つながろう ふくしま 猪苗代湖 環境保全活動

なぜ、水草回収活動が行われることになったのか、水草の回収でどんな成果が期待できるのでしょうか。こちらをご覧下さい。


 
―水草回収作業(天神浜・松橋浜)―
2010年度作業の実績
実施日数  合計16日
水草回収量 68.3㎥【コンテナ箱(47ℓ)で1817.5箱】
参加者数  のべ 1,289人


台風14号が早めに三陸沖に遠ざかり、心配された天気は薄曇り。10月31日、毎週土日に猪苗代湖で行われてきた「水草回収活動」が、猪苗代町の津金町長も参加して、無事、今年度の最終日を迎えました。

この日、参加したのは国際ロータリークラブの会津地区の皆さんを中心とした50人あまり、その人数ではとても回収できないほどの大量の水草。驚くほどの岸辺の状況でした。ことしの回収活動の中でも最大規模だそうです。代表の中村先生が「てんこ盛り」と表現したように、台風の風が運んだ水草が湖畔を埋め尽くし、うず高く積みあがっていました。FCTスタッフも4回目の参加でしたが、ため息が出るほどの光景です。


参加者の皆さん、一生懸命がんばりましたが、残念ながら半分ほどは残ってしまったでしょうか。今年度の「水草回収活動」は、この日が最終日となりますが、この水草回収活動を提唱し、自ら先頭に立ってきた清らかな湖・美しい猪苗代湖の水環境研究協議会会長の中村先生は、このあともできるだけ回収していきたいと話していました。


猪苗代湖の水草回収活動は、清らかな湖・美しい猪苗代湖の水環境研究協議会(会長:中村玄正日大名誉教授、事務局:福島県環境センター)が提唱して、県内のロータリークラブの全面的なバックアップで、ことしの8月28日から始まり、この日まで計16日、のべ1289人が参加しました。コンテナボックスでおよそ1800個、68㎥余りの打ち寄せられた水草を人の力で回収しました。

回収された水草は、猪苗代町の堆肥施設や、民間の敷地に設けられた大きなコンポスタなどに運ばれ、田畑の堆肥として活用されます。草はリンや窒素という作物の栄養になる養分をたくさん吸い込んでいて、この水草肥料から、来年、美味しい野菜ができるかもしれません。

最終日に、これだけの量の水草があるということは、この後もまだしばらくは打ち上げられるということでしょう。また、この日、少し離れた長浜などに立ち寄ってみたところ、岸辺や入り江には大量の水草が打ち上がっていました。

養分(汚れ分)を吸収して浅瀬に繁茂する水草の量が、想像以上に増加していることが容易に察せられます。

中村先生は、ことしの活動を終えて、「行動を起こすことが大事、今年、多くの皆さんの協力でここまでやれたことに大きな意味がある」と話してくれました。

確かに、水草の増加は、湖の汚れと深い関係があります。その水草が、こんなに大量に打ち上げられているという現実を、ことし回収作業に参加した方は、実感として受け止めたはずです。FCTの報道などで知り、自分もボランティアで参加したいと思った方もいるかと思います。


行動を起こすこと、そして続けることが、また次の行動につながり、大きな輪になっていくはずです。ことし参加された方、事務局のみなさん、関係団体の方々、本当にお疲れさまでした。

この「水草回収活動」は、5年計画、来年もまた行われます。