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アナウンサー日記

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2019.04.29legend from Imizu, Toyama

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麺家いろはの「白エビ塩ラーメン」(追加トッピングしたもの)

 きょうの『ゴジてれChu!』の中継で、ふくしまラーメンショーの会場からラーメンが紹介された。連休中は、番組終了後の『ゴジてれChu!』の反省会はお休みという。3部の影アナとしてニュースを読んだ後、すぐに会場のビッグパレットふくしまに向かった。
 晩御飯ならぬ晩ラーメンは、中継でもご紹介したラーメンの1つ、富山の麺家いろはの「白エビ塩ラーメン」にした。
 2012年から14年と3年連続でふくしまラーメンショーを盛り上げて頂くと同時に、圧倒的な人気と支持を誇ったお店が、敢えて富山ブラックでなく、富山湾の名産「白エビ」を使ったラーメンで福島に戻って来た。黒から白へ、醤油から塩へ、いわば対照的なラーメンで勝負に出た。

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白エビ3尾が載っている。スープにはその旨味がたっぷり。

 私も、店の気概に少しばかり応えようと(…本当は、テレビで見て高まった期待感と空腹感に大いに応えようと)トッピング(チャーシュー3枚=400円、味付け卵=100円)を追加した。
 もう席に運ぶ間にも、湯気から白エビの香りが漂い、鼻をくすぐる。このスープには白エビを干した殻がたくさん使われているそうだ。何でも余ってしまう殻をどうにか出来ないか、という声から、このスープが誕生したという。
 それにしても、何という贅沢な絵面だろう。丼右半分は、チャーシューである。標準は2枚。トッピングで追加すれば、倍以上の5枚というボリュームになる。

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スープが麺によく合うので、スープに浸してすぐにすすりたい。

 まずはスープから頂く。濃厚な白エビの旨みが口の中に、香りが鼻腔に広がっていく。しかし濃厚というのには多少の語弊があるかも知れない。旨みが強い、の方が的確か。何故なら、しつこくさの無い澄んだ旨みともいうべきもので、飲み終わった後は軽やかな余韻が品よく残る。ややもすると麺が顔を出す位にスープを飲みたくなる衝動に駆られる。
 麺をすする。白エビのスープが本当によく絡む。スープへの欲求を抑えて、麺をすすって正解だ。スープが少なくなっては、この麺とスープの相性の好さを存分に味わえなくなりそうだ。

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標準でチャーシューは2枚載っている。この脂がとろけるのだ。

 チャーシューを食す。脂がとろとろで、舌の上で溶けるように広がっていく。柔らかな肉の部分にはしっかり味が染みていて、塩ラーメンの中でも好対照な存在感を示す。やはりラーメンを食べる時は肉もがっつり味わいたいという好みの方も、このチャーシューで満足が得られるだろう。
 白エビそのものも3尾載っている。白エビの旨みは飽きが来ず、海苔と一緒に口にすると磯の香りがぐっと広がりと深みを増す。メンマやネギで味わいに変化が生まれる。追加の味付き卵は、半熟具合、味の染み具合ともに、さすが、である。

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追加トッピングの卵(かじった後で済みません)。黄身の具合も好い。

 今回の第1幕の8店舗の中で、オフィシャルガイドブックの分類で「あっさり」は、唯一この「白エビ塩ラーメン」のみ。だが旨みの強さや味わい深さは、「濃厚」に決してひけをとらない。

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最後まで白エビの旨味が存分に楽しめる。

 ラーメンは共通チケット(800円)で、トッピングは店ごとに現金精算。第1幕は残すところ、火曜・水曜の2日。あすも夜8時までですが、最終日の水曜は午後3時で終了です。第1幕の店で「“晩”ラーメン」を楽しめるのは、火曜がラストチャンスですよ~。

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2019.04.28Legend from Sapporo, Hokkaido

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開成山公園のハワイアン音楽のイベント。好天に恵まれ、愛好者などが訪れた。

