アナウンサー

アナウンサー日記

感想・メール

2018.12.21legend

 私は洋楽に疎かった。今も疎い。だからその音楽を聞いた時には有名なのかどうかすら分からないが、名曲ゆえに何度もその音楽が流れ、使われ、耳に残るほど触れ、後に有名な曲と知る事が多い。The Jackson 5しかり、Carpentersしかり…。この映画を観て、(洋楽好きの方には申し訳ないが)この曲もあの曲もQueenなのかと…それは確かにすごいミュージシャンだったのだと再認識した。
 そんな洋楽に疎い人にも楽しめるのが映画『ボヘミアン・ラプソディ』だ。伝説のロックグループQueenが誕生する時から、グループの中の紆余曲折もありながら4人の才能がばっちばちに火花を散らしながら輝き続けた瞬間瞬間を、主人公のフレディ・マーキュリーの視点から描いている。フレディの才能が周りの才能とぶつかり、自分しか見えなくなり、そして大切なものに気付く…。
 観ていて、フレディの喜び・辛さ・悲しみが痛いほど伝わってくる。出会いや人に恵まれるかどうかは凄く大切で、でもそれ以上に、本当は出会いや人に恵まれているのだという事に気付けるかどうかこそが、人生を大きく変え、生きがいを感じられるものなのかもしれない。青い鳥はすぐそばにいたのだ。泣けた。そして私も少し救われた気がした、青い鳥は気付かないだけで近くにいるのかも知れないと思えたから…。

 私が観たのは平日の昼の回。私の年代以上の方が多かった。白髪の方も目立つ。
 そして上映終了後…男性トイレには多くの人がいた。そう、この映画、予告編を入れると2時間半近いのだ。昼の回という事は昼食後、人によっては温かい麺類を食べてスープをしこたま飲んだ人もいるだろう、私も定食を食べたあとにコーヒーを飲みながら観ていた、そう、私の年代以上の人にとって水分摂取量や利尿作用を催すものの摂取は、心穏やかに映画に集中できるかどうかを大きく左右する。私も終盤、中座せずに済むかちょっとドキドキした。Queenの映画ゆえに、私以上の年代の方も多く見に行くだろう、そういう皆さんはくれぐれも上映時間、トイレに行かずに済む水分摂取量にしておく事をお忘れなく。
 県内では郡山テアトル、フォーラム福島、イオンシネマ福島、ポレポレシネマズいわき小名浜で観られる。

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2018.12.18tempura set reasonable in price

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郡山市「天ぷらめし ひで」。新さくら通りぞいにある。

 先日髪を切りに行ったついでに、『ゴジてれChu!』で放送されたお店でランチを食べてきた。
 『天ぷらめし ひで』は、揚げたての天ぷらをリーズナブルな値段で食べられる店だ。最初に注文するセットなどを券売機で買うのだが、私は迷わず番組で紹介していた、天ぷら7種にご飯・みそ汁がつく「天ひで定食(890円)」を(追加したい場合は現金で買う事も出来る)。

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天ひで定食。まずはかき揚げと半熟卵の天ぷらが揚がる。

 店内はカタカナの「コ」の字型のカウンター様式のテーブルがあり、中央で店の人が天ぷらを揚げている。この定食は天ぷらを何品かずつ揚げたてでもってきてくれる。最初に「かき揚げ」と、これが珍しいと思うのだが「半熟卵」の天ぷら。ご飯とみそ汁はおかわり自由との事。これが楽しみで実は朝を軽くしてきたのだ♪この日のみそ汁は白菜・大根と、冬を感じる具材。

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半熟卵はつまむと、ぷにっとへこむ。

 かき揚げは、天つゆにつけてもさくっとした衣で、中の野菜の甘さと天つゆとの相性が良い。
 そして卵はご飯の上で割る。ご飯に運ぶべく箸で摘まむと、中の半熟も手伝ってか「くびれ」が出来る。

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割ると、黄身がとろ~り…。だし醤油で頂く。

 ご飯の上に慎重に載せ、卵を割る。黄身がとろ~~っと白くてつやつやのご飯に流れ出る。ここに天つゆかだし醤油をかける。私はだし醤油で……
 これは美味い。天ぷらだから、だし醤油が衣のついた白身に絡む。卵だけでもご飯一杯いけそうだ。

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その後も、頃合いを見て揚げたてを出してくれる。

 その後は…食べるのに夢中で順番を忘れてしまったが、イカ・海老・鶏もも・野菜2種(この日はカボチャと茄子)が出てくる。イカが柔らかい。茄子は油と本当によく合う。カボチャの甘さは、アクセントとなる。
 視野が狭くなって気付かなかったが、テーブルにはお新香(この日は白菜)と天ぷら用の塩もあった。
 結局ご飯とみそ汁をおかわりして、腹十一分目位で店をあとにする事に。季節は冬だが、食欲は秋のままだった。半年前の健診から3kg太ってしまった私、本気でダイエットを考えねば…。舞茸の追加を我慢したのが、せめてもの救いか…←ってただの言い訳。

