つながろう ふくしま

あすの福島のためにふくしま再興フォーラム

今、県内外では、福島の復興に向けて様々なフォーラムや講演会などが開かれています。福島中央テレビは、そうした福島の明日のために活動する人たちと、福島に暮らす人々との架け橋になりたいと考えています。

「ふくしま再興フォーラム」は、それぞれの分野で活躍されている方々の貴重なお話を届ける機会を設けて、テレビの力で、より多くの県民の知りたいことに応え、知ってほしいことを伝えていきます。

原発災害と向き合う福島県と、そこに住む人たちとともに、今日の福島を支え、明日の福島を切り開いていくためのフォーラムです。

第2回「ふくしま再興フォーラム」を開催

ふくしま再興フォーラム㈵㈵「再生可能エネルギー教育成果発表会」〜県内9つの小中高校生が学んだもの〜

開催概要

【日時】 12月8日(土) 12:40〜16:30

【場所】 郡山市労働福祉会館 3階大ホール

【主催】 いわき明星大学

【共催】 福島中央テレビ、福島県教育委員会

福島県は復興の柱に「再生可能エネルギーの飛躍的推進による新たな社会づくり」を掲げています。 いわき明星大学が取組む環境エネルギー教育に、ことし県教育委員会と福島中央テレビが協力し、県内のモデル校で再生可能エネルギーの特別授業が行われました。

なぜ今、再生可能エネルギーが必要なのか、子供たちが正しく理解し自ら考える力をつけた時、それが、未来の福島を築く原動力にもなります。

このフォーラムは、子供たちが学んだ成果を発表し、再生可能エネルギーの意味と未来への可能性を県民とともに考えていこうと開催しました。

教育モデル校(フォーラム参加校)

■いわき市立平第一小学校 ■石川町立石川小学校 ■柳津町立西山小学校

■いわき市立小川中学校 ■石川町立石川中学校 ■柳津町立西山中学校

■福島県立いわき光洋高等高校 ■福島県立安達高等学校 ■福島県立会津工業高等学校

開催内容

■ポスターセッション 「9つのモデル校が取り組んだテーマのパネル展示、各校の交流」

午前中は、9つの教育モデル校が、それぞれ取り組んできた研究や調査の成果を、2枚のパネルにまとめて会場後方に展示しました。その前では、保護者や学校の先生に対して、研究成果を発表する姿がありました。
 柳津町立西山小学校は、再生可能エネルギーや自然の力をテーマにしたオリジナルの歌を作って披露するなど、各校が、地域にあったテーマを見つけ、地域の環境とエネルギーについて、真剣に向き合ってきたことがわかるポスターセッションとなりました。

また、今回の取組みならではの光景もありました。学校間の交流です。ほかの学校がどんな取り組みをしたのか、展示された手作りのポスターを見て回ったり、高校生が用意してきた実験器具の前では、小学生や中学生が高校生から説明を受けながら、体験したりする姿も見られました。

■特別上映



「体感!再生可能エネルギー」総集編の上映
(FCT制作:15分)

■開会式

ふくしま再興フォーラム 「再生可能エネルギー教育成果発表会」には、9つのモデル校から児童・生徒、保護者、教師などが参加、これに一般の県民も加わり、およそ250人が参加しました。

主催者を代表していわき明星大学エネルギー教育研究会会長の東之弘教授と福島県教育委員会高校教育課の田代公啓課長があいさつ、進行は、福島中央テレビの大野智子アナウンサーが務めました。

■基調講演 「ポスト3.11 岩手型エネルギー環境教育の試行とネットワーク」

 

基調講演は、岩手県を中心にエネルギー環境教育にとりくんでいる岩手大学の高木浩一教授です。高木先生の専門は「雷」の研究だそうですが、電気やエネルギーがどうやって起きるのか、その力や性質がどういうものなのか、などをかんたんな道具を使って説明しました。会場からは、時々驚きの声が上がるなど、楽しくてためになる基調講演となりました。講演の後の自由時間にも、高木先生のまわりには、子供たちや先生たちも集まり、質問したり、実験器具に触れたりしていました。

■再生可能エネルギー教育成果発表

1、柳津町立西山小学校  2、石川町立石川小学校 3、いわき市立平第一小学校

4、柳津町立西山中学校  5、石川町立石川中学校 6、いわき市立小川中学校

7、県立会津工業高等学校 8、県立安達高等学校  9、県立いわき光洋高等高校

発表の内容は、いわき明星大学エネルギー教育研究会のホームページに掲載されています。共通していたことは、自分たちの地域の身近な自然エネルギーに目を向けていたことでした。石川中学校は、豊富な森林資源によるバイオマス利用を中心に太陽光や小水力を組合わせて、地域のエネルギーを再生可能エネルギーだけでまかなう可能性を見出していました。浜通りにあるいわき光洋高校は、海の力に注目し、洋上風力と波力と太陽光を組合わせ、それぞれの欠点を克服するプランを提案していました。ある学校の発表では、未来の再生可能エネルギー社会を自分たちで築いていくと力強い宣言があったり、予想していた以上に充実した発表内容でした。発表を聞いた大人の方々も福島の未来を担う子供たちの力強さを実感したはずです。

■講評とまとめ

最後は、再生可能エネルギー教育事業評価委員会委員でもある長瀬小学校校長の江尻陽子先生が全体の講評をし、いわき明星大学特任教授の石川哲夫先生がまとめて下さいました。

今回の「ふくしま再興フォーラム 再生可能エネルギー教育成果発表会」は、いわき明星大学、福島県教育委員会、福島中央テレビが連携して行った「再生可能エネルギー教育モデル校」事業のまとめとして開催されました。9校の取組みを中心に、福島中央テレビでは、その模様を計7回の特集企画として放送しました。

過去の開催内容

ふくしま再興フォーラム㈵ 「食の安全は守られているか」 〜福島における安全確保への取り組み〜