 きょうは郡山市の開成山公園でハワイアン音楽の催しがありました。県内のハワイアン音楽の演奏を楽しむ人たちの言わば発表の場、そしてハワイアン音楽にフラは付きもの、という事で、フラが趣味の私も同じスクールのメンバーとともに3曲踊ってまいりました。客席には同じくフラが趣味の、料理の藤井澄子先生の姿も(『ゴジてれChu!』のI LOVE キッチンのコーナーを担当しています)。こういうイベント情報を逃さずフラをよく見に行かれていて、私が踊りに行った会場でもしばしばお会いします。今回もしっかり見られていました(^-^;
 郡山市内、日差しはあるのですが、空気が冷たい!踊ってお腹も空いて出番も終了したので、午後3時過ぎに熱いラーメンを食べに行きました。

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チケットを持って、札幌みそのへ…。

 「ふくしまラーメンショー2019」2日目は、やはり札幌みそのの「札幌味噌らーめん」です。今回のラーメンショーでは、福島初の店もあれば、過去のラーメンショーで人気のあった店が「レジェンド枠」として再出店しているところもあります。札幌みそのは、2016年以来の登場です。

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札幌味噌らーめん(追加トッピングなし)

 まずはスープから…。おう…味噌のコクが何とも言えません。それに野菜の甘味も加わって、非常に美味しく味が奥深い。スープに旨みとして加わった鶏ガラと昆布が、その奥深さの理由だろう。

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濃厚な味噌スープの中から、玉子を練りこんだ黄色い麺が登場。

 そして麺は、期待に違わぬ玉子の黄色がはっきりと出た定番の麺だ。うむ、しっかりとした「こし」があり、歯応えも好い感じ。濃厚な味噌のスープに埋もれぬ存在感を出している。

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チャーシューの上の生姜が、ポイント。

 チャーシューは、柔らか~く煮込まれていて、こしのある麺とは食感が対照的。こういうバランスの良さがまたたまらない。
 そしてこのラーメンの特長の一つが、味に変化を加えるトッピングである。

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或る程度食べ進んでから、生姜を溶いてみる…

 まずチャーシューに載っているおろし生姜、これをラーメンを食べ進めた中盤あたりでスープに溶く。そしてスープをすする……

 かーーーっ、生姜の辛みと味噌がまたよく合って、だが混ぜる前とイメージが大きく違うスープに変身した。食道の辺りから体が一気に温まるのを感じる。

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チャーシューの下から、ネギがこんにちは。

 更にチャーシューの下には、多めの刻みネギが隠れている。上の方は最初に混ぜなければ、まだ辛みの残ったネギが、味噌に生姜と違うパンチを加える。浸っていた方は甘味が出て、これまた味噌とよく馴染む。
 こうした生姜・ネギ、更にメンマ・海苔・きくらげが、味や食感に変化を与え、食べる者を飽きさせない。

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濃厚なスープも、最後までしっかり味わった。

 気が付けば、丼の底が見えてきた。生姜の影響で、汗がだらだら出てくる。だが箸はもう止まらない。旨みたっぷりの味噌スープを飲み干して、フィニッシュ。スープが濃厚故、一杯を食べ終わった時の満足感が一層大きい。さすがレジェンド、札幌の味噌ラーメンの美味さと存在感が、食べ終わった後の舌に余韻として残ったのだった。
 第1幕は5月1日まで残り3日。第2幕では全店かわるので、これぞと思った店があったら迷わず行くべし!

