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Pride of Shoshi


 全国高校サッカー選手権大会1回戦。
  尚志0−3広島皆実

 前半、プレッシャーの速い広島皆実。対する尚志は、その寄せに対して交わすプレー(フェイントを入れる、パスを出す、ワンツーで崩す)が出ないし、逆サイドという意識が低い。パスの受け手となる選手の動きが鈍い。いつも出来る筈のプレーが出来ない。
 逆に広島皆実に、尚志が目指すパスワーク・サイドチェンジ・運動量を見せ付けられる。
 先制点は、左サイドをえぐられ、ファウルをしてしまってのFKから、折り返してヘッドでつながれての失点。2点目は、ドリブルで上がろうとするところを奪われてパスワークから失点。3点目は、折角出たボールを動かずに待ってしまった為に、寄せの速い広島皆実にさらわれての失点。
 それでも前半終了間際に、逆サイドの意識、球離れの速いプレーが出始め、尚志らしさをちらりと見せて終了する。いつもの尚志を知っている者としては、非常に悔しい展開。

 後半は運動量が変わる。動き出しも良くなった。パスのスピードも速くなる。内山俊彦選手もドリブルや足元のテクニックを見せる。どんどん選手を投入し、田中真之選手と江口元司選手のお馴染みのツートップにしたり、最後は渡部耕平選手をトップに入れたりと打てる手を全て尽くすが、3点差は大きかった。
 全員あきらめないプレーは素晴らしかったが、特に田中選手がFWの位置から中盤のこぼれ、サイドバックのプレッシャーまでとにかく走り回っていた。実は彼は12月のある高校との練習試合で思い切り足を蹴られて、救急車を呼ぶ大怪我をしていた。復帰を果たしたのが1週間前。彼が、足が万全でない中、ピンチになると顔を出して走り回る姿に、特に感動した。
 今気付いた。そうか、尚志イレブンを調子に乗せ、鼓舞し続けるプレーヤーは、FWの田中選手だったのではないか。いつでも、とにかく献身的に、ボールの無いところでも走り回っていたっけ。その姿が、残る10人の動きを引っ張っていたのではないか。けがが無ければ恐らく先発だったであろう。もし先発して前線でとにかく動き回ってくれたなら、もっとほかのイレブンの動きも前半から良くなったのではないか。

 勝負にたら・ればは無い。事実として敗れた。
 勝負への執着心を捨てなかった尚志のプレーに拍手。だから、サッカー部の「Pride of Shoshi」という言葉を体現してくれた試合だったと思う。
 ただ、ここで終わらないで欲しい。尚志のプライドは、この敗戦をばねに来年度にもう一回り成長する為のものである筈だ。そして県内のほかの高校には、そのプライドにぶつかり、上回る力をつけて欲しい。

the scene


 高校サッカーの番宣が流れている。ナレーションをとった時には原稿しか手元に無かったので映像は見ていなかったのだが、完成品をテレビで見てちょっとびっくり。喜ぶシーンのあと、悲しむシーンのワンカットに、去年の尚志のキャプテンの映像が使われているではないか!!ナレーションと字幕は各放送局でつけるのだが、映像は全国共通の筈。って事は、彼の映像が全国でばんばん流れているという訳。確かにあの表情は、カメラのズームと言い、撮った瞬間といい、印象に残る映像だったものなぁ…とちょっと感慨深かった。
 30秒バージョンの北乃きいちゃんの笑顔のあとのファーストカットが彼である。尚志ファンはチェックしてみよう!

 それにしても、きいちゃんは相変わらず魅力的である。

get cramp


 昨日は朝ズームの中継、移動して午後2時55分から年末スペシャルの生放送。特に後半の報道部分は中川キャスターとともに立ちっぱなしの2時間余りの放送だ。
 何とか放送を終えて、そのまま忘年会になだれ込んだ。

 翌日、痛さで目が覚めた。足がつったからだ。立ちっぱなしがこれほどこたえるとは…。運動不足を体に教わる年末であった。

 因みに中山アナの日記にもあるように、今年の年末スペシャルでは「ゴジ」てれに合わせて今年を5字で表現していただいた。最後に出演者全員も今年の5字を書いたのだが、私は「厄を落とす」。前厄だったのだが、結構辛い事が多い一年だった(そりゃ、良い事もありましたよ。小さな幸せや喜びを見つけるの、そこそこ巧い方ですから)。しかし今年は元日から側溝に足を突っ込んで打撲をするという、何ともさえない一年のスタートを切ってしまったので、来年も「厄を落とす」一年にしたいと思う。