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2018.12.14for the better way of presentation

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企業向けのプレゼン能力向上講座が開かれた(取材映像の画面を接写したので、映りが悪くて済みません)

 福島県の人は「PR下手」と言われる事があります。確かに、福島県の農産物は美味しい、日本酒は全国新酒鑑評会で6年連続の金賞受賞数日本一、温泉も豊富で風光明媚な所も多い…もっと評価されても好いように思いますが、原発事故の風評を別にしても、まだまだ魅力や良さが伝わり切っていない感じもします。それは県内の企業も同じようです。PRやプレゼンは大事、それは2020年の東京オリンピック・パラリンピック誘致の際の「おもてなし」プレゼンでも感じられた事。そこでそんな企業の求人力を高めるちょっと珍しい講座が、先日西郷村で開かれました。それは自社の魅力を巧く伝える力=プレゼン能力を高めるための講座です(今日はその講座の模様を取材・放送したので、その放送内容とこぼれ話を書きたいと思います)。

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(一社)産業サポート白河の角田さん。プレゼン講座の発案者。

 県内でも企業向けのプレゼン能力向上講座は恐らく初めてらしく、これを企画したのが県南企業の振興を支援する一般社団法人「産業サポート白河」で、発案したのは角田祥隆さん。角田さんは以前、『ゴジてれChu!』の月曜の料理担当でパスタ世界大会の初代チャンピオン山田剛嗣さんを招き、学生と企業が山田さんの料理を食べながら交流する場を設けるなど、新たな角度から企業と学生の「仲立ち」をしている人で、去年もその様子を取材・放送させて頂きました。その角田さんは、合同企業説明会等で気になった事があったと言います。
「企業のPRタイムがあったのですが、会社に魅力があっても、それが十分学生側に伝わっているのかな?採用担当者が魅力をキチンと学生たちに伝えられないと人材マッチングに繋がりにくいのでは?と疑問に思ったのです。」
 角田さんは人事経験者を第一条件に、企業のプレゼン力を高める講師を探します。その中で、角田さんは或る人を見つけました。
「俳優が教えるプレゼンテーションとはどういうものなのか、に興味がわいたんです。」
 角田さんが白羽の矢を立てた講師は、岩下宏一さん。実は、劇団四季の元俳優という異色の経歴の持ち主だったのです。

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講師の岩下さん。昔の写真パネルを持っていくと、同じ表情をしてみせてくれた。

 岩下さんは京都大学卒業後、某有名企業の人事で働きます。しかし或る時、人事は人事でも「ミュージカル俳優の採用過程」に興味を持つと、ミュージカルの専門学校に通って劇団四季に何と一発合格。4年に亙って『ライオンキング』など3作品500ステージに出演します。退団後は「人事の経験を生かせる企業に」と、別の企業に就職し、他社の人材採用を支援する業務や自ら人事部長として採用経験を積み、その後人事コンサルティング関連の会社を作って独立と、まさに「人事」が天職の人なのです。
 インタビューの際、事前に岩下さんから頂いた劇団四季時代のご自身の拡大写真を持っていくと、カメラの前で
「私、こう見えますが、(自ら拡大写真を顔の横に並べ)劇団四季にいました」
と、テレビ的なカットの撮影もこなして頂くなど、とてもサービス精神旺盛な方。
「出来れば、劇団四季時代の歌を一節…」
と無茶なお願いにも
「心配ないさ~♪」
と、衰え知らずの美声を披露して下さいました。

「プレゼンの仕方で学生の採用は正直変わるものですか?」
と伺うと、間髪を入れず
「変わります。自慢ではありませんが、私が説明すると、前の年の倍の応募がありました」
と、経験が裏打ちする自信を見せていました。
「大事なことは2つあって、一つは話の組み立て方、もう一つは話し方です。」

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参加者を前に、熱く語る岩下さん。4時間の講座があっという間だ。