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2019.04.27the opening day

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ラーメンの共通チケット券売機の前には、開場前から列が…。

 きょうから「ふくしまラーメンショー2019」が始まりました。今年は、ビッグパレットふくしまですよ!(開成山公園では御座いませんので、ご注意を!)。今回もLINEとYouTubeでライブ配信を行う事が決まり、野尻アナと菊竹アナの3人で、配信してきました(ご覧いただいた皆さん、有難う御座いました)。
 会場には開場20分程前に着いたのですが、既に行列が出来、チケットを持っている人はそのまま店の前へ、チケットを当日買う方は券売機の前に並んでいます。本当にいの一番にラーメンを食べたい方は、コンビニなどで事前にチケットを買っておくと楽ですよ(券売機に並ぶ手間は省けます)。因みに菊竹アナは大のラーメン好きだそうで、到着して開口一番「美味しそうな匂い。この匂いを袋に詰めて持って帰りたいです」と独特な表現をしていました。

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東京・ひるがおの前の行列(販売前)。

 きょう初日のオープン直前に限っての話ですが、一番の行列が出来たのは、東京ひるがおの「ひるがお塩ラーメン贅沢盛り」でした。因みに去年のふくしまラーメンショーで売り上げ杯数が最も多かった店です。なるほど、もう一度この味を、或いは去年の1位の店の味を是非、という皆さんの気持ち、すごくよく分かります。

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野尻アナと争ったのは、熊本の「黒亭ラーメン」だ。

 さて今回の配信では、ふくしまラーメンショーの会場の様子を伝えるとともに、菊竹アナの進行で、徳光・野尻アナのラーメン争奪戦を行いました。
 後程ご紹介する謎のおみくじマシン(1回100円)を引き、おみくじの結果が良かった方が、今回初出店「熊本ラーメン専門店 黒亭(こくてい)」の熊本黒亭ラーメンを食べられる!というものです。私は血糖値が急上昇しないように、朝食にはサラダだけ食べておくなど、臨戦態勢はばっちりです。

 …しかし私のおみくじは、単なる「吉」。かくなる上はと、1回泣きを入れて、自腹で100円を払い、再度挑戦!!

 …が、出て来たのはこれまた謎の「足吉」。却って悪い?おみくじという事で、野尻アナの勝利。隣で焦がしニンニクの香りをたっぷり嗅がされ、ラーメンをすする音と様を見せられるという、辛い結果となったのでした。

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こちらは黒亭ラーメンの麺。焦がしニンニクの粉末がからむ。

 もう一つ伝えたのは、菊竹アナの「ふくしまイケ麺探し」ロケ参加権を掛けた企画です。
 実は菊竹アナ、祖母の家が中華料理店なのに、ラーメンがすすれないのです(詳しくは中テレ公式YouTubeチャンネル『fctchannel』をご覧ください)。もしこの生配信ですすれたら、5月17日放送のイケ麺コーナーのロケに参加できるというもので、本人にはこの企画、内緒にしていたのです。菊竹アナの返事は、勿論「挑戦します」。実はこの1週間ほど、すする練習をしていたとの事。菊竹アナの目の前には、黒亭同様今回初出店の、青森・かわらの「味噌カレーバターラーメン」が出てきました。味噌・カレー・バターと、3つが溶けあって織りなす濃厚な黄色っぽいカレー色がたまりません。ただここの麺は、なかなかのやや太めな麺だけに、すするのは大変そうです。結果は…

 音が小さめながら、しっかりすすれているではありませんか!

 見事、ロケのリポーターの権利をゲットしていました。

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おみくじ(&チューインガム)の自販機。100円(当たりあり)。

 その後、配信では「昭和が香る大人の遊び場」を紹介。実は会場の一角に、3種類の「自販機」が置いてあります。
 一つは、「謎の言葉付きおみくじ」。これは生配信の時には一つ移動して持ってきたのですが、チューインガムの販売機の中に、直方体の木が入っていて、そこに謎の言葉が書かれたおみくじが入っているのです。先程私が引いたのが「吉」「足吉」で、それぞれに「マントラ」「ピンとくる大事さ」「あげまんじゅう」「一周年」等、これまた謎の(深~い?)言葉が書いてあるのです。因みに本物のチューインガムを買う事も出来ます。また「当たり」が出ると、ラーメンが一杯食べられますよ。

