利用が低迷 名古屋便12月から運休
2007年05月31日 19:03
12月から、福島空港の名古屋便が運休することになりました。
福島空港の定期便が、また一つ、減ることになります。
全日空はきょう、国土交通省に対し、福島空港と名古屋の中部国際空港とを結ぶ便を12月1日から運休すると届け出ました。
一旦運休し、おととしの2月に運航を再開した名古屋便ですが、利用者が思うように伸びず、去年の11月には1日2便から1便に減らされていました。
しかし、その後も平均の搭乗率が目標のおよそ半分の30%ほどと低迷したために、路線の休止を決めたということです。
県では、あすから増便となる大阪便など、残された5つの定期便の利用促進に力を注ぎたいと話しています。
今出ダム問題で企業団 利水断念を県に報告
2007年05月31日 19:01
県が石川町に計画する今出ダムについて、周辺の7つの市町村でつくる企業団が、ダムの水を水道用水として使うのを断念したことを県に報告しました。
今出ダムは、洪水対策などの「治水」と、水道用水の供給の「利水」を大きな目的に、県が石川町に建設を計画しています。
しかし、「利水」については、きのう、石川町周辺の7つの市町村でつくる企業団が、財政難などを理由に、ダムの水を水道用水として使うのを断念しました。
きょうは、企業団の企業長で石川町の加納町長が佐藤知事を訪ね、「ともに事業を進めてきた県に、多大なご迷惑をかけた」と謝罪し、今後は、今出ダムに替わる水源の確保を目指したいなどと説明しました。
*佐藤知事インタビュー
「多目的ダムですから利水の中でのああいう風な結果、ただ治水は災害等も対応しなくちゃいけない対策もあるんでね、治水の面では我々は考えていかなきゃいけないと考えている」
県としては、今後、「どう治水対策をはかるか」の点から計画を練り直す方針です。
多発する事件を受けて タクシー強盗の模擬訓練
2007年05月31日 18:57
県内でタクシーを狙った強盗事件が相次いでいることを受け、二本松市でタクシー強盗を想定した訓練が行われました。
きょうの訓練は、乗客を装ってタクシーに乗り込んだ犯人が、しばらく車を走らせたあと、乗務員に包丁のようなものを突きつけて脅し、金を奪い取ろうとした想定です。
乗務員は、犯人に気づかれないように特殊な無線で会社に連絡し、会社から通報を受けた警察が緊急配備を敷きます。
この後、検問で警察官が話しかけた隙に乗務員が車から逃げ、残された犯人を逮捕しました。
今回の訓練は、今月初めに郡山市と福島市でタクシー強盗が相次いだことを受けて初めて行われ、地元のタクシー会社から参加した30人ほどの乗務員が、真剣に訓練に取り組んでいました。
草野心平さんと交流 冒険家・植村直己展
2007年05月31日 11:57
いわき市では、草野心平さんと交流があった冒険家・植村直己さんの企画展が開かれています。
この「植村直己展」は、世界初の5大陸の最高峰登頂に成功した冒険家・植村直己さんの生涯と、詩人・草野心平さんとの交流を紹介しようと開かれているものです。
会場には、植村さんの最後の冒険となった北米最高峰のマッキンリー登山の装備品をはじめ、マッキンリー山頂に立てられた日の丸の旗など、300点あまりが展示されています。
また、草野心平さんが植村さんに贈った詩や、ふたりの手紙なども展示されていて、ふたりの交流の様子を知ることが出来ます。
この「植村直己展」は、6月24日までいわき市の草野心平記念文学館で開かれています。
県立高校普通科 学区制撤廃を答申
2007年05月30日 18:25
県立高校の普通科の通学区域「学区制」をめぐる問題です。
県の学校教育審議会は、いまある8つの学区を撤廃して、県下一円の「全県1学区」にするよう、きょう、県の教育委員会に答申しました。
審議会では、これからは生徒の様々な個性や能力を伸ばす教育が必要であり、どの地域に暮らしていても自由に高校を選択できるようにすべきと話しています。
きょうは、県・学校教育審議会の小沢喜仁会長が、県教育委員会の野地陽一教育長に答申をしました。
審議会では、「これからは生徒の様々な個性や能力を伸ばす教育が必要。どの地域に暮らしていても自由に高校を選択できるよう、県立高校普通科の学区を県下一円とし、地域と連携して学校運営にあたるべき」と求めています。
