今回の湖岸活動では、猪苗代湖という大きな湖の中で起きていることの一端を、見ていただきたいと考えて、移動環境教室を開催しました。また来年も、猪苗代湖の自然の不思議を訪ねつつ、環境を守る活動への理解者が少しでも多くなってくれることを願いつつ、この活動を続けていきます。

この模様は、7月28日(土)のゴジてれ土曜版のニュースで放送しました。

『猪苗代湖をきれいにしよう』 ボランティア要領
実施日時 7月28日(土) 9:30〜13:00
実施場所 猪苗代町上戸浜、北部の湖岸など
実施内容 清掃活動、環境教室
備考 当日の様子は、福島中央テレビの番組およびウェブサイトなどで紹介しました。昨年の湖岸清掃の様子は、こちらからご覧ください。