 今回の講座には、県南の企業の採用担当者約30人が集まりました。岩下さんは、スライドを使いますが、基本的に参加者の目を見て、時折参加者の座るテーブルの間を歩きながら、劇団四季で学んだ舞台での伝え方、コミュニケーションに必要な事を次々と語っていきます。
「1対多でも、要所要所で考える間をとる事。間というのは、いけないものではない。人は間で考えるんです。」
「皆さんが伝えるのはこの1点だけ、応募者にとって何が良いのか、どんな未来が待っているのか、という事をとにかくアピールする事。」
「ポイントは少なければ少ない方が良いし、10伝えて1しか残らないよりも、3伝えて2残った方が結果良いんです。」
 他にも昔話を例にとった「記憶に残りやすいストーリー構成」や「なぜ劇団四季では、語る前に聞く事を大切にするのか」、「美しい姿勢、してはいけないモーション」等、アナウンサーとしても勉強になるような方法論が、岩下さんの口から溢れ出てきます。
 しかも岩下さんの講座は、コツを学んだら即実践。ほかの参加者を応募者に見立てて何回も練習する機会を持ち、参加者自らがコツを具体的に生かす話し方に挑戦し、それを岩下さんが見て回ります。
 参加した担当者からは、
「自分の喋り方はあまりよくなかったと気付けたが、気付きだけではなく、やはり練習が必要と思った。」
「ワークが凄く多くて、実践を通しながら学べるのが良かった。」
「今後の採用という部分で、プレゼンの仕方、その前の段取りをしっかりすべきと勉強した。」
等、プレゼンに必要なエキスが身に染みた様子。
 岩下さんを呼んだ角田さんも、
「目から鱗。ダンサーに学ぶ立ち居振る舞い、今まで気付かなかった自分の癖とか欠点なども気付いた事が多かったのではないでしょうか?(参加した皆さんには)就活が解禁される来年の2月~3月に向けてしっかりトレーニングに励んで頂ければ」
と、プレゼン力向上に期待していました。
 県内の有効求人倍率は10月現在1.50倍と「売り手市場」が続く中、企業の皆さんは「応募者が未来を思い描ける」プレゼンにすべく、研究が続く事でしょう。県内企業の良さや魅力が今まで以上に、県内外の応募者に通じるよう願います。

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2018.11.12A bowl of rice topped with mutton and tofu

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福島市の「めし ひろ田」へ。上町テラスの中の1つ。

 先月ブログに書いていた二本松の長編エピソードの番外編です。

 二本松で美術展を見た後、「芸術の秋」の後は「食欲の秋」、福島市でお昼を食べてきました。大原綜合病院の隣、5月に『ゴジてれChu!』の中継で紹介した福島市「上町テラス」の中の一軒、「めし ひろ田」です。
 この店は熟成肉などを提供する「たなつものSHOKUDOU」等のグループの店の一つで、代表の廣田さんの経営する店です。
 食べてきたのは、「マトンめし」(750円)。ご飯の上に豆腐とマトンがたっぷり載って、中継でも美味しそうだったんですよね。個人的にはマトンの「くせ」が少々苦手ですが、行ってみました。
 ちょうどお昼に行くとカウンター席が空いていましたが、私が座って5~6分も経つと店は満席に。人気なんですね。

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これが「マトンめし」と追加トッピングの煮卵。肉の色の濃さが好い。

 何でも福島ではかつてマトンを食べる文化があったとの事。そこに、店のコンセプトである「バランス良い食事(主食・主菜・副菜・発酵食品)」を合わせて生まれたのが「マトンめし」です。
 カウンター席の前の大きな鍋でマトンを煮ていて、つやつやのご飯に、100年以上の老舗の大黒屋豆腐を載せ、その上に目の前で鍋からマトンをよそい、その煮汁をかけて、刻んだネギを載せて出してくれます。

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横から見るとこんな感じです。こちらはご飯が大盛り。卵が傾いて、黄身が…。

 今回は煮卵(100円)を追加してもらいました。黄身がたれてきています。これだけでも「映える」写真ですねぇ。そこに鼻をくすぐる美味しそうな匂いも漂います。
 れんげで食すと…マトンがじっくり程よい甘辛さで煮込まれていて、マトン特有の匂いは殆ど気になりません。これなら美味しく食べられます。また豆腐との味や食感のバランスも好いですね。ねぎやお漬物で口の中をさっぱりさせつつ、ばくばくいけます。因みにランチの時間は、ご飯の量を無料で調節できます(私は大盛りで。特盛りだけ50円増し)。

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食べ終わった後に気付く、目の前の追加用たれ…。丼に目が釘付けだったからか。

 食べ終わって、テーブルに「豆腐めし(マトンめしのマトンなしバージョンですね)・マトンめし用たれ」が置いてありました。味をもうちょっと濃くしたい人には、好いのでしょうね。気付くのが遅かった、かけてみたかったな。

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食べ終わった後は満足満腹、空のように爽快な気分だった。

 「めし ひろ田」はランチと夜の営業で日曜が定休、車で行く場合は近くの有料駐車場に止める必要があります。ま、ランチなら30分100円の駐車場代ですから、負担は少ないでしょう。リポーターの鈴木美伸さんによると「夜もリーズナブルでお勧め」との事でした。福島で知人と飲む機会があったら、利用してみようかな~。