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懐かしの「コスモス」(左、500円)とタオルならぬ「オルタ」自販機(200円)。

 二つ目は、「コスモス」。40代以上の皆さんは、遊んだ、見たという人もいるでしょう、私も見た事がある人の一人です。こちらは500円で、何やらがっかりするおもちゃが出てきます(こちらも当たりが紛れ込んでいます)。私が配信中に引いたら、「エーリアン」と書かれた箱の中から、山梨限定ヒーロー「(海ナシ戦隊)ヤマナシマン」の一人「フジサンブルー」の人形と、宝塚歌劇団の夢路ほのかさんのブロマイドが出てきました。
 スタッフによると、この「エーリアン」の箱だけで原価90円もするレアなもので、このコスモスの自販機はオークションで30万円超で競り落としたものだそうです。まぁまぁ外れでない商品だった気がします。

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「コスモス」の中のディスプレーには、「パックマン」(卓上型)が!!

 最後の一つは、温泉宿のタオルの自販機。しかし中身は、「オルタ」や「レトルトカレー」なんだとか。「オルタ」って何だ?と思う方は200円で試してみてください。
 因みに「コスモス」の中のディスプレーに入っていたのは、昔懐かしい「パックマン」(卓上型電子ゲーム機版)。これ、実家にありました!電源は入るのでしょうか?いやぁ、私の世代にはたまりません。

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黒亭ラーメンのスープには一面焦がしニンニク。きくらげも食感が良い。

 今年から、ふくしまラーメンショーが変わったのは、会場だけではありません。
 電子マネーでも購入できます(nanaco、交通系ICカード、WAON、楽天エディ、iD)。チャージはnanacoのみ可能です。
 またラッキーデー企画として、毎日日替わりで、該当する地域に住む方にドリンクを抽選でプレゼント(当たりは1日200人まで)。総合案内で免許証を提示すると、1回ガラポンが回せます。スタッフに聞くと「およそ半分に近い割合で、『当たり』が出る」そうです。きょうは「いわきデー」(いわき市民)でした。あすは県北デーですよ!

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おみくじを…箸置きにしてみた。案外いける。

 そしてここが大事!今回は第1幕、第2幕で、店が変わります!ブログで触れたひるがお・黒亭・かわらをはじめとして、前半8店の味が楽しめるのは、5月1日(水)まで!最終日は午後3時で終了です。中テレのウェブサイトでよく確認の上、食べ損ねの無いようご注意くださいませ。
 そうそう、私は配信中食べられなかったので、自腹で「熊本黒亭ラーメン」を食べてきましたよ。
 焦がしニンニクの香りが食欲をそそり、豚骨の旨味はしっかり、でも後味は軽いので、重くありません。麺はやや細めでしょうか、でももちプツの食感で、こしがあります。きくらげのスライスがアクセント。肩ロースのチャーシューは、標準で2枚入っています。ニンニク油がスープに蓋をしているので、最後まで熱々で楽しめますよ。

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完食をすると、メッセージが…。

 完食すると、底からメッセージも出てきます。第1幕は、地震の被害に遭った熊本と札幌みそのの「札幌味噌らーめん」を食べて、復興応援をしようと考えていますが、3杯目をどうするか。悩みます~。
 「ふくしまラーメンショー2019」は午前10時から午後8時まで(最終日は午後3時まで)で、ラーメンは全店共通1杯800円のチケット制(会場でのチケット販売は閉場15分前まで)。トッピングは各店で注文時に現金精算です。
 第1幕は5月1日(水)まで、第2幕は5月2日(木)~6日(月)までです。5日はあっという間に経ってしまいます。是非お早めにお楽しみください。

追記:次回LINE LIVEとYouTubeの生配信は、5月2日(木)10:30を予定しております。是非ご覧ください。

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2019.04.26take a walk with a camera in Ohtama Village 2

