牛肉の放射性物質検査 国の暫定規制値下回る
2011年08月31日 20:08
福島県産の牛肉を対象にした放射性物質の検査結果が公表されました。
一部から微量の放射性物質が検出されましたが、すべて国の暫定規制値を下回り、流通が可能になりました。
検査が行われたのは、出荷停止が解除された後、12の市町村の農家から出荷された34頭分の牛肉です。
このうちの5頭から、1キロあたり7.3から44ベクレルの放射性セシウムが検出されましたが、国の暫定規制値の500ベクレルを大きく下回り、流通が可能になりました。
ほかの29頭から、放射性物質は検出されませんでした。
34頭分の牛肉は、きょう、関東方面などに出荷され、東京の中央卸売市場で、あす、セリにかけられます。
郡山市の食肉流通センターでは、1日あたり34頭を処理し、県は、すべての牛肉についてモニタリング検査をし、結果を公表します。
全域除染方針の伊達市 除染の実証実験…効果は
2011年08月31日 20:07
伊達市は、全域で除染する方針を打ち出していますが、その効果を確かめるための実験が、きょう、市内の畑で行われました。
実験が行われたのは、国が避難を促す「特定避難勧奨地点」に一部の地域が指定されるなど、比較的、放射線量の高い、伊達市霊山町小国地区の桃畑です。
伊達市の除染アドバイザー=田中俊一さんの指導のもと、茂った草を刈り取ったほか、土壌や原発事故後に伸びた新芽を採取して、そこに含まれる放射性物質を測ります。
また、「吸引機」で草を刈った部分の表土を取り除き、線量を測ると、草を刈る前と比べ、3マイクロシーベルト前後線量が下がりました。
*伊達市除染対策プロジェクトチーム・半澤隆宏さんインタビュー
「国がきちっと最終処分場、中間管理の処分場もそうなんですが、そういったものを打ち出してくれない限りはなかなかスタートをきれないっていう現状があるんですよね。ただそれを待っていますと除染が進まなくなってしまいますので、仮置きをしながらやっていきたい」
市では、効果やコストを見極めたうえで、除染による廃棄物の保管場所が確保でき次第、全域での除染に着手する考えです。
被災地の意向を確認し決定へ 県議選は11月20日投票で調整
2011年08月31日 20:06
震災と原発事故の影響で延期されていた県議会議員選挙は、投票日を11月20日にする方向で調整が進むことになりました。
これは、きょう開かれた県の選挙管理委員会で確認されたもので、4月から延期されていた県議会議員選挙の投票日を11月20日にする方向で調整を進めます。
今後、津波や原発事故の影響を受ける15の市町村に対し、投票所や開票所を設けることができるかなどを確認し、来月、正式に日程を決めます。
同じく延期されている被災地の議会議員の選挙も、同じ日に投票日を合わせるよう調整を進めます。
県の人口 33年ぶりに200万人割り込む
2011年08月31日 20:06
県の人口が、33年ぶりに200万人を割りました。
原発事故などで県外への転出が増えたためとみられています。
県がまとめた7月1日現在の人口は、前の月より3,553人減って、199万7,400人となりました。
県の人口が200万人を割ったのは、1978年以来、33年ぶりのことです。
現在、県外に避難している人は5万人あまりいますが、住民票を移していない人は県人口に含まれているため、実際には、さらに人数は減っているとみられます。
県は、大震災と原発事故によって転出が増え、人口の減少が進んだと分析しています。
県内の一次避難所 ほとんどを閉鎖
2011年08月31日 12:03
震災により、県内に設けられたほとんどの一次避難所が、きょうで閉鎖されます。
郡山市の避難所でも、朝から片付けの作業に追われています。
一時は、最大で2,500人あまりが避難していた郡山市の「ビッグパレットふくしま」です。
きのう現在で45人が残っていましたが、閉鎖にともなって、朝からダンボールなどを片付ける作業に追われていました。
*富岡町から避難する人インタビュー
「なんか寂しいです。一時は足の踏み場もなかった。しきりもなかったし」
県は、仮設住宅の提供が進んでいることなどから、体育館などの一次避難所のほとんどをきょうで閉鎖。
今後は、避難する人の自立に向けた雇用の確保や生活再建を支援しながら、10月末までには、旅館などの二次避難所を含め、すべての避難所を閉鎖する方針です。
除染進めるには… どうする「仮置場」
2011年08月30日 20:08
放射性物質を取り除く「除染」を進めるために、必要になるのが土砂などの仮置場です。
「仮置場」の設置が多くの市町村で問題になる中、飯舘村が「仮置場」の設置の検討を始めました。
原発事故の計画的避難区域となり、住民の避難が続く「飯舘村」。
住民がふるさとに戻る日に向け、放射性物質をとりのぞく除染の実験が続いています。
きょうは、特殊な液体で固めた田んぼの表面を、重機を使って取り除きました。
*農業食品産業技術総合研究機構・中達雄さんインタビュー