*県学校教育審議会・小沢喜仁会長インタビュー
「子どもたちが生まれた場所によって通学区域が制限されるというのは、子どもたちが勉強していく上で非常に大きな弊害といいますか、気持ちの面で平等性が失われるまず一つ大きく上げられます」
学区制を導入して57年になりますが、見直す原動力となったのは、市町村合併でした。
例えば、二本松市は県北の学区ですが、合併で編入した旧岩代地区は、県北や県中、どちらの地区の高校にも通える共通区のままでした。
このため、同じ二本松市民であっても不公平感が広がっていました。
学区制が無くなれば、(1)生徒の選択肢が広がる、(2)過疎地の高校でも生徒を広く募集しやすくなる、などのメリットがあります。
一方で、(1)都市部の高校に人気が集まって学校間の格差が広がる、(2)親元を離れて暮らす生徒が増える、といった心配もあります。
一方、県南地区で見ますと、普通科の高校には、白河高校や白河旭高校などがあります。
それでも郡山市の高校を目指したいとなれば、定員の3%だけ受け入れが認められる学区外の枠を狙うか、住民票を移して受験するしかありませんでした。
しかし、学区制が無くなると、郡山市の高校に通学するのも自由になります。
*白河市民インタビュー
「身近な学年で、陸上とか郡山のほうに行っちゃう人が多いんで、そうなると白河より県中の郡山のほうがレベルは高くなっていって、部活においてもそうなるので、白河住民としては残念な感じ」
「自分の行きたい特徴のある学校に行けるので、そういう点では学区廃止はいいと思います」
一方、学習塾の関係者は、この学区制廃止の問題をこう捉えています。
*東日本学院グループ・渡辺剛代表インタビュー
「基本的に私は大賛成で、プラスが大きいと思う。
というのは広範囲から生徒が集まりますので、いい切磋琢磨になって、福島県は残念ながら全国的にレベル高い県ではありませんが、いい意味では学力向上すると思います」
一方、県立高等学校教職員組合は「地方と都市部で学校間の格差が広がり、親元を離れて暮らす生徒が増える」などとして反対の声を上げていますが、こうした声に対し野地教育長はこう述べています。
*野地陽一教育長インタビュー
「全県一学区になったからといって一校に極端に集中するとか私どもとしてはないと、他県の例をみてもそういう傾向は極端には現れないと聞いていますんで。特色ある学校づくりにはこれまで以上に努力しないといけないと思っています」
学区制廃止についてある県立学校長に取材したところ、地元のPTAや卒業生が、学校の危機とまで捉えているという学校もありました。
県教委は今後、公聴会を各地で開いて県民の理解を得たいとしています。
石川町に建設予定 586億ダムの行方
2007年05月30日 18:24
石川町の北東部に建設が計画されている『今出ダム』は、建設費が586億円という大変大きなプロジェクトですが、このダムをつくる必要があるのかないのか、大きく揺れる事態になっています。
今出ダムは、「河川の洪水対策」と「水道用水の確保」の2つを主な目的に計画されました。
水道用水については、郡山市、須賀川市、石川町など7つの市町村が供給エリアで、水を利用する量に応じて建設費用の一部を負担することになっていました。
ところが去年、水の需要を見直したところ、当初の見込みより『6割』も少ないことが判明し、7つの市町村では計画を大幅に縮小することにしました。
特に須賀川市は、水の需要予測を当初の10分の1にまで減らし、財政負担を38億円も軽くしました。
しかし、石川町だけが12億円も負担が増えることになり、町の議会では「多額の財政負担は困難」と判断するなど、紆余曲折がありました。
*石川町・加納武夫町長インタビュー
「やっぱり皆さんも分かるように、各市町村とも財政的に非常に大変な状況を迎えておりましてね、このことについては、やっぱり慎重に結論を出さなきゃいけない」
この問題を受け、水道水を利用する予定の7つの市町村長らは、きょう、理事者会を開きました。
そして、ダムの水を水源として使わないことを決めました。
きょうの話し合いで、ダム周辺の市町村長らは、(1)予想を超える人口の減少、(2)将来も水の需要が見込めない、(3)多額の財政負担、の3つを挙げ、全会一致でダムの水を水源として使わないことを決めました。