 私から皆様には「君に幸あれ」という5字を送らせていただきます。
 そして、「俺に幸あれ」(^^)

the first train in Minami-Aizu


 鉄道ファンの皆様には常識なのかも知れないが、雪国の電車の朝は凄い。
 けさはズームの中継で南会津町のお店から、ラーメン・そば・うどんが一つの丼に入って楽しめる三色合体麺を伝える為に、朝5時半頃から店の外でスタンバイ。すると朝の一番列車が走り出した途端、パンタグラフと架線の接触するところから凄い火花と音を出し始めたのだ。まるで溶接作業を見ているかのような…それでいて朝一番列車が動いたのを知らせる汽笛がわりのような、美しくも驚かせる光と音。電気が漏れるジィッという音とショートした時のバッという音が混じりながら、緑、赤、白、様々な光がパンタグラフとともに移動していった。
 恐らく架線についた氷が、通電するパンタグラフに削られながら、あんな光と音を出したのだろう。余りの大きさと鮮やかさにすっかり目が覚めた。

 雪国の朝の鉄道は凄い。

an omelet with a filling of ketchup-seasoned fried rice


 尚志高校サッカー部の阿部昌裕選手のご自宅に、先日取材でお邪魔した。理由は阿部選手の「一芸」を撮影する為。その一芸とは、料理だった。

 県大会決勝の前に、所謂レギュラー選手を中心に取材をする。そんな中、阿部選手から「卒業後は料理の専門学校に行く」旨を聞いたので、得意料理を尋ねると「オムライス」との答。「卵料理って、難しいんじゃないの?」と問い返すが、「いやぁ、でもこれが得意なんです。」との事。あざとい私は「これは実況と、県代表になった時の放送ネタになる。」と一人悦に入っていたのだが、今回ローカル放送で紹介すべく、カメラ取材に伺ったという次第。

「きっかけは、小学校の家庭科の授業です。料理を作ったら面白かったので…それ以来ですかね。」
 たまには自分でお弁当を作っていって、チームメートが食べる事もあるという。
「巧くいくかな?緊張しますね。」
 そう言いながら、撮影はスタート。鶏のもも肉50gを中火で炒め、色が変わったらたまねぎを。透き通って焦げ目がついてきたら、ご飯1膳分を入れ、塩・胡椒少々。ケチャップを入れる。
 私はケチャップを入れすぎていつも濃い味のライスになってしまうのでポイントを聞くと、
「淡いオレンジ色くらいが、良いと思います。」
との返事。これは分かりやすい。
 チキンライスを炒めたら、フライパンをちゃちゃっと洗って、肝腎の卵へ。
 卵2個を溶いておき、フライパンが熱くなったら一気に流し込んで、薄く回し広げる。気泡を菜箸の先でちょんちょん突っついて、まだ上辺が液状の時にチキンライスを乗せ、フライパン奥側を中心に卵をチキンライスに寄せる。あとはフライパンを火からおろして、左手にフライパン、右手に皿を乗せ、フライパンを覆うように皿を被せたら「えいっ!」とひっくり返す。
 何と言う事でしょう〜♪阿部昌裕作、綺麗なオムライスの出来上がり。やはりレギュラーは本番に強い。一発で見事な形のオムライスを作ってみせた。

 当然、試食は私。外にケチャップをかけるので、中のチキンライスは薄めの味で十分。素材の味は生きているし、卵も薄くて柔らかくて、本当に美味しかった。本人も「満点に近い出来。」だそうだ。

「将来は調理師になって都会で店を持ちたい。」
という阿部選手は、1年目で和洋中全般を学び、自分の極めたい分野を決めて2年目にジャンルを絞って学ぶという。
「チームメートからも『サッカーは止めないほうが良いんじゃないの?』と言われるんですが、調理師の夢の為にサッカーはあきらめます。だから一生懸命プレーして、1試合でも多く勝ちたい。」
と最後のサッカーの大会にかける意気込みを語った。

 全国高校サッカー選手権大会は、プロを目指す選手から、サッカーとは違う道に進む前の最後の大会という選手まで、様々な夢を持ったイレブンの集う場所。今年はどんな選手が、どんな夢に向かってプレーするのだろう?楽しみだ。
 そして美味しいオムライスを頂いて、「3年後は、7〜800円払わないと食べられないオムライスだったりして…。」と思いを馳せ、ちょっぴり贅沢な気分も味わえた。

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