「非常に粉塵等も少なく、機械の大きなトラブルもなく、順調に進んでいると考えております」
9月上旬までに、効果やかかった時間、コストをまとめて実用化に結び付けたい考えです。
一方で、除染で問題なのが、廃棄物です。
「仮置き」の場所がないのです。
「仮置き」の場所が見つからなければ「除染」も進まない…。
多くの自治体で問題になる中、村では…。
*飯舘村・菅野典雄村長
「一番大切なのは、復興プランの元になります土壌の除染ですね」
飯舘村は、除染を進めるため、「仮置き場」を村内に設置することを検討しています。
来月の村議会議員との話し合いの場で設置場所が決まる予定で、その後、住民への理解を求めるとしています。
ところで、廃棄物の問題ではこんな動きも…。
*菅首相
「汚染物質を適切に保管管理する中間貯蔵施設を県内に整備することをお願いせざるを得ない」
*佐藤知事
「突然の話じゃないですか。中間貯蔵施設の話」
27日、県内を訪れた菅首相が、土壌などの中間貯蔵施設を福島県に設置したいと述べました。
最終処分場も決まらないまま、中間貯蔵施設の設置を求める政府への不信感も高まっています。
飯舘村の菅野村長は、FCTの取材に対し「仮置場を最終処分場にする考えはない」としています。
一方、こうした仮置場の設置の動き、川内村も除染を勧めるために検討していることを明らかにしました。
*川内村・遠藤雄幸村長インタビュー
「川内なら川内村にやはり、仮置き場は必要と思います。用地の選定も今、少しずつやっています。ただそれが適切かは国の専門チームのアドバイスを頂いて決定しなくてはいけないと思っています」
結果はあすにも公表 県産牛肉の放射性物質検査始まる
2011年08月30日 20:07
出荷が再開された福島県産の牛肉を対象に、放射性物質の検査が始まりました。
検査の結果は、早ければあすの午前中にも公表されます。
放射性物質の検査は、おとといからきのうにかけて郡山市内で解体処理された34頭分の牛肉です。
放射性物質がたまりやすいとされる赤身、およそ80グラムを抽出して分析にかけていて、検査の結果は、早ければあすの午前中にも公表されます。
検出された放射性物質の値が国の暫定規制値を下回れば、東京の中央卸売市場でセリにかけられ、あさってには店頭に並ぶことになります。
杉田地区など3地区 二本松で放射線量を詳細調査
2011年08月30日 20:06
県は、放射線量が比較的高い二本松市の3つの地区で、きょうから詳しい線量の調査を始めました。
調査の対象となるのは、二本松市の杉田地区や大平地区、小浜地区の445地点です。
このうち、杉田地区の安田栄康さんの家では、県の職員らが、玄関先と庭先の2か所で、地表から50センチと1メートルの放射線量を測定しました。
この地区では、先月19日に、県がモニタリングカーを使った調査で、最大で1時間当たり3.52マイクロシーベルトが確認されていますが、安田さんの家は、1.4から1.8マイクロシーベルトでした。
*安田栄康さんインタビュー
「線量が高いですねやっぱり。たまに孫が来るので、考えてしまいますね」
調査は、あすまで行われ、この結果をもとに、特定避難勧奨地点の指定が必要かなどが検討されます。
震災による臨時的な求人多い 求人倍率改善傾向も「厳しい」
2011年08月30日 20:05
先月の県内の有効求人倍率は0.62倍と、2年9か月ぶりに0.6倍を超えました。
ただ、福島労働局では「震災による臨時的なものが多く、状況は厳しい」と分析しています。
福島労働局によりますと、先月の県内の有効求人倍率は0.62倍と、前の月を0.05ポイント上回り、2年9か月ぶりに0.6倍を超えました。
震災以降上昇が続いていますが、これは、建設業で復旧工事の受注が増えたこと、製造業でも震災で一時ストップした工場が復旧するなど回復傾向にあること、避難していた人たちが戻った介護施設などで求人が増えたことなどが要因とみられています。
ただ、福島労働局は「雇用は増えているものの、震災による臨時的なものが多く、依然として厳しい状況」と分析しています。
栃木・茨城では簡易郵便局狙う強盗も 郵便局で強盗を想定し訓練
2011年08月30日 20:03
会津若松市の郵便局では、けさ、強盗を想定した訓練が行われました。
訓練は、福島県の周辺で強盗事件が相次いでいることから実施されました。
郵便局に刃物をもった二人組の男が押し入り、女性客を人質に現金を要求するという想定です。
福島県周辺では、ことし5月に栃木県で、6月には茨城県の簡易郵便局で強盗事件が起きています。
きょうの訓練で、犯人役の男らは、刃物を突きつけ現金を奪って逃走。
郵便局員は、犯人の特徴や車のナンバーをかけつけた警察官に告げます。
*会津若松警察署・小林和久生活安全課長インタビュー
「まずはそれぞれ自分の身を守ることを優先して、その上で可能な限り犯人の特徴を覚えていただく逃走方向をメモしていただく」
逮捕の決め手は、どれだけ犯人の特徴を記憶出来るかだということで、参加した人たちは、万が一に備えていました。