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2018.11.11the final of Fukushima high school soccer tournament in 2018

 更新が遅くなりました。11月3日の話を書かせていただきます。


 全国高校サッカー選手権大会の県大会決勝が行われた。

尚志 1-0 学法石川 (尚志は5年連続10回目の出場)

 試合2時間余り前、両チームが会場の郡山市西部サッカー場にやってきた。学法石川の稲田正信監督と尚志の仲村浩二監督は、前日、某入浴施設でばったり会ったそうだ。
「昨日、ユニホームを決めておけば良かったね」
と冗談を交わす。その後の審判の判断で、今回は尚志がエンジ、学法石川が紫、どちらも正ユニホームで戦える事が決まった。

 バックスタンドには生徒を中心に応援団が集まる。尚志は今年、初めて県大会決勝で1年生全体の応援が入った。決勝当日の土曜日を登校日とし、月曜日を振り替え休日としたという。学法石川は、全校応援という力の入れよう。特にほかの運動部が、それぞれの活動着(ジャージー等)で応援に駆け付けた。
 ホームスタンドには、それぞれのチームカラーを身にまとった保護者が集まり、ユニホームと同じ色に染まった。実況席に座るとこの声援の大きさに、決勝は毎回ボルテージが上がっていく。これは見ている人も、チームも同じだろう。

 学法石川は、夏の県大会で尚志に0-6で敗れている。3年前の選手権決勝では、延長で決着がつかずPK戦でやはり敗れた。2つの意味での雪辱戦となる。稲田監督は前半無失点でいくゲームプランを立て、守備陣には「抜かれてもカバーリングをする事、その為の選手間の距離感を大切にする事」を徹底させた。「ゴールネットを揺らされなければ、問題ないんだ」、そう言って選手を送り出した。
 選手はそのプランを忠実に実践すべく、尚志の突破やスルーパスをことごとく封じ、前半を0-0で折り返した。
 後半は学法石川も攻撃に転じていく分だけ尚志にも攻める「隙」が生まれ、立ち上がりから積極的にパスを回し、シュートを放つ場面が増える。
 試合が動いたのは、40分ハーフの後半38分。尚志の吉田泰授選手が左足でクロスボールを入れると、ボールの向かう先にはエンジのユニホームが3人。その中の1人、二瓶由嵩選手のヘディングが決まり、福島県出身選手のアシストとゴールで尚志が均衡を破る。
 ところがその後に出たアディショナルタイムは4分。学法石川にもチャンスがあったが、ゴールネットを揺らせず、1-0で尚志が10回目の選手権出場を決めた。

 敗れた学法石川の稲田監督は、
「前半はプラン通りでした。選手もいけるとなったと思います。後半はもう何回か攻めたかったが運動量が足りず、ツートップが孤立しました。まだまだだと、思い知らされました。
 足りないもの?全てです。技術も気持ちもフィジカルも。あれだけ守っても、攻める事が出来ないとね…。
 前半に勝負が決まるような試合ではなく、良い所もあって、会場を含めてこっちのペースだったと思います。0-1の何割かは、全校応援のお蔭です。普段以上の力が出ました。(チームと)同じ気持ちで応援してくれました。(ほかの部活動の部員と)皆仲が良くて、陸上とサッカー以外(大会が)終わっているから、3年生が応援してくれますよね、『他人(ひと)の為に』というのが伝わってきます。
 今年はマスコミの取材は断りませんでした。取材されるのは、選手冥利に尽きると思うんですよ。その上でどれだけ謙虚に出来るか、ですよね。
 きょうのゲームは、明日からのチームに繋がると思います。」
と、先を見据えた。

 優勝した尚志の仲村監督は、
「結果オーライです。後半でも延長でも1点とってくれると思っていました。サッカーは、1年生が全員応援に来てくれたのは今年が初めて。高校サッカーって、学校を変える力があるんじゃないかなと思います。学法石川も全校応援で雰囲気が上がってくるし、全体を引き込む力は両校の応援にあるんじゃないですかね。
 今年の決勝は苦しかったです。そして(チームが)まだ成長できるのは、確かめられました。」
と、全国大会で成長した姿を披露する自信を見せた。

 お二方とも、学校の応援について触れていたのが印象的だった。

 尚志高校は19日の抽選会に臨み、12月30日の開会式に参加、翌日以降の初戦に挑む。
 チームの合言葉である「笑ってロッカールームを出る」事が最後まで出来るか、楽しみだ。

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アナウンサープロフィール

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