福島中央テレビ
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●須賀 宣之●
すが のぶゆき
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●第90回全国高校サッカー選手権 日記@(2012/02/01)
高校サッカー関連の日記を書く時間がようやく出来ましたので・・・
今回は2011年12月30日〜31日の行動を中心に。
全国高校サッカー選手権で年末年始を過ごし7年目。
初めて県勢が2回戦からの登場。
12月30日の開会式の日は、例年通りチームの取材ですが、
福島県代表の尚志は、大晦日に試合がないこともあってこの日の練習は
午後4時から。そこから取材していたら
夕方の全体打ち合わせに遅れてしまう為、
宿舎で選手たちが練習前にテーピングをする合間にお話を伺うことに。
尚志といえばこの時期、なぜか毎年のように主力選手が
骨折などの大怪我をしていました。
今年も何人かは、ケガで出遅れ心配されました。
それでも何とか間に合わせたのはトレーナーのお陰です。
一番出遅れていたのはエースの10番福永選手でした。
夏は腰の疲労骨折。1ヶ月前に右足アキレス腱の挫傷。
フル出場は、無理でも何とか出られる所まで辿り着きました。
他にも主力選手の多くはどこかしらは痛みを抱えていて、
練習前に毎回テーピングが施されます。昔は夜中まで
テーピングしていたこともあったと言います。
「こんなに選手の為に良くしてもらって有難い。
でもプロになったら、もっと凄いのかな?」と9番の山岸選手。
テーピングを待っている間の選手のやりとりから、
なんとなくチームの雰囲気の良さも見えてきます。
なるほど下級生でも、こういう選手が主力になるんだな・・・とか。
ちなみに、尚志の宿舎は84回大会に滋賀県の野洲高校が
全国制覇した時と同じ所でした。
31日の1回戦は神奈川の三ツ沢会場へ。地元勢の試合がなくても、
仕事がないわけではありません。
第一試合が、和歌山の初芝橋本 対 神奈川の桐光学園。
第二試合が、石川の星陵 対 鳥取の米子北。
私は初芝橋本のベンチリポートと、米子北の応援席担当です。
初芝橋本の阪中監督は就任2年目のOB監督。
前回89回大会の選手権では、2回戦で尚志に0−3。
今年度夏の全国高校総体では3回戦で尚志に1−1のPK1−2で敗退。
全国大会での采配の幕切れは、いずれも尚志だったのです。
その事を尋ねると「悔しい、の一言ですわ!!!」と阪中監督。
両チームが勝ち進めば3回戦で激突。とはいえ
「この初戦がヤマ場」と気を引き締めます。阪中監督の現役時代、
75回大会の選手権で中村俊輔選手を擁する桐光学園に1−2で、
この三ツ沢で敗れました。その年桐光は全国準優勝。
監督にとっては「思いがないといえば、ないわけがない」
縁のある一戦です。
試合前、初芝橋本の選手を眺める滋賀の守山北の選手たちに遭遇。
1月2日に向けて三ツ沢会場の下見です。
ちなみに守山北の中村陸主将は関西地域選抜の選手で、
初芝橋本に知り合いがいるそうで・・・。
他にも、地方大会でまさかの敗退を喫したある監督が、
阪中監督を激励する一幕も。試合は、前半19分に
セットプレーから桐光学園が先制。それでも粘り強く戦う初芝橋本。
私は初橋のベンチリポート担当として、初橋を応援するスタンスで
中継に携わりますので、地元勢でなくても、
多少は感情移入するのが自然だと思っています。劣勢の中、
ふと思い出したことが。6大会前、こういう展開で
神奈川県勢を相手に私は、香川県勢のベンチリポートをしていたなあ。
あの時は、後半追いついて、PK戦で勝ったんだよなあ・・・。
なんて考えていると、後半残り4分で初橋が同点弾。
追い上げムードのままPK戦へ。
しかし「PKの練習はしなかった」初橋と「相当やった」桐光の差が、
結果に出ることに。
「内容は相手の方が上。でも、現役時代1−2だった相手に同点にして、
PK戦に持ち込んだ。一歩前進ですよ。」と、阪中監督。
握手をして私はすぐさま米子北の応援席に向かいました。
第二試合の応援席リポートは、まず人を探すのに一苦労。
第一試合が地元、神奈川の桐光の試合で、大勢の入退場が
行われている中での取材、リポートになります。
米子北は、2010年度の夏の全国高校総体で準優勝。
しかし選手権では初戦突破がまだ叶わず。
応援席担当としては、何とか初めての初戦突破を後押ししたい思いで、
リポートをします。すると結果は・・・
一度は同点に追いつかれるものの、3−1で勝利!
米子北は、7回目の出場にして初めての初戦突破を果たしました。
地元勢のリポートでなくとも、勝利の瞬間に立ち会えること、
勝って終われることは、気分が良いものです。
32チームが1月2日の2回戦に臨みます。
さて、この放送は、民間放送43社の共同制作で成り立っています。
全国からアナウンサーやディレクターが集まっていて、
1回戦の行われた8つの会場に散った各人は、夕方、再集結します。
東北地方の放送局から来たアナやDは、宮城はどうだった、とか、
東北6県の結果を気にします。すると、宮城の聖和学園が初戦突破も、
岩手、秋田、山形が敗退。残る東北勢に思いが託されます。
地元勢が敗れたら地元局のスタッフはどうなるのか。
2回戦は、別の県の応援席リポート等を担当します。
勝敗に関わらず少なくとも1月3日の3回戦までは仕事があります。
で、尚志の応援席やベンチリポートは、東北の放送局のアナウンサーが
担当することになりました。年明けの話は、またの機会に。
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