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面をつけない神楽「五人舞」。

 午後になると神原田神社には、地区の人たちが老若男女集まってきます。
 面をつけない5人の舞から始まり、様々な舞が次々奉納されていきます。

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榊を持って舞う「榊舞」

 一人での舞や…

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これが決めポーズ?腰が辛そうな「四ツ舞」

 扇を持った舞…

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二人が戦う「諏訪・鹿島舞」。青い面の方が敗れる。

 二人が戦う舞に…

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動きも顔もユーモラス?「燈明舞」

 コミカルな舞…

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「矛舞」

 決して大きな地区ではありませんが、250年の伝統の中で様々な舞が伝承され、大事にされている事がうかがえます。豊かな文化が残っているものです。

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神楽が進むにつれ、合間に本音が…。

 笛や太鼓も、舞を盛り上げます。しかし2~3曲終わったところで、こんなつぶやきが…。
「酸欠になる…」
「足がつる…」
 全力ゆえの大変さなんですね。

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 そして天狗様が登場。
 鼻を突きあげ、威風堂々の振る舞いです。

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堂々たる天狗様です。

 今までで一番巧く出来たそうですが、それでも先輩方からは更に改善できる、との声が…。
 神楽は奥が深いのです。

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狐様、登場(「天狐舞」)

 神楽も終盤になると、買い物袋を持った子どもを始め、多くの人が神楽殿の前に集まります。
 すると、狐様が登場。手には何やら持っているようです…。

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餅を撒き始めた!

 二人が向かい合ったり、すれ違ったり、暫く舞を舞うと…
 餅撒きが始まりました!

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下では老若男女が騒然と争奪戦が…。

 こればかりは大人も子どもも真剣勝負。遠慮はありません。買い物袋に入らない時は、すぐにしゃがんで拾います。縁起ものですし、一つでも多く「福」を拾いたいもの…。
 子どもたちの「戦利品」の中には、餅に紛れて、五円玉に「大吉」と書かれたリボンがまかれたものや、お小遣い程度ですが現金そのものも。
「やった~」「良いなぁ…」
 戦利品の見せあいっこで、盛り上がっていました。

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子どもたちも、いずれはこのように神楽を奉納する事だろう。

 この子ども達も、地元の小学校で4年生になると神楽を習います。将来は神楽を舞い、そして餅を撒く側に回る事でしょう。因みに春の祭りでは狐が餅を撒きましたが、秋の祭りでは猿が撒くそうです。

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2019.04.25take a walk with a camera in Ohtama Village 1

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大玉村の桜は、先週末が最後の見頃だった…

 2週に1度巡ってまいります『ゴジてれChu!』の「ぶらカメ」のコーナーです。
 今回は、大玉村に出かけて参りました。そのこぼれ話を…。

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神楽殿(手前)と神社

 村のグラウンドのそばに神社があり、スーツを着た方々が社殿を出たり入ったりしています。外にはお神輿もあります。話を伺うと、
「きょうは春祭りで、午後から神楽もある。」
との事でした。
 私たちのお邪魔した神原田(かみはらた)神社は古くからある神社で、昔は6つの神様を祀った事から、「六社様」と呼ばれていたと言いますが、明治期に今の神原田神社と名前が変わったようです。社殿は江戸時代の文政年間に建て替えられたものだそうです。

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社殿に掲げられている、文政11年の絵馬。

 中に入れて頂くと、奉納された絵馬が良い状態でたくさん保存されていました。
 年号が記されている一番古いものは文政11年(1828年)という事ですから、今から191年前のもの。その時点ではこの社殿が既に出来ていたようです。ほかにも天保年間に奉納された絵馬なども残っていて、奉納した人も今の福島市や郡山市等、遠くからわざわざ祈願に来た人もいたようです。

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天保2年の絵馬も。

 この神社の神楽「十二神楽」は250年ほど前の江戸時代から伝わるものだそうです。五穀豊穣を願い、春は4月、秋は10月の第3日曜日に奉納されています(昔は17日と日付が決まっていたそうですが、いまは平日仕事を持っている人も多く、日曜日に落ち着いたとの事です)。
 神楽は一時期、途切れた事もあったそうですが、当時の神楽の演奏を録音したオープンリールテープが残っていたそうで、それを元に40年前に復活を遂げたそうです。

