海への重油漏れも 雨の影響で汚染水の水位が上昇
2011年05月31日 19:39
福島第一原子力発電所の復旧作業の状況です。
雨の影響から、原子炉建屋などに溜まっている汚染水の水位が上昇していて、東京電力は、増えた汚染水の処理や流出を防ぐ対策を進めています。
第一原発では、1号機の原子炉建屋の地下や2号機から4号機のタービン建屋の地下などで、汚染水の水位が上昇しているのが確認されています。
きのうまでの雨の影響とみられます。
1号機の原子炉建屋にある汚染水からは、通常のおよそ1万倍の放射性セシウムが検出されています。
汚染水は、外に漏れ出す恐れもあり、東京電力は、汚染水を移送して時間を稼ぎながら、水を浄化するシステムをできるだけ早く稼動させるよう急いでいます。
また、本格的な梅雨を前に、作業用の穴をふさぐ作業や壊れた原子炉建屋にカバーをかける対策も進めています。
一方、5号機と6号機では、けさ、取水口付近の海面に油が漏れていることが確認されました。
3月11日の地震により、重油タンクや配管から漏れた可能性があり、拡散を防ぐ対策を進めています。
いわき市「マリンタワー」 7月中旬を目標に営業再開へ
2011年05月31日 19:37
夏休みを前に、いわきの観光シンボルが復活します。
震災の影響で営業を休止しているいわき市の観光施設「マリンタワー」は、7月中旬を目標に営業を再開することがわかりました。
マリンタワーから見渡せるいわき市の小名浜港は、津波に襲われ、建物や車が流されたり、船が岸壁に乗り上げるなどの大きな被害が出ました。
その小名浜港の近くにある三崎公園のマリンタワーも、地震で展望台の天井が壊れるなどの被害が出ました。
マリンタワーを管理するいわき市の公園緑地観光公社では、公園とともに復旧作業を進めていて、7月の中旬を目標に営業を再開する考えです。
また、同じ小名浜にあるアクアマリンふくしまも7月15日の再開を目指していて、夏休みの前には、いわきの2つの観光施設が再開する見通しです。
復興への願いを込めて フラガールが福岡で公演
2011年05月31日 19:36
震災後に全国で公演を続けているスパリゾートハワイアンズの「フラガール」たちが、きょうは福岡県でその踊りを披露しました。
スパリゾートハワイアンズは、震災の影響で現在、休業していて、フラガールたちは、震災からの復興の願いを込めて、今月3日から全国60か所を巡る「きずなキャラバン」を続けています。
福岡の観客は手拍子でこたえ、会場は一体感に包まれました。
フラガールたちは、週末には宮城や岩手の被災地を訪れるということです。
東北の復興目指し 仙台に東北の夏祭りが集結
2011年05月31日 19:33
震災からの復興を目指し、東北6県の夏まつりを紹介するイベントが、7月に、仙台市で開かれることになりました。
東北6県の県庁所在地の夏祭りを集める「東北六魂祭」には、「東北人の不屈の魂」を見せようという意味が込められています。
青森ねぶたまつりや秋田竿灯まつりなどと一緒に、福島県からは、福島市の夏の風物詩「わらじまつり」が参加します。
イベントは、7月16日と17日の2日間、仙台市役所前の市民広場をメイン会場に開かれます。
会場では、東北6県の特産物も販売され、実行委員会では、1日に5万人の人出を見込んでいます。
“プール使用可”も 保護者からは不安の声
2011年05月31日 12:04
放射線の影響が心配される学校のプールについて、県教育委員会は「使用できる」と判断しましたが、保護者からは不安の声があがっています。
学校のプールについて、県の教育委員会はきのう、大気中の放射線量が低いなどの理由から、「指導に配慮しながら使用することは可能」と、市町村の教育委員会に通知しました。
これを受け、郡山市の教育委員会も、保護者の理解が得られるのかなど検討を続けていますが、保護者からは不安の声が聞かれました。
*保護者インタビュー
「夏ならではのものなので、使用はしてほしいけど、基準など明確にしていただければと思います」
福島市やいわき市などは、ことしはプールを使わないと独自に決めていて、県の教育委員会は、それぞれの学校の判断を尊重すると話しています。
