首里城

里城は、那覇市の東部、那覇港を見下ろす標高120~130メートルの丘陵地にあります。1427年以前に、王宮としての形を整えていた首里城は、琉球王国の象徴でした。琉球王国がなくなった後、一時は取り壊されそうになりましたが、解体を免れ、1925年には正殿が国宝に指定されました。その首里城も1945年の沖縄戦でアメリカ軍の猛烈な砲撃を受けて炎上、地上からその姿をほぼ完全に消してしまいました。城の地下に日本軍の指令部壕が掘られていたため、攻撃目標にされたのです。戦後、沖縄を直接統治したアメリカは、1950年に首里城跡に琉球大学を創立しました。


首里城

周辺の守礼門などの修理は戦後に行われましたが、首里城本体の整備は、大学のキャンパスとなっていたために容易にできませんでした。1982年に大学が新キャンパスに移転。これにともなって首里城の復元が具体化し、沖縄の本土復帰20周年にあたる1992年に首里城は焼失から47年ぶりに甦りました。