福島中央テレビ
◆ふくしまの宝◆


[提供]東北電力 東京電力
ナレーション:佐藤B作さん(福島県出身)

『〜信仰の山 飯豊山〜』
2010年9月11日(土)
午後1時30分から放送


番組では、「信仰の山」としての飯豊山の歴史的背景を辿りつつ、初登山にチャレンジする中学生たちに密着。彼らにその「信仰の山」はどう見えたのだろうか?

「日本百名山」の1つに数えられる飯豊山(2,105メートル)を主峰に、御西岳・大日岳など2,000メートル級の山々が連なる飯豊連峰は福島県・山形県・新潟県の3県にまたがり「東北のアルプス」とも呼ばれる。山頂にたどり着くまで、途中、山小屋で1泊して2日かかる。

深い森の中や急な岩場の道などを登らなければならず、体力的にも辛く険しい山。しかし森を抜けると、夏場はイイデリンドウなど200種類以上の貴重な高山植物が咲き誇り、残雪とともに美しく雄大な自然を満喫できる。

古くから信仰の山として親しまれ、五穀豊穣を願う人や一人前の大人になる通過儀礼として13歳の男子が白装束姿で登った。ふもとの喜多方市山都町一ノ木地区の飯豊山神社には、歴代会津領主が飯豊山を保護した証拠となる寄進状や県重文の本地仏五大虚空菩薩座像が残る。


その信仰の表れなのか、地図でみると飯豊山への登山道はまるで「へその緒」のように福島県に属していて、その両側が山形県・新潟県となっている。これは明治時代、飯豊山を含む東蒲原郡が会津から切り離され、福島県から新潟県に編入される際に、飯豊山を信仰の山とする地元の一ノ木側が「飯豊山山頂、本殿及び参道は、ふもとの飯豊山神社の境内だ」と主張。これが認められ、現在の「へその緒」のような不思議な県境ができたのだ。

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