会社情報

放送番組審議会

第389回 2017年03月15日 (水)

『月イチ!「インタビューふくしま2017~あの日から6年~」』

 福島中央テレビ(FCT)の第389回放送番組審議会は、3月15日、郡山市の福島中央テレビ本社で開かれ、2017年2月26日に放送した月イチ!「インタビューふくしま2017~あの日から6年~」について意見を交換しました。

【番組内容】

 この番組は、東日本大震災から間もなく6年を迎えるこの時期に、県内で暮らす人々の声をまとめ番組にしたもので、ナレーションを付けずにインタビューのみで構成しました。
 震災で家を追われ仮設住宅で暮らす人、自ら被災しながらも職務を全うすべく働き続けた人などが思い起こすあの時。そして今、福島で暮らす人が抱く現状、そして未来への思い。
 様々な人々の胸のうちを聴き、浮かび上がってきた“ふくしまの今”を30分の番組にまとめました。

番組を視聴した委員からは、
  • 「ナレーションの無い、インタビュー形式の番組にあえてチャレンジしたことは評価したい」
  • 「生の声を聴く番組が少ない中、特長的な構成だった」
  • 「震災を語り継ぐ、記録に残すことは重要な役割であり、作り続けることは重要で意義がある」
  • 「5年目ではなく6年目の今年の放送を選んだことは、風化を防ぐという意味でも最適の時期だったと思う」
  • 「県外から福島県に移り住んだ人の声は興味深かった」
  • 「震災を経験し、それぞれの人生が大きく変わったということが分かった」
  • 「震災の影響の大きさを改めて考えさせられた」
  • 「様々な環境で暮らす視聴者に寄り添い気遣って番組を制作・放送した努力に敬意を表したい」
  • 「番組としてだけでなく、アーカイブ(記録・映像財産)としても重要で有意義だと感じた」

など称賛の声があった一方

  • 「制作者の伝えたいこと、コンセプトが伝わってこなかった」
  • 「何を感じ取るかは視聴者任せの印象で、番組の趣旨について触れる部分があっても良かったように思う」
  • 「考えさせられはしたが、見終わっても自分の気持ちが整理できなかった」
  • 「どのくらいの人数にインタビューをしたうえでの人選だったのかが気になった」
  • 「番組の冒頭から局のアナウンサーがインタビューの対象者として登場するのは違和感があった」
  • 「どんな質問をしたうえでの回答だったのかがわかりづらかった」
  • 「回答者の人となりが分るような背景となる情報が欲しかった」
  • 「避難区域に住んでいた方の声が少なく感じた」
  • 「物理的な被害だけでなく、『風評』など精神的な被害を受けた人にも目を向けて欲しかった」
  • 「過去の振り返りより、6年経った今の想いに力点を置いても良かったように思う」
  • 「6年目の今年は『7回忌』にあたる。“忘れない”“未来を切り拓く”区切りがテーマになっても良かったように思う」
  • 「アップテンポのCMには違和感があった」

などの意見・要望も出されました。

審議会の出席委員は次の通りです。(敬称略)
石田宏壽、筒井雄二、庄司秀樹、佐藤裕之、
早川博明、菅野篤、村田和子