*石川町・加納武夫町長インタビュー
「財政の問題もありますし、人口の減少と水需要が減少した3つの点が大きな理由」
計画が持ち上がった11年前には、どの市町村でも人口が増えると見込んでいたほか、須賀川市では、福島空港が開港したり、「未来博」の跡地・テクニカルリサーチガーデンへの企業誘致や住宅地の増加を見越して、水の量の確保が重要でした。
しかし、結果的には自治体の見通しのあまさが出たかっこうです。
企業団では、あすの午前中にも県に出向き、事業が困難になったことを報告することにしています。
再来年FISスキー世界選手権 万全の支援体制を
2007年05月30日 18:19
再来年の2009年に猪苗代町で開かれる「FISフリースタイルスキー世界選手権大会」に向けた県の会議が開かれ、万全のバックアップ体制を整えていくことを確認しました。
フリースタイルスキーの世界選手権は、オリンピックに次ぐ権威のある大会で、再来年の3月、猪苗代町を会場に、モーグルなど5種目の競技を行います。
これを前に、今年は、リハーサルを兼ねたワールドカップが開かれました。
県はきょう、再来年の世界選手権本番に向けた今後の支援体制について話し合い、国内をはじめ、世界に向けたPRのあり方を検討するとともに、大会を支えるボランティアを積極的に呼びかけることなどを確認しました。
来年には「プレ大会」を開くなどして万全の準備を整え、世界選手権では2万5,000人の観客動員を目指します。
そして、福島県を世界に誇る「スノーリゾート」としてアピールすることにしています。
ごみゼロの日 ポイ捨て防止キャンペーン
2007年05月30日 18:17
地球温暖化防止にもつながる取り組みです。
5月30日、きょうは「ごみゼロの日」です。
郡山駅前では、ゴミのポイ捨て防止啓発キャンペーンが行われました。
ゴミのポイ捨て防止啓発キャンペーンは、ごみゼロの日に毎年行われているもので、JR郡山駅西口の広場には、ごみ収集業者の団体やJTの職員など150人ほどが集まりました。
郡山駅前地区はポイ捨て防止の重点地区で、キャンペーン参加者は、路行く人たちにゴミ袋や携帯灰皿などを配り、タバコの投げ捨てなどをしないよう呼びかけました。
郡山駅前は、再開発事業で緑地帯や歩道が整備されましたが、歩道脇の植え込みなどにはタバコの吸殻やペットボトルなどが捨ててあり、キャンペーンに参加した人たちは、大きなごみ袋を片手に拾い集めていました。
子どもたちの体力向上に 陸上のトップ選手が指導
2007年05月30日 11:57
陸上のトップ選手が子どもたちに楽しく教えるイベントが、福島市の小学校で行われています。
去年から全国各地で行われているこの「キッズアスリート・プロジェクト」、7回目の会場に選ばれたのが福島市の吉井田小学校です。
最近、心配される子供たちの体力低下に対し、スポーツの基本である「走る、跳ぶ、投げる」楽しさを伝えることで体力向上につながればと日本陸連が行っています。
きょう、レッスンをしているのは、走り幅跳びの日本記録保持者・池田久美子選手など、日本のトップで活躍する10人のアスリートです。
選手が目の前で一流の技を披露すると、児童らは大きな歓声をあげていました。
全国的な流行に はしか検査薬が不足
2007年05月29日 18:43
県内でも、はしかの影響で休校となる学校が増えていますが、はしかの抗体があるかないかを調べる『検査薬』が不足する事態になっています。
学生1人が「はしか」のような症状を訴えた福島大学では、きのうの夕方から来月10日まで休講にし、学生に予防接種を受けるよう勧めています。
しかし、抗体の有無を調べる検査薬が全国的に不足している状況です。
このため、抗体があるかどうかがわからず、不安な人に対しては、検査をせずに予防接種を勧めている医療機関もあります。
なお、検査をせずに予防接種を受けても問題はないということです。
はしかの影響で、県内では、福島市の福島学院大学や只見高校などが休校の措置をとったほか、会津地区の8つの県立学校でも、はしかやその疑いのある生徒が19人確認されているということです。
国立感染症研究所では「はしかの流行は首都圏から全国に広がっていて、十分に注意してほしい」と呼びかけています。





