FCTニュース

 

緊急時避難準備区域 5か月ぶりの解除を決定

2011年09月30日 19:05

 原発事故による緊急時避難準備区域について、政府は、さきほど正式に解除を決めました。
 これは、午後6時前から官邸で開かれた原子力災害対策本部の会合で決まったものです。
 原発に緊急事態が生じたときなどに備え、避難の準備を求める緊急時避難準備区域は、4月22日に、南相馬市や広野町など、5つの市町村に設定されていました。
 およそ5か月ぶりの解除とはいえ、5つの市町村では、いまも2万8,000人余りが避難生活を送っていて、住民がふるさとに戻るには、除染などの対策が急がれます。
 野田総理も支援を約束していますが、除染で出た放射性廃棄物の仮置き場の問題も解決しておらず、課題は残されたままです。

 

県内の有効求人倍率 上昇も「依然厳しく」

2011年09月30日 19:04

 先月の県内の有効求人倍率は0.64倍と、4か月連続で上昇しました。
 しかし、福島労働局では「震災による臨時的なものが多く、厳しい状況が続いている」と分析しています。
 福島労働局によりますと、先月の県内の有効求人倍率は、0.64倍と、前の月を0.02ポイント上回り、4か月連続の上昇となりました。
 震災以降、上昇が続いていますが、これは、震災の復旧工事を行う建設業や、避難した人たちの欠員補充で医療福祉関係の求人が多いことに加え、消費が改善傾向にあり、卸売業や小売業の求人が増えたことなどが要因とみられています。
 福島労働局では「持ち直しの動きが見られるものの、震災による臨時的なものが多く、依然として厳しい状況」と分析しています。

 

県弁護士会が声明 子どもの内部被ばく抑えるべき

2011年09月30日 19:03

 県弁護士会は、子どもの内部被ばくをできる限り抑えるよう求める声明を出しました。
 菅野昭弘会長は、学校の表土改善や除染など、外部被ばくへの対策は取られているとしながら、内部被ばくについては、食品の基準がほかの国と比べてゆるく、学校給食の検査体制も不十分などと問題を指摘しました。
 その上で、子どもの被ばく基準は大人より厳しく設定すること、特に学校給食については、給食センターに検査機器を導入し、全ての食材の放射性物質を検査し、結果を日々公開することなどを求めています。
 この声明は、きょう付けで国や自治体の関係機関に送られました。

 

交通安全呼びかける ポスターの審査会

2011年09月30日 19:02

 小学生・中学生が書いた交通安全を呼びかけるポスターの審査会が、福島市で開かれました。
 交通安全ポスターコンクールは、JAとJA共済連福島が毎年開いているもので、ことしで40回目になります。
 ことしは、県内379校から1,983点の応募がありましたが、震災の影響で浜通りにある学校が応募できなかったこともあり、作品数は、去年より210点ほど少なかったということです。
 審査員は、呼びかけがわかりやすく、子どもらしく生き生きと描かれた作品を選び、各学年ごとに賞を決めていきました。
 表彰式は、11月12日に福島市内で行われ、「金賞」を受賞した作品は全国コンクールに出品されるということです。

 

緊急時避難準備区域 きょう夕方にも解除

2011年09月30日 11:56

 政府は、原発事故を受けて指定した県内5市町村の「緊急時避難準備区域」を、きょう夕方にも、5か月ぶりに解除する方針です。
 4月22日から「緊急時避難準備区域」に指定されていたのは、福島第一原発から20キロ〜30キロ付近にある南相馬市や広野町、川内村など5つの市町村です。
 原発に異常があった場合に避難の準備をするよう求められ、子どもや妊婦などはできるだけ避難するよう求められていたことから、対象となる5市町村のエリアに住むおよそ半数の2万8,000人余りが、県内外で避難生活を送っています。
 政府はきょう夕方、野田総理も出席して開かれる原子力災害対策会議で、緊急時避難準備区域を一斉に解除する方針で、県内の5市町村は、住民が自宅に戻ることができるよう、それぞれの「復旧計画」を元に除染対策などを急ぐことになります。

 

緊急時避難準備区域解除へ 南相馬市原町区では…

2011年09月30日 11:55

 第一原発からおよそ25キロの距離にある南相馬市原町区です。
 地元の人によると、震災後、こちらの商店街もシャッターをおろした店が目立つようになりました。
 指定の解除を前に、きょうの市の動きと市民の反応です。
 南相馬市役所では、けさ5時半から、市の職員50人あまりが参加して庁舎の除染が行われました。
 これは、市民の放射性物質への不安を取り除こうと行われたものです。
*市役所職員インタビュー
「市民の方にまず庁舎から安心・安全を発信していくっていうのが職員の役目だと思いますので」
 市内では小中学校の除染が来月上旬にも終わる見込みですが、一方で、住宅地や農地などの除染は進んでいません。
 桜井市長は「住民の帰還に向け、不安を残さない取り組みを進めたい」としました。
 指定の解除を前に、市民の反応はさまざまです。
*市民インタビュー
「期待しております、私は。(どうして?)こんなさびしい町だもの」
「除染の問題が一番問題になってると思うんで、一概に今日と明日という形でなんら変化は見受けられないんじゃないか」
 区域内では、除染の問題だけでなく、課題は山積みです。
 引き続き、市民が安心してこの地に戻るための取り組みが必要です。