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特別に、神楽のお面を見せて頂いた。

 神楽で使うお面を見せて頂くと、16もの面が…。それだけ神楽には、色々な話・ドラマがあるんですね。このお面は平成3年頃に作ったものだそう。平成最後の春の神楽も、このお面が使われます。

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天狗を舞う薫さん。天狗と対照的に、いつも笑顔。

 こちらの方は、天狗を演じる薫さん。話すといつも笑顔で、天狗とは程遠い感じもするのですが、10年ほど天狗を演じ続けているそうです。天狗は神楽でどういう位置づけか聞いてみると、
「偉そうにしているだけ。」
との事ですが、鼻を上に向けて天狗らしさを演出しなくてはならないのだとか…。

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天狗の面の裏側。小指も通らない位の穴が4つだけ開いている。

 因みにお面の裏を見せてもらうと、小指の太さよりも小さい穴が、目と鼻のところに開いています。
「視野も狭いし、結構呼吸が辛いんです…。」
 実際に舞う人ならではの苦労も教えて頂きました。

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こちらのお面の方が、素の薫さんに近い?!

 それでも必ず話の途中や終わりは笑顔に戻る薫さん、何だか大黒天などの福々しいお面の方が、薫さんに似合いそうな気もします。

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国の天然記念物「馬場桜」。生命力に驚かされる。

 午後の神楽まで時間があるので、村の中をぶらぶらしていると、名木「馬場桜」を見つけました。種蒔き桜とも言われ、春の訪れ、農作業の始まる時期を告げてくれるエドヒガンザクラです。去年の強風で根っこがひきちぎられるように倒れるも、去年に続き今年も細い枝から花を咲かせていましたよ!
 樹齢1000年とみられ、本来は樹高15m幹回り7mあった桜で、国の天然記念物にも指定されています。強い生命力と、何より地元の皆さんの愛情を受けて、今年も私たちの目を楽しませてくれています。樹勢がどんどん盛り返して行ってくれる事を、祈るばかりです。

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相応寺の枝垂れ桜。敷地内で離れても全景が画角に収まらない位の威容を誇る。

 桜と言えば、こちらも立派でした。相応寺(そうおうじ)の枝垂れ桜です。樹齢350年と言われる一本桜ですが、全体を撮ろうとしてもなかなか画面に入りきらない位、見事な大きさを誇ります。

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相応寺の桜の下に集う、高校の同窓生の皆さん。

 その桜の下にやってきた方々がいました。神奈川県の高校の応援団や、バトン部の先輩後輩という皆さんです。
 実はこのメンバーの一人が地元大玉村の旅館のご主人で、そこに泊まりながら交流を深め、桜を見に来たそうです。

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「ふれ~、ふれ~!」ポーズが決まっています!

 お願いをすると、当時の応援団長がエールを見せて下さいました。お寺の境内なので声は抑えめでしたが、きびきびとした格好良い振りは、卒業してからの年月を感じさせないものでした。
 折角だから、女性のバトンも見てみたかったですね。当時もマドンナ的な存在だったそうです。綺麗な方でした。

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三色もちセット(500円)。小さな冷ややっことみそ汁付き。

 お昼は、村の農産物直売所へ。地元のお祭りの日なので、めでたい御餅を頂く事に。
 「三色もちセット」は、500円であんこ・きな粉・お揚げで包んだ3つの餅と、豆腐に味噌汁がついた、リーズナブルなセットです。ちょっと珍しいお揚げの餅は、お揚げにしみた甘辛味が餅にマッチ♪。また餅自体が美味しくて、よく伸びました。十分お腹もたまって、午後のロケのエネルギー充填完了です。
 さぁ、十二神楽を見に行きます。(つづく)

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