求職が約2万人 震災で過去最多
2011年05月31日 12:02
震災の影響から、先月、県内で仕事を求める求職の申し込みは、およそ2万人と、過去最も多くなりました。
福島労働局によりますと、先月の新規の求職申し込みは1万9,687人で、前の月のほぼ2倍となりました。
震災で仕事を失った人が生活再建に向けて新たに職を求めているためで、1963年の調査開始以来、最も多い件数です。
なお、先月の有効求人倍率は0.49倍と前の月と同じ水準でしたが、失業保険を受けていて職を求めていない人も多く、実態は悪化しているとみられています。
汚泥から高濃度放射性物質 住民説明会で一時保管に不安の声
2011年05月30日 19:59
福島市の下水処理場の汚泥から高濃度の放射性物質が検出された問題で、住民説明会が開かれました。
市は、汚泥を施設に一時保管することに理解を求めましたが、住民からは不安の声があがりました。
福島市の「堀河町終末処理場」では、今月4日の調査で、汚泥から1キログラム当たり44万6,000ベクレルという高濃度の放射性物質が検出され、その処理が問題となっています。
福島市で開かれた説明会には、住民56人が参加しました。
国は、最終的な処分方法が決まるまで、10万ベクレルを超える下水や汚泥については施設で一時、保管するよう指針を示しています。
市はこうした国の方針を説明し、処理場のタンクで保管することに理解を求めました。
*住民
「(今後が)全然わからないでただ置いておかれると住民は不安なんですが、どう考えているのか」
*職員
「(汚泥の)保管の方法についても、専門の先生に聞いて、放射能はコンクリートはさえぎると話を聞いている」
このほか住民からは、市独自で対策を立てることはできないのかといった質問が出されていました。
福島第一原発の復旧作業 作業員2人限度超える被ばくか
2011年05月30日 19:59
福島第一原子力発電所で復旧作業にあたっていた東京電力の社員2人が、緊急時の限度を超える被ばくをしていた可能性があることがわかりました。
東京電力によりますと、限度を超える被ばくをしていた可能性があるのは、40歳代と30歳代の男性社員2人です。
2人は、震災が発生した3月11日から、第一原発の中央操作室でデータを確認したり、屋外でパトロールにあたったりしていました。
その後、内部被ばくの検査で、甲状腺からヨウ素131が、それぞれ、9,760ベクレル、7,690ベクレル検出されました。
外部被ばくをあわせると、緊急措置として国が引き上げた250ミリシーベルトの限度を超える可能性があるということです。
現在、2人に体調の不良などはありませんが、東京電力では、放射線医学総合研究所とともに経過を観察することにしています。
郡山市の姉妹都市・鳥取市 被災地支援の物産展開く
2011年05月30日 19:58
郡山市の姉妹都市=鳥取市では、おととい、被災地を応援する物産展が開かれました。
鳥取市では、新しい「鳥取県JA会館」が完成し、おととい竣工式が行われました。
これにあわせ、駐車場では、東日本大震災の被災地を応援しようと、鳥取市と姉妹都市提携を結んでいる郡山市の物産展も開かれました。
お菓子や米、牛乳など12品目が販売され、利益は全て郡山市に送られます。
翌日には、鳥取市内の商店街でも物産展が開かれたということです。
学校の判断を尊重も… 県教委「プールの使用は可能」
2011年05月30日 19:57
放射線の影響で心配される学校のプールの使用についてです。
県の教育委員会は、専門家の助言を受け、「指導に配慮しながら使用することは可能」と、市町村の教育委員会に通知しました。
学校のプールの使用について、県の教育委員会は、専門家の助言を受け、空気中の放射線量が低いこと、水は放射線を遮ることなどから、「指導に配慮しながら使用することは可能」と、市町村の教育委員会に通知しました。
なお、プールに校庭の砂などを入れない、プールサイドではできるだけ肌を露出しない、泳いだ後はしっかりシャワーを浴びるなど、配慮を求めます。
しかし、福島市では今年はプールを使わないことを決めていて、県の教育委員会は、それぞれの学校の判断を尊重すると話しています。






